2012年4月26日(木)
エレクトロニック・アーツは、イギリス・ロンドンで開催した同社のプライベートイベント“EA EU Showcase”にて、昨年11月に発売したPS3/Xbox 360/PC用FPS『バトルフィールド 3』のダウンロードコンテンツ“Close Quarters”の最新情報を公開した。
“Close Quarter”は、マップやオンライン対戦ルールが追加される拡張エキスパンション。配信予定日は6月で、価格はPS3版とPC版が1,500円(税込)、Xbox 360版が1200マイクロソフトポイントだ。
同様のエキスパンションとしては、昨年12月7日に“Back to Karkand”が配信されている。また、イベント会場で行われたプレゼンテーションでは、今後配信予定の2つのDLCも発表された。1つは戦車やヘリなどの兵器を使って巨大なマップで戦う“Armored Kill”、そして内容は明らかにされなかったが、その名前から何か想像できそうな“End Game”の2つだ。Armored Killは2012年秋に、End Gameは2012年冬に配信予定。
Close Quartersの最大の特徴は、階層がある4つの屋内マップを使って、本編のConquest(陣取り)よりも小さい規模のConquest Dominationが楽しめることだ。そのぶん、通常のマルチプレイよりも参加人数は少なく、最大16人(8人vs8人)となる。
▲追加マップ“Ziba Tower”。 |
▲追加マップ“Donya Fortress”。 |
『バトルフィールド 3』といえば、“Frostbite2”エンジンを使った破壊表現が特徴だが、Close Quartersでは“HD Destruction”という演出が取られ、本編よりも徹底した破壊が行えるという。さすがに屋敷そのものを完全に破壊することはできないが、廃墟レベルにまで落とすことはできるという。
▲狭い屋内でConquestが楽しめる。 |
▲破壊表現の例。もっと激しく破壊することも可能だ。 |
その他、10種類の武器が新たに追加され、Close Quarters内でアンロックをすると本編でも使えるようになる。さらに5種類の実績/トロフィーも追加される。
【追加される武器の一覧】
・AUG Assault Rifle
・SCAR Assault Rifle
・ACW-R Carbine
・MTAR-21 Carbine
・M417 Sniper Rifle
・JNG-90 Sniper Rifle
・L86LSW Machine Gun
・LSAT Machine Gun
・M5K Tactical Machine Pistol
・SPAS-12 Shotgun
会場には8人vs8人で対戦できる試遊台が用意され、空き時間には自由にClose Quartersをプレイすることができた。使用できたマップは中庭や地下がある邸内マップ。通常のマップのような屋外ではなく、範囲が限られた屋内での戦いなため、常に走り回って陣地の無事を確認する、そんな戦法が必要となるマップだ。
通常のルール通り、リスポーンポイントを味方の側に選べるため、味方と行動をともにしやすいが、逆に味方がピンチの場合はリスポーンした途端にキルされてしまうことも多い。これも通常と同様だ。
局地戦での戦いのセオリーと同じく、忍び寄ってからのナイフキルが強めに感じたが、開発陣に聞いたところ「撃ち合いを楽しめるように調整する予定」だという。
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