2012年4月30日(月)
ども、『電撃PlayStation』編集部のTDBです。今年も待ちに待ったゴールデンウィークがやってまいりましたね!! せっかくの連休ですし、どこかに旅行に行くもよし、仲間と遊園地などに繰り出すもよし、自宅でゆっくりゲームに没頭するもよし!! あぁ、夢は広がりまくりんぐです。
ただ、いざ始まってみたら「何をすればいいか決めきれない!!」なんて人もいるのでは!? GWに何をしようか迷っていた時間が一番楽しかった……なんてハメに陥らないよう、しっかり計画立てて休みを満喫したいものですね。
そんな僕が今年のGWに遊び倒そうと思っているのが、スクウェア・エニックスの名作S・RPG『タクティクスオウガ 運命の輪』なのです。実は最近、UMDパスポートに対応したことで、PlayStation Vitaでも遊べるようになった本作。PSPでも神がかって美しいと思っていたビジュアルが、PS Vitaのデッカイ画面でプレイできるわけです。こいつぁ胸が躍るってなもんですよ!!
▲ということで、せっかくですからPSPとPS Vitaを並べてみて、同じイベントシーンを比較してみました。やっぱ画面の大きさと発色のよさって大事ですねぇ。もちろん、まだPS Vitaをお持ちじゃない方にもオススメ。今ならお値段も¥2,940(税込)と、かなりお手ごろですよ!! |
そんな『タクティクスオウガ 運命の輪』をもっともっと知りたい!! という人にぜひ手にとってもらいたい本がこちら。その名も『タクティクスオウガ 運命の輪 ラバーズボイス』でございます。
▲こちらが表紙画像。本作を愛するゲームクリエイターや、ファンの声をガッツリ収録したファンブックとなっておりますよ!! |
せっかくですので、本書の魅力を簡単に列挙してみましょう。
『タクティクスオウガ』を愛する11人のイラストレーターをゲストにお迎えし、美麗なイラストを描き下ろしていただきました。正直、ファンならずとも必見です!!
[ゲストイラストレーター名]
藤坂公彦/風間雷太/皆川史生/森井しづき/丹野忍/huke/tomatika/文倉十/コザキユースケ/KEI/西村キヌ(掲載順、敬称略)
▲丹野忍さんをはじめ、著名なイラストレーターさんが美麗なイラストを描き下ろしてくれています。以前、『電撃PlayStation』、および『電撃ゲームス』に掲載されたコラボイラストも再収録していたりするので、お得感がありますよ!! |
物語終盤までの物語の流れを、解説テキストと豊富なスクリーンショットを交えつつプレイバック!! 戦闘時におけるキャラ同士の掛け合いを収録した“戦闘会話”は、読みごたえたっぷりのボリュームとなっております。
▲物語の核心に迫るネタバレ会話は収録しておりませんので、遊んでいる途中の人も安心してお手にとっていただけます。 |
ゲーム本編に登場する130人以上の登場人物にスポットを当て、それぞれの人となりを解説。その人物像に迫ります。主要な仲間キャラに関しては、負傷時や死亡時、除名時などのセリフも掲載しておりますので、読みごたえバツグンです。
▲なかなかレアなセリフなんかも収録しています。 |
クリエイターサイドとファンサイド、2つの視点で本作の魅力を語り尽くす本書のメインコンテンツ。“ファンへ聞く10の質問”コーナーではその名のとおり、電撃オンラインにて実際にファンの皆様にアンケートを実施し、そこに届いた声をぎっしりと収録しました。また、『タクティクスオウガ』を遊んで影響を受けたクリエイター陣へ、特別インタビューを敢行。下記のそうそうたるメンバーがその愛を語ってくれているので、ぜひ注目してみてください。
[クリエイターサイド]
鍋島俊文/竜騎士07/pako/丹野忍/RARE ENGINE/コザキユースケ/tomatika/文倉十/玉岡かがり(掲載順、敬称略)
[ファンサイド]
ファンへ聞く10の質問/ファンが考えるこだわりのアタックチーム/ファンからの質問&開発スタッフの回答
▲本作を愛する多くの皆様から、メッセージが寄せられています。読めば共感できる部分もたくさん!? |
800を超える関連用語を網羅した設定用語集コーナーは、16ページにわたって文字がビッシリ!! せっかくですので、GWいっぱいをかけて、じっくり鑑賞いただければ。
以前、『電撃ゲームス』に掲載した松野泰己さん、宮部みゆきさん、米澤穂信さんによる鼎談の他、ファン必見のスペシャルコンテンツを掲載!!
