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2012年6月30日(土)

『モンスターハンター4』のPV映像を掲載! “モンハン スペシャルステージ”レポと辻本プロデューサーへのインタビューもあわせてお届け

文:電撃オンライン

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 ここで、お待ちかねの『モンスターハンター4』の情報が公開された。まずはロゴが公開される。これまでのシリーズでは、『モンスターハンター』という部分は大きなデザイン変化はなかったが、今回は大きく変化している。

“モンスターハンター スペシャルステージ” “モンスターハンター スペシャルステージ”

 また、これまでのナンバリングタイトルは、“2”をドス、“3”をトライと意味合いを込めた読み方をしてきたが、本作の読み方は普通に“フォー”。「ロゴと読み方の変化には意味がある」と辻本プロデューサーは語った。

 本作のコンセプトは“次の『モンスターハンター』”ということで、これまでの経験を生かしたさまざまな進化を遂げている。「『4』からさらにおもしろくなったと言ってもらえるような、コンセプトや開発の気持ちを込めて、これまでと違ったロゴや読み方を変えている」という。

“モンスターハンター スペシャルステージ” “モンスターハンター スペシャルステージ” “モンスターハンター スペシャルステージ”
“モンスターハンター スペシャルステージ” “モンスターハンター スペシャルステージ” “モンスターハンター スペシャルステージ”

 続いて、目玉であるプロモーション映像が上映された。モンスターの巣をあさるハンターに、咆哮(ほうこう)が響き渡る。そこにリオレウスと思われるモンスターがブレスをしかけてくる。続いて映像では、おなじみのテーマ曲をバックに、広大な平原をオトモアイルーのような小さな生物とともに走る姿や、ガーグァやジャギィ、ケルビやアプトノスといったモンスターを確認できた。

“モンスターハンター スペシャルステージ” “モンスターハンター スペシャルステージ” “モンスターハンター スペシャルステージ”
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 また新たなアクションとして、崖を登りながら攻撃したり、裂けた岩を飛び越えたりといったモーションも見てとれた。他にもモンスターの体にしがみついて攻撃したり、ジャンプ中に大剣を振ったりという、これまでになかったダイナミックなアクションが随所にちりばめられていた。

“モンスターハンター スペシャルステージ” “モンスターハンター スペシャルステージ” “モンスターハンター スペシャルステージ”
“モンスターハンター スペシャルステージ” “モンスターハンター スペシャルステージ” “モンスターハンター スペシャルステージ”
“モンスターハンター スペシャルステージ”

 大型モンスターでは、ティガレックスのようなモンスターが映像中には登場。他には見たことがないモンスターとして、木々をうまく使いながら行動する赤いモンスターや、岩山を飛び移りながら移動する黒いモンスターも登場していた。


 映像が終わると会場は大きな拍手が沸き上がった。辻本プロデューサーは「まだ詳しいことは言えないのですが」と断った上で、「どう見ても新モンスターや新たなアクションがあったので、そこに注目してください」と続けた。

 2011年9月に行われた発表会“ニンテンドー3DSカンファレンス 2011”では、コンセプト映像が公開された。コンセプト映像は、開発スタッフが目指していたものを固めた映像。今回の映像はプロモーション映像ということで、すべて実機で動いているもので、この形でプレイできるという。「『モンスターハンター4』の情報公開は、ここからという気持ちでいます!」と力説した。

“モンスターハンター スペシャルステージ”

 最後に発売時期が、2013年春であることが公開された。「いろいろなチャレンジをしているので、少し先の発売となります。その分、いいものになっているので、そこまでは『モンスターハンター3(トライ)G』をプレイして待ってください」とメッセージを送り、イベントは終了となった。

 なお電撃オンラインでは、イベントを終えた辻本プロデューサーにインタビューを敢行。わずかではあったが、発表後の感想やプロモーション映像の見どころなどを語ってもらったので、チェックしてほしい。

――ロゴと発売時期を公開された、今の気持ちを教えてください。

“モンスターハンター スペシャルステージ”

 コンセプト映像からプロモーション映像への流れ、意味合いもしっかり説明させていただきました。ここからが本当にスタートだと思っています。映像を見たファンの方が、いろいろな想像や思いを抱いていると思うので、その期待に応えられるような内容と情報を出していこうという気持ちでいっぱいです。

――ステージから見て、手応えはどうでしたか?

 発表したばかりなのでまだわかりませんが、“新たな『モンスターハンター』”という気持ちで開発陣は作っているので、その気持ちがゲームから伝わらないといけないと思っています。それを目指してやっていくだけですね。コンセプトをしっかり伝えるために、気合いを入れ直しました。

――プロモーション映像では、新たな試みを多数見ることができました。言える範囲で見どころを教えてください。

 ……まだ詳しくは言えませんが、これまでのシリーズでは見たことがないアクション部分は、間違いなく見どころの1つです。あとモンスターは、どう見ても知らないモンスターが2体ほどいたと思うので、そこも見どころです(笑)。

 映像は実機から撮影しているので、あれらはゲームの中で動いているシーンということです。あの形で『モンスターハンター4』が出てくることを、見ていただければと思います。

――最後に読者にメッセージをお願いします。

 ようやく情報を出せるところまで来ました。コンセプト映像だけ出して、何も言っていなかったので「『4』ってどうなるんだろう?」と思われたと思います。その間に、コンセプト映像に対して何を実現できるのかや、開発スタッフがやりたいことに対して努力してきました。

 皆さんに驚いてもらえて、満足してもらえるものを目指して作っています。来年の春と発売はまだ少し先ですが、期待して待っていてもらえたらと思います。

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