2012年6月29日(金)
チュートリアルが終わると、さっそく実戦です。今回の作戦は湾岸線にある敵軍のトーチカの占拠です。揚陸艇で海岸まで上陸し、トーチカの潜入部隊を援護するため、敵部隊を鉄騎隊が殲滅(せんめつ)するというものになります。
実戦でも、まずは鉄騎の起動から。右手のレバーを引かないと戦うことすらできません。起動してまもなく上陸が完了。いよいよ戦地か……、とかセンチメンタルな気分になっている暇もなく、いきなり砲弾が飛んできます。どうやら正面にいる敵の鉄騎からの攻撃のようですネ。
訓練に習いスリットを開け照準セット、目標をセンターに入れてスイッチオン! 見事敵の鉄騎に直撃! しかし、まだ撃破はなりません。かなり頑丈ですね。よし、一斉発射だ! と、主砲と副砲を同時に発射したりして、できるパイロットぶりをアピール。反撃を受けましたが、撃破に成功しました。
▲敵軍の隙(すき)を突く、夜明けの電撃作戦が開始。敵の砲撃により、周りの揚陸艇が沈んでいくなか、なんとか上陸。散っていった仲間のため負けられません! |
前方の敵を殲滅し、前進を開始……と思いきや、味方からの通信が。正面のルートには地雷が多数しかけられているようです。このため進軍ルート変更、海岸線を大きく迂回するルートをとることに。とりあえず前進すると、側面からの攻撃が! 攻撃を受けた方向を向きますが、敵が離れすぎていてまともに狙えません。ここはペリスコープの出番ですね。
……しかし、実行したのはスリットの開け閉め。ちゃんと片手を上げていなかったので、別の行動に認識されてしまいました。先ほどのチュートリアルの教訓がまったく生かせないままあたふたしていると、こちらの鉄騎に主砲が直撃! ダメージは軽微だったのですが、ワタシはもうパニック寸前です。
なんとかペリスコープを起動、正面の敵を探そうとのぞきますが……あれ、敵がいない! ってかここどこ! どうやら攻撃を受けた反動で機体の位置や視点がズレてしまった模様。……なんとも細かいッ、でも今はそれが憎い!(笑) 視点を戻そうとしますが、旋回速度が遅くてなかなか元に戻せず、そうこうしている間に次の攻撃が直撃が!!
▲一見なにもない平地には地雷が多数。下がろうにも後ろは海岸。退路はなく、ただ進むしかない。ピリピリとした空気がコクピット内にも漂います。 |
さらに、この攻撃で火災が発生。有毒な煙が機内を覆います。ベンチレーターを起動しろ! との呼びかけられますが、ワタシはもう大パニック! ベベベベベンチレーターってなんだっけ……、ああ換気扇か! おぼつかない手つきでバンクパネルを起動させ危機を脱出。こんどこそ反撃に転じ、なんとか敵の鉄騎の撃破に成功しました。
しかし次の瞬間、ナッチ軍曹が「もういやだ!」と言い出しハッチを開けて逃亡を図りだしたのです! ワタシの操縦にうんざりしたんでしょうネ。と、ここでヘルプメッセージ。「ハッチにしがみつくナッチを引きずり下ろせ!」。どうやらKinectによる動作で、ナッチの逃亡を阻止できるようです。直感的に立ち上がり、抱きかかえるような動作をして引きずり下ろすことに成功。我を失ったナッチの顔を殴って説得し、なんとか戦意を取り戻すことができました。
▲敵前逃亡とは情けない……ワタシが修整してやる! 引きずり下ろして説得だ! | ▲説得は拳による肉体言語で行われます。冷静に戻るまでパンチ、パンチ、パンチ! |
ナッチが正気に戻ったものの、あまり殴りすぎたのかパンチで反撃され、「やればいいんだろ! やれば!」と逆ギレ状態。言いようのない申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたが、戦場の真っただ中なので、気を取り直して戦闘を再開します。
先ほどのナッチ騒動の直前に敵の鉄騎を撃破したため、残るは歩兵部隊のみ、これなら勝てる! スリット視点にして副砲で一掃してやる……と、思った次の瞬間、歩兵の機銃がスリット間から飛び込み、銃弾がパイロットを直撃! 鉄騎はまだ戦えるというのに、パイロットが戦闘不能になってしまいました……。さきほどの戦闘で、スリットのガラスにヒビが入っていて、歩兵の攻撃で割れてしまったようです。
すべての兵に平等には銃弾が飛んでくる可能性があるとはいえ、まさかこんなに地味に終わってしまうとは……。負けるなら華々しくと思っていましたが、初戦はなんとも情けない結果に……。次はこうはいかないゼ!
▲いつのまにかヒビが入っていたスリット。そこへ飛び込む1発の弾丸……。なんともあっけない最後ですが、それがとてもリアルに感じました。 |
→エマヌエル、リベンジなるか? 後半戦は次のページで!!(3ページ目へ)
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