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2012年3月31日(土)

『ROBOTICS;NOTES』にかかわれたのは必然――主題歌『拡張プレイス』を歌うZweiにインタビュー!

文:ごえモン

『ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)』
▲主題歌を担当するZweiのお2人。

 5pb.(MAGES.)から、6月28日に発売されるPS3/Xbox 360用ソフト『ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)』。その主題歌を担当する音楽ユニット・Zweiにインタビューを行った。

 『ROBOTICS;NOTES』は、『CHAOS;HEAD(カオスヘッド)』『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』に続く科学アドンベンチャーシリーズ第3弾。ロボット・拡張現実・夢をテーマに99%の科学と1%のファンタジーで構成されたヒューマンストーリーで、ロボット格闘ゲームしか取り柄のない主人公が、そのプレイスキルで世界を救うことになる。キャラクターCGが3D化されており、3Dならではの動きのある演出が、キャラクターの魅力を引き立てる。

 インタビューでは、主題歌『拡張プレイス』の聴きどころや収録の感想などのお話を伺った。その他、主題歌を担当することになった時の感想や『ROBOTICS;NOTES』に対するイメージについても聞いているので、ぜひチェックしてほしい。

『ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)』

――『ROBOTICS;NOTES』主題歌担当のお話を聞いた時の率直な感想をお願いします。

Ayumu:以前からロボット系のアニメやゲーム作品にかかわれたらと思っていたところで、今回こんな形でお話をいただいてすごくうれしいですし、気持ちよく歌わせていただきました。

Megu:先程Ayumuさんも言っていたように、今までポップスやロックシーンで活躍していた中、最近はゲームの世界にも進出させていただいていました。そんな中、Zweiってロボット系の曲とか戦隊物とか、そういうのが合ってるんじゃないかっていうお声が数々あったんですよ。そういった声があった中で『ROBOTICS;NOTES』の主題歌というお話がきて、Zweiがかかわれたのは偶然というか必然だったのではないか(笑)というくらい気合が入っています。

――科学アドベンチャーシリーズの第3弾『ROBOTICS;NOTES』に対して、お2人はどのようなイメージを持っていましたか?

Megu:最近『STEINS;GATE』をクリアしまして、今『CHAOS;HEAD NOAH』の方をプレイしているんですが、このシリーズって“1つの教科書みたいだな”って思ったんですよ。科学という分野で自分のわからないことがいろいろ説明されているから勉強になるし、これは教科書になるんじゃないかと。

 遊びながらそういうことを学べるのは、大人としても子どもとしてもいいのではないかと思いました。第2弾では第1弾の要素が取り入れられているじゃないですか。『ROBOTICS;NOTES』ではどの場面が過去の作品とリンクしているのかなぁと気になりました。あと、ポケコントリガーっていうのがすごく気になるところですね。どうかかわっていくかが醍醐味なのではないかと思います。

Ayumu:私はまず科学アドベンチャーっていう名前が好きです(笑)。ゲームはあまり得意ではないんでが、この絵も好きで、こういう気持ちいい青空が大好きなんですよね。学生時代バレーボール部で青春してたんですが、それを思い出させるようなドキドキ感がすごい伝わるんですよね。だから早く映像として見てみたいなと思いました。

――主題歌『拡張プレイス』を収録した感想はいかがですか?

Megu:もともとゲームの作品に対して“自分たちで何ができるのか”って思っていたんですね。というのは、ゲームの作品の主役はそのゲームであって、アーティストっていうのはその後に付いてくるのかなって自分たちで思っているんですよね。なので、私たちの力でその主役たちをどれだけ引き立たせられるのかなっていうことを重視して演奏をしていました。

 演奏面で言うと、今回アレンジャーが大島こうすけさんという方で、今までZweiでお世話になってきた方なんですよ。すごくテクニカルな部分を作ってくださったり、キメの部分が多かったりと私たちに挑戦を与えてくれたり、いつもZweiがライブでどう惹き立つかをイメージして作ってくださる方なので、曲を聞いた時点で私たちがステージングを想像しやすい曲になっているんです。早くライブで演奏したいですね。

Ayumu:今回は『ROBOTICS;NOTES』の主題歌ということで、ボーカリストとしていろいろ考えた結果、自分の中で“皆さんの心に届くように”っていうテーマにしたんですね。音楽をずっとやっている人が歌ってますというよりも、ゲームに登場するような高校生たちが青空の中で気持ちよく口ずさんじゃうような感じに聞こえてくれたらいいなぁと思ってやらせていただきました。

――聴きどころなどありましたら、教えてください。

Ayumu:後半の部分で、皆さんで空に向かって手を振り上げてもらえたら盛り上がるなというところがありまして、そこは絶対やってほしいんですね。夏じゃないですか、夏で叫ばないでどうするっていう感じじゃないですか(笑)。そこがポイントですね、詩の中では、2番の“強く立て 僕らが生きたその証”というところが自分の中では身震いするような心の叫びのように感じたので、皆さんにぜひ聞いてほしいです。もちろん全体的にも気持ちよく聴いていただければと思います。

Megu:私としては間奏ですね。ギターとユニゾンのところがあるんですが、結構自分の中ではチャレンジしたフレーズなので、ライブのステージでは私を見てほしいです。そこの部分だけでいいので(笑)。

――最後にファンの皆様へのメッセージをお願いいたします。

Megu:皆さんが期待されている以上の仕上がりになると思いますので、心待ちにしていてください。

Ayumu:今年の夏はZweiと『ROBOTICS;NOTES』でいいスタートを切って、ここから拡張していきましょう!

『ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)』

■Xbox 360/PS3用ソフト『ROBOTICS;NOTES』オープニングテーマ
『拡張プレイス』
作詞/作曲:志倉千代丸 編曲:大島こうすけ

(C)MAGES./5pb./Nitroplus

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