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2012年7月17日(火)

“妖仙編”は2人の美女がキーキャラクター! 『真・三國無双 MULTI RAID 2 HD Version』の最新情報が公開

文:電撃オンライン

 コーエーテクモゲームスは、7月26日発売予定の『真・三國無双 MULTI RAID 2 HD Version』の最新情報を公開した。

 本作は、2010年に発売されたPSP用ソフト『真・三國無双 MULTI RAID 2』を、HD画面と3D立体視に対応させたPS3用ソフト。三国志の英雄となり、野望のためによみがえった“始皇帝”と、ハイスピードな空中バトルを繰り広げていく。“アドホック・パーティー”でPS3版やPSP版のプレイヤーとマルチプレイできることに加えて、PSP版とのデータ共有が可能。PSP版のダウンロードコンテンツ(DLC)も収録している。

 今回公開されたのは、前回紹介した“覇王編”と対になるオリジナルストーリー“妖仙編”の情報だ。

■不老不死を狙う始皇帝が目をつけたのは女仙・西王母

 楚の覇王・項羽を中心としたストーリーが展開される“覇王編”とは異なり、“妖仙編”では森羅万象の生を育む存在である女仙・西王母が中心となったストーリーが展開される。

●◯● 妖仙編ストーリー ●◯●

 復活を果たした始皇帝は、邪悪な野望を胸に蜀の深山へ軍勢を差し向けた。
 狙うは、森羅万象の生を育む女仙・西王母。
 始皇帝は、“不老不死”体得のため、その力を我がものにせんと目論んだのである。

 始皇帝の襲撃を受け、西王母の身体と力は、善と悪とに分離してしまう。
 善なる半身となった西王母は、不老不死の力とともに、いずこかへ身を隠す。
 そして、死と絶望を操る悪しき半身、黄泉が世に解き放たれた。

 黄泉は、身に宿る力を極めんがため、行方知れずの己の半身を求めた。
 同じく西王母の力を欲する始皇帝と手を組み、各地に捜索の伸ばす。
 始皇帝軍と黄泉の操る妖獣に踏み潰され、瞬く間に蜀の地は廃墟と化した。
 その暗黒の波は、残る呉の地をも、今まさにのみ込もうとしている――
 攻め寄せる妖獣の群れに、なす術もなく翻弄される三国の武将たち――
 ようやく安寧を得た人々の暮らしが、再び戦渦にのまれていく。

 義勇に燃える劉備は、孫策ら英傑たちとともに、呉蜀奪還の軍を編成。
 同じく魏領の奪還に向かう曹操らと別れ、西へと軍を向けた。
 その行く手をさえぎる、禍々しい軍勢と妖仙の影――
 死の化身の密謀か、大徳の采配か――
 かつてない激戦が始まろうとしていた。

■妖仙編に登場するメインキャラクターを紹介

●西王母

 姓は楊、名は回。森羅万象の生を育む存在として、古くから信仰される女仙。不老不死の力を欲した始皇帝の襲撃が契機となり、生を司る西王母と死を操る存在・黄泉とにわかたれた。あらゆるものに深い慈愛を注ぐ、純粋で心優しい女性だが、穏やかな振る舞いの内に、凛とした意志を宿している。

▲ゲーム中の西王母(左)とイラストで描かれた西王母。

●黄泉(こうせん)

 女仙・西王母のかつての姿。強大な妖力を宿し、死を操るとされる妖仙。長く西王母の一部として眠っていたが、始皇帝の襲撃により、再び身体を得て世に放たれた。万物の死と絶望を享楽する、残虐・非道な性格。生殺与奪を操る神にならんと、始皇帝を利用しようとする。

▲西王母の半身である、死を操る黄泉。

●穆王(ぼくおう)

 周王朝の5代目の王。八駿と呼ばれる馬を駆り、大陸全土を巡って治世に努めた。かつて蜀の深山にて、女仙・西王母と心を通わせており、黄泉の暴走を止めたいという彼女の願いに応えて、現世によみがえった。たくましさと優しさをあわせ持つ伊達男。一見軽薄なようだが、惚れた相手を一途に想い続けるひたむきさを持つ。

▲ゲーム中の穆王(左)とイラストで描かれた穆王。
▲覚醒後の穆王の姿。

妖仙編および最終編を紹介! 開発からのコメントも→(2ページ目へ)

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