2012年7月23日(月)
羽々崎のクラスメイトである3キャラクターを紹介。また羽々崎&キョウとのデートシーンのシナリオを一部公開します。それぞれ雰囲気の異なるデートの様子を、ぜひ楽しんでください!
羽々崎ルート◆キーパーソン
羽々崎ルート◆シナリオ抜粋
キョウ「チッ、もうこんな時間か。1日じゃ足りねェな」
主人公「そ、そんなこと。私は、十分満足だよ?」
キョウ「ああそうかよ。じゃあ……」
主人公「なに? キョウく──!」
キョウ「…………」
主人公「…………」
主人公「……え、あ、あの……」
主人公(ち、近っ!! 近いよキョウくん!)
キョウ「……チッ」
主人公「チッ、じゃないってば!い、今、何しようとしてたの!?」
キョウ「そんなの決まってんだろ。それとも、言わなきゃわかんねーか?」
主人公「いや、そうじゃなくて! ……もう! 何考えてるの!?」
キョウ「はははっ! 顔真っ赤になってやんの!」
主人公(うう……そりゃあ、真っ赤にもなるよ……!)
キョウ「ま、次のデートでサトシに迫られたら、同じようにかわせよ?」
主人公「羽々崎くんはキョウくんと違って、こういうことしないから!」
キョウ「どうだかなァ? アイツもああ見えて男だからな!」
主人公「もう、そんなことばっかり言って……!」
キョウ「ククククッ。じゃあ、またな!」
主人公「あ、ちょっとキョウくん──」
主人公「……はああ」
主人公(つ、疲れた……。最後のあの不意打ちはひどい……)
主人公(それに、どこ行ってもイタズラばっかりだし……もう)
主人公(……でも、意外と楽しかったんだよね。キョウくんにそう思わされるなんてちょっとビックリ……)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
羽々崎「なんか……今日はごめん。俺ばっかり楽しんじゃってた気がする」
主人公「ううん、そんなことない私もすごく楽しかったよ」
羽々崎「本当に?」
主人公「もちろん! 羽々崎くんが楽しそうにしてると、私も楽しくなるっていうか……」
羽々崎「あ! それ、俺もだよ!」
主人公「え?」
羽々崎「俺も今日1日、ずっと一緒だったから。だから、すっごい楽しかったんだ!」
主人公「本当に?」
羽々崎「うん! なんなら、もう1回言う?」
羽々崎「一緒だと楽しくてたまらないよって。大声で!」
主人公「ええっ!?」
羽々崎「俺はー! 今日1日、ずっと一緒だったからー!」
主人公「だ……大丈夫だから羽々崎くん! 疑ってるわけじゃないから!!」
羽々崎「あはは、そう?」
主人公(うう……なんだか、かなり恥ずかしい……)
主人公「あ……そうだ! もうすぐここ、パレードが通るよね。近くに行って見ようよ!」
羽々崎「そう? ……でも、無理してない?」
主人公「少し休んだから、もう大丈夫。心配してくれてありがとう」
羽々崎「それならよかった! じゃあ、行こっか!」
主人公「あ……」
主人公(こうやって手をつなぐの、何度目だろう。いつの間にか、当たり前になっちゃったんだなあ)
主人公(羽々崎くんの手、大きい……。やっぱり男の子なんだ……)
羽々崎「ほら、早く行こう!あそこならパレードよく見えそうだよ」
主人公「うん!」
羽々崎「……って、あ!!」
羽々崎「ご、ごめん! 勝手に手なんか握って、お、俺、あの! は、早くパレード近くで見ようと思って!!」
主人公「え、えっと……気にしないで」
主人公「その……嫌じゃ……なかったし」
羽々崎「え……」
主人公「…………」
キョウ「ま、次のデートでサトシに迫られたら、同じようにかわせよ?」
主人公「~~~~っ!!」
主人公(なんでこんなときに、キョウくんが言ってたこと思い出しちゃうんだろう……)
主人公(おかげで、急に羽々崎くんのこと意識しちゃう……!!)
羽々崎「……? どうかした?」
主人公「ううん……なんでもないから! あ、ほら! 向こうからパレードが近づいてきたよ!」
羽々崎「……あ、本当だ!」
主人公(うう……暗くてよかった。顔が赤くなってるの、羽々崎くんにバレちゃうし……)
羽々崎「……へへ」
主人公「ん?」
羽々崎「嫌じゃない、かぁ……。へへっ、うれしいなって思って」
主人公「~~~~っ!?」
主人公(うわ、私……そういえばさっきそんなこと言っちゃったかも……)
羽々崎「下ばっか向いてるとパレード見逃すよ?」
主人公「え? あ、そうだよね」
羽々崎「……ん? なんか、顔赤い?」
主人公「っ!!」
羽々崎「やっぱりまだ疲れてる? もしかして、熱とか……」
主人公「ち、違うよ! 気にしないで。た、多分、照明のせいで赤く見えるだけだと思うから……」
羽々崎「あー、そっか。そういうことか」
主人公(助かった……)
羽々崎「……それにしても、今日はあっという間にすぎちゃったね。楽しすぎたせいかな」
主人公「ふふっ。そうかもね」
主人公「パレードは見られたし、アトラクションもいっぱい乗れたし、本当に楽しかったよ。今日はありがとう、羽々崎くん」
羽々崎「こちらこそ、付き合ってくれてありがとう。あ! 帰りはちゃんと送って行くね」
主人公「え? ひとりでも大丈夫だよ」
羽々崎「ダメ! もう暗いし遅くなっちゃったから、ひとりで帰らせるわけにはいかないよ」
主人公「ふふっ、そっか。じゃあ、よろしくお願いします」
主人公(羽々崎くんって本当に優しいな。それに……なんだろう)
主人公(照れくさくて、ドキドキする……。手をつないでるからかな……?)
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