ハイファンタジーの世界を堪能できる！ 『ドラゴンズドグマ』を小林プロデューサーが解説

文：電撃オンライン

――メインポーンではない、ポーン2人の装備は変えられるのでしょうか？

　装備変更は可能です。いい装備を与えてオンラインにアップロードすると、他の誰かがそのポーンをダウンロードしてゲームをプレイしてくれます。装備を与えて送っても、元のアイテムがなくなることはありません。このゲームは貸し出すことでのデメリットは用意していません。なお、ポーンは能力的な成長はありませんが、モンスターやフィールドの知識などは向上します。

――冒険できるフィールドの大きさはどれくらいになるのでしょうか？

　広さは、端から端まで最短で冒険したとして、リアルタイムで約4時間で、ゲーム中の時間で5日間くらいです。ゲーム中の1日はリアルタイムで48分に設定しています。乗り物はないので、歩くか走ってください（笑）。ただし、セットした場所まで一瞬で戻れるアイテムがあるため、そのアイテムを消費すれば一瞬で戻れます。

――市民を攻撃して死んでしまった場合、クエストはなくなるのでしょうか？

　殺すことはできないので、なくなることはありません。人の好感度で発生することはあります。他にはAのクエストをやることで、Bというクエストが発生することはあります。あと、本作ではメインクエストとサブクエストという分けかたはしていません。ただ、やっていればなんとなくわかると思うので、そこは感じとって自由に楽しんでください。

――クエストの数はどれくらいあるのでしょうか？

　詳細な数は控えさせていただきますが、かなりあります。クリアまで最短で約50時間。ボリュームはとてもあります。

――ポーンのAIに苦労されているようですが、モンスターにもこだわっているのでしょうか？

　すごく大変でした。モンスターごとに行動が異なる上に、足なのか手なのか攻撃されている場所でもリアクションが異なる。思考があるので、かなりこだわっています。また、モンスターとはいろいろな場所で出会うので、そのシチュエーションに応じて汎用的に作るのに苦労しました。

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　カプコンが放つ、大型のオープンワールドは初めてのチャレンジ。企画スタート時に小林さんは完成するのか不安に思っていたという。ところが、最初の企画書どおりに完成したことを受けて「自分の会社を褒めるのも変な話ですけど、優秀なスタッフががんばってくれて、ここまでのゲームを完成させることができました」とハイファンタジーの世界での生活を楽しめる『ドラゴンズドグマ』について、力強くコメントした。

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関連サイト

• 『ドラゴンズドグマ』公式サイト