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2012年5月10日(木)

戯画のカフェシリーズ第3弾が新ヒロインなど追加でPSPに移植! 『シュクレ PORTABLE』9月13日発売

文:電撃オンライン

 サイバーフロントは、PSP用ソフト『シュクレ PORTABLE』を9月13日に発売する。価格は通常版が7,140円(税込)、限定版が9,240円(税込)。

『シュクレ PORTABLE』
『シュクレ PORTABLE』

 本作は、美少女ゲームブランド・戯画が手掛けるカフェシリーズの最新作『シュクレ』をPSPに移植したもの。すでに家庭用にも移植されている『ショコラ』『パルフェ』に続くシリーズ第3作となる。キャラクターデザイン・原画は、カフェシリーズを手掛けたねこにゃんさんに加え、白羽奈尾さんとchoco chipさんが参加。優しく暖かな作品の雰囲気で、青春ラブコメが展開する。

 PC版からの移植にあたり、PSP版では新規攻略ヒロインが追加。シナリオも大幅に追加・修正され、イベントCGも大量追加される。さらに、新キャラクターを含めた新規OPムービーも収録され、新要素が満載だ。

 初回限定版には特典として、ゲーム原画や設定ラフ、新規追加CG原画まで収録した豪華設定資料集“シュクレ おかわりアートワークス”と、ヒロインたちのちょっとHなハプニングを収録したドラマCD“シュクレ メガ盛りディスク”が同梱される。

■あらすじ

 勤めていた洋食屋が潰れてしまった料理好きの主人公・城島景一は、幼なじみの日下部みはるの部屋にやっかいになりながら、職を探していた。

 ある日、景一はお気に入りの喫茶店“リバーライト”を訪れる。オフィス街の大通りから1つ裏通りに入ったところ。大きな川に面した小さなビルの屋上に作られた庭園の中にたたずむ、ちょっとレトロでおしゃれな喫茶店。

 久々に訪れてみると、景一が心の師匠と仰ぐ大将がいない。出された料理はマズイ……。聞いてみると、大将はひと月前に亡くなっていたのだった。そんな大変な状況にあるリバーライトの営業を、景一は手伝うことになる。

 店の再建、ライバル店との競合、ヒロインたちとの恋。優しく暖かな空気に包まれ、景一とヒロインたちは成長していく。

■舞台設定

●庭園カフェ リバーライト外観

『シュクレ PORTABLE』

 北河市の中央に位置する川沿いのオフィス街。表通りより1本裏に入ったところに、少し隠れるようにある3階建てのビル。大きな川を背にしたそのビルの外付け階段を上がると、そこは小さいがきれいに手入れされた英国風庭園と、テラス席のある静かで落ち着いた雰囲気のカフェ・リバーライトがある。

●リバーライト店内

『シュクレ PORTABLE』

 店内も庭園と同じく英国風アンティークでシックに統一されており、こじんまりとしながら、落ち着きと明るさを感じさせる場所となっている。

 昼間は主に近くのオフィス街のOLや付近の住人、夕方には学生なども来るようになり、夜は会社帰りのビジネスマンなども足を運ぶ。

 以前のオーナー・大将は料理がうまいことで知られており、おしゃれな店にもかかわらず定食屋のように利用されていた。しかし、落ち着いた店内の雰囲気と大将の気さくな人柄にひかれ、歓談しながらゆっくりと楽しむ客も多かった。

■ゲームの流れ

 本作は、ヒロインとの日常を描いた共通の前半ルートと、特定のヒロインとの関係を描いた後半ルートの2部構成となる。

 前半ルートは章構成。章と章の間にヒロイン選択があり、その際選択したヒロインの好感度がアップする。好感度が一定以上に達したヒロインと恋人関係になれる。後半ルートは、前半ルート最終章終了時点でもっとも好感度の高いヒロインの専用シナリオに分岐する。

『シュクレ PORTABLE』 『シュクレ PORTABLE』
『シュクレ PORTABLE』 『シュクレ PORTABLE』
『シュクレ PORTABLE』

■ヒロイン紹介

●亜麻川 千鶴(CV:雪村とあ)

『シュクレ PORTABLE』 『シュクレ PORTABLE』

 庭園カフェ・リバーライトの元オーナーの娘で現店長。父親とともに看板娘として働いていたが、父親が亡くなったことでカフェのオーナーになる。途方にくれながらも店を切り盛りしてきたが店を閉めようとしていたところ、景一と出会い、スカウトする。恋愛関係についてはうとく経験もないため、そういう意識自体を持っておらず、ある意味無防備な感じ。

「あの……もしよかったら……ここで働いてくれませんか?」

●茨木 愛(CV:中家志穂)

『シュクレ PORTABLE』 『シュクレ PORTABLE』

 景一の学園時代からの後輩で、大学も主人公と同じ。景一に誘われ、店でバイトをすることになる。ぶっきらぼうで口が悪く愛想もよくないので接客向きではないが、祖父の喫茶店で働いていた経験があり、コーヒーについては一家言ある。先輩を先輩とも思っていない態度をとるが、不思議と付き合いはよく、憎まれ口をたたきながらも愚痴を聞いてくれたりする。また、平気で下ネタをかます。

「いーっすよ、どうせ私は都合のいい女っすから」

●綾月 芽衣夏(CV:桜川未央)

『シュクレ PORTABLE』 『シュクレ PORTABLE』

 リバーライトの近所のケーキ屋“綾月洋菓子店”の一人娘で、学園生。リバーライトの常連で、千鶴のことを近所の優しいお姉ちゃんと慕っており、年下だが保護者きどりで守りたいと思っている。突然店にやってきた男、景一に対しては猜疑心(さいぎしん)をむき出しで絡んでくる。主人公に対抗して、何かと店を手伝うようになる。はじめは景一に対して反抗的だが、店が上向きになっていくにつれ、次第に認めるようになっていく。

「千鶴、無事だった? 今こいつ成敗するから待っててね」

●五十鈴 咲夜子(CV:かわしまりの)

『シュクレ PORTABLE』 『シュクレ PORTABLE』

 景一が通っていた大学の先輩。ちょっとクールな感じで先輩風をふかす人。景一が大学を辞めてからは疎遠になっていたが、リバーライトで偶然の再会をすることになる。実は駅前のチェーン店レストラン“シュトラーセ”の店長。ただし本人は店を抜け出しリバーライトに来ては、景一たちをからかったり、店の悪いところを指摘したりして去っていく、リバーライトにとってはありがたいようなそうでないような人。どうも仕事に対しての憂さ晴らしのようだが……?

「よしっ、けって~い! それじゃ、お姉さんについてらっしゃい」

●日下部 みはる(CV:藤森ゆき奈)

『シュクレ PORTABLE』 『シュクレ PORTABLE』

 景一の幼なじみで、リバーライトの近所にある会社のOL。職を失った景一を、家事担当を条件に自分の部屋に住まわせる。明るくのんきな性格で、お調子者。ドジなところがあり、昔から何かと景一に頼りきりになることが多く、お互い男女を意識しない兄妹のような関係になっている。そのためか、胸が大きいのを自覚しているものの、景一の前では無防備な姿をさらしたりする。夢見がちなところもあり、だらしない自分の面倒を見てくれる“王子様”はいないかと夢想して、景一に呆れられている。

●甲斐 ふたば

『シュクレ PORTABLE』

 PSP版新規キャラクター。詳細は不明。

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