2012年3月16日(金)
5月17日にバンダイナムコゲームスから発売される、PSP用ソフト『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブルが続くわけがない(以下、俺の妹P続)』。本作の特集ページ"週刊 俺の妹P続"の第10回をお届けする。
本作は、伏見つかさ先生が執筆する電撃文庫『俺の妹がこんなに可愛いわけがない(以下、俺の妹)』(イラスト:かんざきひろ先生)をゲーム化したもの。2011年に発売されたPSP用ソフト『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル(以下、俺の妹P)』の続編にあたる。ストーリーは、伏見先生総監修の完全オリジナルとなっており、伏見先生が自ら書き下ろしたシナリオも収録される。
第8回、第9回に引き続き、今回も原作者・伏見つかさ先生、ゲームの制作を担当する二見鷹介プロデューサー、伏見先生の担当編集である三木一馬電撃文庫副編集長による座談会をお届けする。今週は読者の皆さんから送っていただいた質問に答えている。また、記事の最後には加奈子のプレイ映像を掲載しているので、興味がある人はぜひ最後までチェックしてほしい。(※座談会中は敬称略)
■伏見先生に質問です。以前のインタビューで「義妹ルートの桐乃は特別仕様です」とおっしゃっていましたが、原作の桐乃とどれくらい違いがあるのか、それぞれの桐乃をモビルスーツで表していただきたいです。(P・Gさん)
伏見:おもしろい質問ですね。
二見:原作の桐乃と『俺の妹P続』の桐乃を比べてみると……ということですよね。
伏見:ゲームの桐乃は特別仕様ですので、あえて言うとすれば、原作の桐乃がユニコーンガンダムの変身前で、『俺の妹P続』の桐乃がデストロイモード発動状態という感じでしょうか(笑)。桐乃の場合、義妹だと明かされたあとは、ずっと変身しっぱなしになるわけで……それはそれは強力ですよ。
■皆さんの一番好きなキャラクターは誰ですか? 自分は桐乃です!(mono.@きりのりきさん)
三木:好きなキャラクター……。二見さんは桐乃を妹にしたいと言っていましたけど。
――ここはヒロインに限定せず、皆さんの好きなキャラクターを聞いてみたいと思います。
二見:そういうことなら、僕は高坂家の父親・大介ですね。
――その理由を聞いてもいいですか?
二見:ゲームの中で器の大きいところを見せていたりするので、そこがいいですね。父親として厳格な部分は持ち合わせているんですけど、娘のことが書いてある記事を内緒で集めているあたりがとてもいい父親だなぁと。ヒロインだと桐乃なんですけどね。
一家の大黒柱である高坂大介。二見プロデューサーいわく、厳しいようで実は娘に甘いところもギャップがあっていいとのこと。 |
三木:僕はもう、原作小説の10巻を読んでしまったんですけど、それを踏まえて言うと……。あやせですね!
――意味深な言い方ですね(笑)。
三木:これ以上は言えません!
伏見:私は、10巻を書き終えた今の心境では“10巻終了時以降の桐乃”です。
――こちらもやっぱり……。
三木:これ以上は言えません!!
伏見:デストロイモードほど強力ではないけれど、だからこそ物語を引き立たせる魅力的な変身を見せてくれるはずですので、今後の原作にご期待ください。
→こんなにたくさん質問を送ってくれたツワモノも!(2ページ目へ)
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※記事中のゲーム画像は開発中のものです。
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