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2012年5月1日(火)

次元違いの強さはもはやギャグ!? PSP『Dies irae』ラインハルトなど6人を正田崇さんのコメント付きで紹介【第3回】

文:ごえモン

 lightから、6月28日に発売されるPSP用ソフト『Dies irae ~Amantes amentes~(ディエス・イレ ~アマンテース アーメンテース~)』。その登場キャラクターたちを、4回にわたって紹介していく企画の第3回をお届けする。

 本作は、美少女ゲームブランド・lightから2009年12月に発売された『Dies irae ~Acta est Fabula~(アクタ・エスト・ファーブラ)』のPSP移植作。現代日本を舞台に、主人公・藤井蓮と第三帝国の闇が生んだ超人たち“聖槍十三騎士団”の激しい戦いが描かれる学園伝奇バトルオペラアドベンチャーだ。PSP版では、これまで発表されたサイドストーリーすべてに大幅な加筆を行い、新たに収録。さらに、PC版で描かれなかったエンディングが追加され、物語はさらなる“未知”に到達するという。

 電撃オンラインで展開している本作の特集ページ。その特集企画の一環として、登場キャラクターをシナリオライター・正田崇さんのコメントとともに紹介していく。連載第3回では、聖槍十三騎士団首領・ラインハルトやヴィルヘルムなど6人をピックアップ!

→第1回第2回

【ラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒ(CV:諏訪部 順一)】

「――卿ら、私を失望させるな」

『Dies irae ~Amantes amentes~』

†Status
聖槍十三騎士団黒円卓第一位“愛すべからざる光(メフィスト・フェレス)”
身長?cm 体重?kg

†Profile
 聖槍十三騎士団首領。もともとはドイツの高官だったが、あまりに有能すぎたため危険視されるようになる。後、彼は自身が暗殺されたと見せかけて闇に潜り、メルクリウスとともに騎士団を結成。配下の団員たちを戦争の裏で暗躍させ、敵といわず味方といわず滅ぼし続け、壊し続ける。彼の破壊工作はベルリン陥落時に頂点を迎えるが、その後は直属の部下3名とともに消息を絶ち、現在に至るも行方不明。

■正田崇さんのコメント

 無敵、無双、どこまでも強く恐ろしく、そして高貴に優雅で格好よく。

 それがラインハルト・ハイドリヒ。本作二大ボスの一角であり、紛れもない悪役ながらカリスマとして君臨する黄金の獣閣下。俺様の美声に酔いな諏訪部順一キングダムです。

 とまあアホなノリから始まりましたが、作中のラインハルトにギャグ要素は一切ありませんからご心配なく。いやある意味、その存在自体が次元違いでギャグ同然と言えるのかもしれませんが、これで意外に人間臭いところがある人です。特に若かりしころはそれが顕著で、その当時の外伝エピソードなども含まれているので必見です。

 彼は異様に強い。強すぎる。曰く、自分は生まれるべき世界を間違えたらしい。ゆえに己が存在するに相応しい世界を創造して流れ出させる。たとえそれが、余人にとっては息をすることすらできない地獄であっても……傲岸不遜(ごうがんふそん)な魔王の理屈ですが、そこにはラインハルトなりの情があり、愛があります。作中でグラズヘイムと呼ばれている彼の世界がどういうものか、ぜひ蓮たちとともに体験し、戦慄してください。

『Dies irae ~Amantes amentes~』 『Dies irae ~Amantes amentes~』
『Dies irae ~Amantes amentes~』

→死を喰らう者・トバルカインを紹介(2ページ目)

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データ

▼『Dies irae ~Amantes amentes~(ディエス・イレ ~アマンテース アーメンテース~)』
■メーカー:light
■対応機種:PC
■ジャンル:AVG
■発売日:未定
■希望小売価格:未定

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