[企画内容]
松野泰己×宮部みゆき×米澤穂信 特別鼎談企画“タクティクスオウガがくれたもの”/『タクティクスオウガ』は海を越えて -海外版を遊んだゲーム情報サイトの声-/『タクティクスオウガ』オリジナル版企画概要書
▲設定資料集は文字がビッシリ!! お読みになる際は、虫メガネをご用意いただいたほうがいいかも!? |
もし記事を読んで興味を抱いた方がいらっしゃったら、今すぐゲームとファンブックを手にとってみてください。「お店に探しに行く時間がない~」なんて方は、Amazon.co.jpさんでポチッとクリックするのもオススメです。
最後に「『タクティクスオウガ 運命の輪』って何!?」という方のために、その魅力を簡単に列挙してみましょう。
ヴァレリア島の民族紛争を軸に、壮大な人間ドラマが描かれていく本作。主人公・デニムが選んだ答えにより、物語は多彩に分岐していきます。じつは本作は、約17年前にスーパーファミコンで発売されたものを、現在の技術で再構築したゲームなのですが、今遊んでもまっっっったくストーリーが色あせて感じないのが素晴らしい。ボリュームもめっちゃ膨大なので、まとまった時間がとれるGWにぜひ遊びつくしてみてはいかがでしょう。
▲とにかく登場人物が個性的、かつ人間関係が複雑。主人公が選んだ選択肢で物語が刻々と変化していくので、ボリューム満点なのです。 |
戦闘はSLG形式で進行。プレイヤーは仲間をユニット(駒)として操作し、勝利条件を満たすために戦います。ユニットの素早さや装備している武具の重さで行動順が変化するほか、高低差によって弓矢の届く距離が変化したり、属性によって付与ダメージが上下したりするので、戦略性はバツグンです。
時間をさかのぼれる独自要素“運命の輪 C.H.A.R.I.O.T.”には要注目。これはいわゆる、ボードゲームなどの「待った」に近いシステムです。例えば敵の攻撃で仲間が倒されてしまった場合。この“C.H.A.R.I.O.T.”を使えば、数手前まで時間を巻き戻し、そのキャラを事前に回復しておいたり、遠くへ退避させたりできちゃう!! これを使うことによるデメリットはないので、S・RPG初心者さんでも安心してプレイが楽しめます。
▲ちなみに、初心者の方は遠距離から敵を攻撃できるアーチャーをメンバーに組み込めば、戦いがグッとラクになりますよ!! |
各ユニットは“クラス”と呼ばれる職業に就き、戦闘に参加することになります。クラスにはそれぞれ、独自のスキルがたくさん設定されており、戦闘で溜めたスキルポイントを消費することで、これらを修得することが可能。特定のスキルは別のクラスにチェンジしてもセットすることができるので、ユニット育成の幅が非常に広いのが特徴です。
▲前衛を育てる際、鈍重だけどメチャ固い&強いユニットにするのか、はたまた素早く動いて手数で敵を圧倒するユニットにするのかはプレイヤーしだい!! クラスチェンジとスキルセットで育成の幅は無限に広がります。 |
とにかく時間泥棒なゲーム&本なので、GWが丸々つぶせてしまうと思いますよ!! ぜひ遊んでみていただければ!! それでは、本日はこのへんで~。
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