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2012年5月16日(水)

世界に1体しかいないウルドラゴンを討伐せよ! 『ドラゴンズドグマ』完成発表会で最新モンスターやコラボ情報が明らかに

文:電撃オンライン

 カプコンは、5月24日に発売するPS3/Xbox 360用ソフト『ドラゴンズドグマ』の完成発表会を、本日5月16日に東京のラフォーレミュージアム六本木で開催した。

『ドラゴンズドグマ』 『ドラゴンズドグマ』
▲発表会会場には、ドラゴンのオブジェが展示されていた。

 『ドラゴンズドグマ』は、ファンタジー世界を表したオープンワールドを舞台に、冒険を体験できる新作ACT。ち密なグラフィックで描かれた広大なオープンワールドは、命が吹き込まれたようにリアルな生物たちが生息し、プレイヤーは多彩なアクションを駆使して戦いを楽しめるという。

 完成発表会には、小林裕幸プロデューサーや伊津野英昭ディレクターが登壇。概要のプレゼンや実機を使ったデモ、タイアップ企画などの新情報を発表した。また、特別ゲストが登場して、本作の魅力をアピールした。

『ドラゴンズドグマ』 『ドラゴンズドグマ』
▲完成発表会には、『ドラゴンズドグマ』携帯メルマガの会員が抽選で招待された。イベント後には、ソフトをいち早くプレイできた。
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▲会場には、コラボグッズや設定イラスト、限定版などが展示され、参加者を魅了していた。

●開発者によるプレゼンテーション

 最初に登壇した小林プロデューサーは、「長かったです! 3年半の開発期間を終えて、ようやく発売されます」と、発売を1週間後に控えた本作についてコメントした。

『ドラゴンズドグマ』
▲小林裕幸プロデューサー

 あいさつに続いて、本作の最新PVを上映。これまでの情報に加えてゲーム概要が混ざった映像で、イベントシーンやバトルシーンなどさまざまな内容が詰まっていた。映像に続いて、伊津野ディレクターが姿を見せる。ここから2人で、テーマに沿ってトークすることに。

『ドラゴンズドグマ』
▲伊津野英昭ディレクター

 まず最初のテーマは、本作のコンセプト。日本国内だけでなく、世界中のユーザーに楽しんでもらうために、ハイファンタジーの世界を作ることを主軸に作られたという。若い時に、ゲームブックでファンタジーの世界にふれた伊津野ディレクターは、「最新技術でファンタジーの世界を開発したらどうなる?」と考えて、企画を立案。他のものとあわせて、7つの企画を提出したところ、本作が目に留まり、開発に至ったことが明かされた。

 描きたかった世界について聞かれた2人は、「その場にいるような世界観を作ること」と回答。濃密な世界を作るために、ヨーロッパにロケに行ったり、さまざまな資料を見たりして、ファンタジーを体感できるようなデザインを構築していったという。すべてのものにリアクションがあるため、プレイヤーはいろいろなことをしたくなる。「そこがこだわったポイントです」と、伊津野ディレクターは補足した。

『ドラゴンズドグマ』

 『ドラゴンズドグマ』は、アクションに定評がある『デビル メイ クライ』シリーズのチームが中心となり開発された。オープンワールドな作品はさまざまあるが、アクションを強調した作品を楽しみたいと考えたメンバーは、「ないならば、自分たちで作ろう!」と決意。魔法であれば、MPではなく詠唱時間によって発動したり、敵であれば、体に登って弱点を攻撃できたりと、さまざまなアクションを楽しめる作品ができたようだ。

 話題は、ポーンについて。自由度の高いRPGでは、自分だけの冒険を満喫したくなる。その一方で、どこかで他のユーザーと繋がっていたいという気持ちを満たすために、ポーンが導入された。ポーンは、TwitterやFacebookを使って交換できるが、開発当時はそれらがここまで流行るとは思っていなかったという。小林プロデューサーは「カッコいい言い方をすると、時代が追いつきました(笑)」と、満面の笑みを浮かべた。

次のページで実機を使ったデモやゲストが登場!

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データ

▼『ドラゴンズドグマ LIMITED EDITION』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PS3/Xbox 360
■ジャンル:ACT
■発売日:2012年5月24日
■希望小売価格:各11,990円(税込)
※イーカプコン専売

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