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2012年6月8日(金)

眠れる男たちが目を覚ます! 『龍が如く5 夢、叶えし者』のプロローグと伝説の極道・桐生一馬の物語を紹介

文:電撃オンライン

 セガは、12月に発売予定のPS3用ACT『龍が如く5 夢、叶えし者』の新情報を公開した。

『龍が如く5 夢、叶えし者』

 本作は、ドラマ性の高さで人気を博している『龍が如く』シリーズのナンバリングタイトルの最新作。桐生一馬、冴島大河、秋山駿、澤村遥に加えて、初キャラ・品田辰雄という“4人の男と1人の少女”の5人が主人公だ。札幌、東京、名古屋、大阪、福岡という全国5大都市を舞台に、夢をテーマにした人間ドラマが展開する。

 本日、本作のプロローグが明らかになった。あわせて、“伝説の極道”である桐生一馬のストーリーと、新たな都市・永洲街(ながすがい)について公開された。

■プロローグ

 2010年、極道組織“東城会”と“上野誠和会”との抗争に端を発する一連の事件は、警察上層部による長年に渡っての陰謀が暴かれるという意外な結末により終結した。

 以来、東城会は六代目・堂島大吾の号令の下、組織改革を行い、宿敵でもある関西最大の組織・近江連合との五分盃を交わすことで、盤石な体制を取り戻しつつあった。

 しかし……時は流れ2012年12月。七代目・近江連合会長、危篤。

 近江七代目の死。それは東城会と近江連合との間の平和が終わり、“東西全面戦争”が始まることを意味していた。日本の極道社会全体を揺るがす有事に備え、急ぎ組織の強化を迫られた東城会は、禁断の決断を下す。

 それは、北海道・名古屋・福岡。地方の巨大都市に根を張る古豪組織と手を組み、“対近江連合”としての組織体を作るという、これまで誰もが成し遂げられなかった壮大な絵図だった。

 “縄張り”という壁を越えての命がけの盃交渉。しかし堂島大吾は一大戦争回避のため、東城会のプライドをかなぐり捨て、一路福岡へと向かうのだった……。

 だがその時、すでに仕掛けは動いていた。全国の極道組織を巻き込んだ一大戦争計画。その幕が今静かに開く。“一人の男の死”をきっかけとして……。

 東城会という巨大な“山”が動くことで、徐々に目を覚ます“眠れる男”たち。

 福岡、札幌、大阪、名古屋。それぞれの道のため、方々に散った男たちは、自らの信念、そして1人の少女の“夢”のために、再び“戦いの渦”へと飛び込んでいく。

 あるものは“夢”を諦めるため。  あるものは“夢”を実現するため。  そしてあるものは“夢”を再びとり戻すため……

 4人の男と1人の少女の“夢”の行く先が交わる瞬間、全国五大都市を舞台に繰り広げられた壮大な事件の裏が明らかになる。

■登場キャラクター・桐生一馬

『龍が如く5 夢、叶えし者』
▲元東城会四代目。かつて“堂島の龍”と呼ばれた伝説の極道だ。

 極道の世界から足を洗った後、最愛の女性・澤村由美の遺児である“遥”とともに、沖縄で養護施設・アサガオを営み、子どもたちとともに穏やかに暮らしていた。

 そんなある日、桐生の下を“ひとりの女”が訪れたことがきっかけで、彼はアサガオを去ることになる。

 そして時は流れ、2012年12月。福岡・永洲街(ながすがい)。九州最大の繁華街の片隅に、彼の姿はあった。しかしその姿は、かつての彼を知る者からすれば信じがたいものだった。

 法を犯さぬよう注意を払い車を走らせ、不逞(ふてい)な客にも頭を下げ、金をもらう。どこにでもいる街のタクシー運転手。それが今の彼の姿だった。

 すべては、過去を捨てるため……偽名を名乗り、素性を隠して生きる桐生。しかし街で起こったある出来事が、眠っていた彼の心を再び揺り動かす。

「東城会六代目、突然の失踪」

 愛した人間の夢のため、夢を諦め、夢を捨てた男。桐生一馬。孤独という現実の中、直面する“友”の危機。

 本当の自分とはなんなのか……? 耐えることでしか夢を語れなかった男が、自らの本性を知った時、再び、伝説の龍となって立ち上がる。

『龍が如く5 夢、叶えし者』 『龍が如く5 夢、叶えし者』 『龍が如く5 夢、叶えし者』
▲自分を捨て、タクシーの運転手として、九州で生活する桐生。何が、彼を変えたのか!?
『龍が如く5 夢、叶えし者』 『龍が如く5 夢、叶えし者』
▲九州最大の繁華街・永洲街。通りに軒を連ねた屋台からは、にぎやかな声が聞こえてきそうだ。

(C)SEGA

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