2012年6月4日(月)
アルヴィオンは、PS Vitaダウンロード専用ソフト『マリシアス リバース』を、この夏に配信する。
本作は、攻防にマントを使う“マントアクション”が好評だった3Dアクションゲーム『マリシアス』を、PS Vita用に作りなおしたもの。災厄“マリシアス”を倒す討伐者としてこの世界に呼び出されたプレイヤーは、預言者が使う秘術の結晶“灰の外套”というマントを駆使して戦うことになる。ゲーム性はそのままに、後日譚にあたる新章や新たなアクションを追加している。
本作の概要にあわせて、『マリシアス』からの情報や新要素についての情報が公開された。『マリシアス』を遊んだ人だけでなく、気になっていたという人も目を通しておこう。
“預言者”によって、“討伐者”としてこの世界に呼び出されたプレイヤーは、まもなく訪れるという災厄・マリシアスの討伐を依頼される。
かつて“預言者”から与えられた力を我が物にし続ける“狂王”と臣下たちを倒し、自らの能力を強化しなければ“マリシアス”を倒すことはできないという。
▲男性型プレイヤーキャラクター | ▲女性型プレイヤーキャラクター |
災厄・マリシアスを倒す“討伐者”として、この世界に呼び出されたプレイヤーの精神を留めている人型の器。その身は淡く発光し、霊的な雰囲気を漂わせている。人の形をしてはいるが、あくまで精神を留める“器”にすぎない。
プレイヤーキャラクターは、男性型と女性型から選択可能。どちらでも能力的な差異はない。
▲PS3で好評を博した、イラストのような手描きの雰囲気を持った柔らかく幻想的なビジュアル表現は、PS Vitaでももちろん健在だ。 |
『マリシアス』において、決められた攻略順は存在せず、プレイヤーの意思で好きなステージから自由に攻略することができる。さらに、シーン開始からいきなりボスとザコ入り乱れての大乱戦が展開。息をもつかせぬ怒涛の展開がプレイヤーに押し寄せる。
▲強大な力を持つ“力の保持者”(ボス)たちとのバトル! それぞれまったく違った特徴を持つボスたちがプレイヤーの前に立ちはだかる。 |
▲預言者のいる“白の間”から、自由に好きなボスに挑戦することができる。ただし、シーンを攻略するごとに残っているシーンの難易度が上がっていくため、攻略する順番がプレイヤーに問われる。 |
忘れられた図書館:ブックハウンド | ||
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▲巨躯に見合わぬ俊敏な動きで図書館内を所狭しと暴れ回り、プレイヤーを翻ろうする。 |
英雄凱旋広場:フィストゴーレム | ||
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▲その巨大な拳からも想像できるように、驚異的な威力の強力な打撃を武器とする。 |
王都直掩空中戦艦:騎士団長 | ||
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▲巨大なガトリング砲を駆使した遠距離攻撃を得意とし、その強烈な弾幕はプレイヤーが近付くことすら困難にする。 |
旧決戦大防壁:シールドゴーレム | ||
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▲多数のパーツ群で構成されたそのいでたちは、まさに動く要塞。ただでさえ堅固な防御に加えて、強力なシールド能力まで備えた鉄壁の防御力を誇る。 |
王宮最上層部:狂王 | ||
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▲手にした剣から放たれる近距離、遠距離を問わない多彩で強力な攻撃に加えて、縮地による俊敏な動きをも兼ね備えた、まさに非の打ちどころのない強敵。 |
プレイヤーの武器は、さまざまに形状が変化するマント“灰の外套”。“力の保持者”を倒すことでその能力を吸収し、新たなアクションを獲得していく。各アクションは十字ボタンで瞬時に切り替えられる。戦況に応じたマント選択が、攻略のカギとなる。
▲強力な打撃で敵を叩きふせる“拳”。 |
▲疾駆しながら前方の敵を一気に蹴散らす“槍”。 |
▲周囲の敵を広範囲にわたってなぎ払い、両断する“剣”。 |
▲敵のあらゆる攻撃を受け止める“盾”。 | ▲高速移動状態になり、軌跡上の敵を弾き飛ばす“翼”。 |
本作では、特別な操作を必要とせずに普通に移動するような感覚で天井や壁を移動することが可能。さらに最大6段まで可能になるジャンプアクションも用意され、これまでにない開放的かつ立体的なアクションを実現している。
(C)2012 ALVION Inc.
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