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2012年7月24日(火)

いい意味でファミコン時代を思い出す“手探り感”がたまらない! 『洞窟物語3D』プレイレポートを読んでソフトをもらっちゃおう♪

文:電撃オンライン

 ゲームは大好きだけど、好きとうまいは別ベクトルだという言い訳が必要なへっぽこライター、オヌゥです。そんな私が今回ご紹介するタイトルが、日本一ソフトウェアから7月26日に発売される3DS用ソフト『洞窟物語3D』です。

 3名様へのソフトプレゼントもあるので、このプレイレポートを読んだ後はぜひご応募ください!

『洞窟物語3D』

 『洞窟物語3D』は2004年にPCゲームとして配信され、国内外で人気を博したA・AVG『洞窟物語』を3DS用にリメイクしたもの。十字ボタンでの移動とジャンプ&攻撃ぐらいしか行わないシンプルな操作性やレトロな雰囲気をまとったグラフィック、少ないヒントでゲームを進める手探り感といった、ファミコン時代を思わせる特徴を持つゲームです。詳しいゲーム紹介は以前の記事を参照ください。

 伝説の名作とはいえ、けっこう昔に発売されたレトロなテイストのゲームを今遊んでも楽しいの? そんな疑問を持たれる方もいるんじゃないでしょうか? そこで今回は、本作を初めてプレイする僕(オヌゥ)がプレイレポートを行い、その疑問にお答えしようと思います。

■ちょっぴり不親切なほうが謎を解いた時の達成感は格別です!

 早速プレイしてみると、チュートリアルもなく薄暗い洞窟内の袋小路からゲームがスタート。とりあえず操作方法だけでも確認しておこうと、その場で移動やジャンプを繰り返してみました。あれ? 攻撃ができない? どうやら主人公は丸腰のようで、辺りを見回しても武器らしきものはありません。

 仕方がないので、恐る恐る先に進んでみると、突然ダメージを受けてゲームオーバーに! 何事かと注意深く見直してみると、地面からトゲが生えています。どうやらトラップに引っかかったようです……。

『洞窟物語3D』 『洞窟物語3D』 『洞窟物語3D』
▲適当に進んだ結果、トラップに引っかかりゲームオーバー。開始1分で早くもやり直すハメに。えー!

 ちょっぴりボー然としつつも、気を取り直して再挑戦。今度こそはとトラップに警戒しつつ進んでいくと敵が出現。武器を持っていない主人公ですが、踏みつぶせば倒せるのでは? と敵の上にジャンプ! 直後、無情にもダメージを受けたのは主人公でした。どうやら最初は敵を避けて進むしかないようです。

『洞窟物語3D』 『洞窟物語3D』
▲序盤は体力が少ないので1回のダメージで危機的状況に!? その後、敵を避けつつ進んだが、何度かダメージを受け、ゲームオーバーとなった。

 3度目の正直だと慎重に先に進むと、小屋の中の宝箱から念願の武器を入手。ようやく敵を倒せるようになり、本格的な探索を始めることができました。やった!

 余談ながら、僕自身は小学校のころからファミコンに慣れ親しんできた世代なので、こういうヒントが少ないゲームもたくさん遊んできました。近年はヒントだらけの親切なゲームが増えてきましたが、この『洞窟物語3D』みたいにちょっとプレイヤーを突き放した作りのゲームは久しぶりな感じです。あ、コアなゲーマーの評価が高い『ダークソウル』や『デモンズソウル』もプレイヤーを突き放す系ですね。もしかして、難易度が高いゲームが好まれる時代がやってきたのかも? 

『洞窟物語3D』
▲個人的には一度もゲームオーバーにならずにクリアできるより、何度か悩みながら先に進んでいくぐらいの難しさのほうが好みです。

 なんて考えつつ、プレイを再開いたしましょう。こういう風に手探りで冒険するというスタイルは、このゲームでは珍しいことではありません。例えば、小屋に閉じ込められた男を救うために爆弾で扉を破壊することになるんですが、基本的にはノーヒント。爆弾を作るためには3つの材料が必要で、そのうち1つの入手場所は教えてもらえますが、残る2つは手がかりなし。各地をひたすら探し回るはめに……。

 まあ、厳密にはヒントをもらえることも多いんですが、そのヒントをくれる人を探すのはノーヒントみたいな部分があって、結局は自力で冒険をする積極性が必要になるわけです(笑)。

 まだ行っていない場所はどこだっけ? 新アイテムを入手したけど、これで行ける場所が増えたのでは? と、手探りでプレイを進めて謎を解いた時は、思わず自画自賛! この謎をこんなに簡単に解いちゃう自分ってスゲー! みたいな優越感にひたれます。

 まあ、実際は悩んだ挙句に総当たりに近い感じで謎を解くことも多かったんですけど、そこはナイショということで(汗)。

『洞窟物語3D』 『洞窟物語3D』
▲何に使うのかわからない意味不明なアイテムも多数登場。思わぬ場所で変なアイテムが活躍することもあるので、油断できません!

 プレイヤーの行動でストーリー展開やエンディングが変わるのも、このゲームの大きな特徴。バッドエンドやノーマルエンドの他に、物語の真相が明かされる真エンドも存在するらしいのですが、今回のプレイではノーマルエンドしか見られませんでした。

 初回プレイは明らかに後味が悪いバッドエンドでしたが、その後はマジメな選択肢を選んだり、時間をかけてスミズミまで冒険したりして、真エンドを探し出すつもりだったんですが……一体何が悪かったのか? 真エンド探しは、かなり歯ごたえがあるようです!

『洞窟物語3D』 『洞窟物語3D』
▲ちゃんとした選択肢を選んだり、重要なキャラクターの生死にかかわるイベントをクリアしたりと、これなら真エンド間違いなしと思ったんですが……。どうも一筋縄ではいかないようです。

→シンプル操作でありながら歯ごたえあるアクションにも注目!(2ページ目へ)

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