News

2012年8月6日(月)

カエルを倒して炎&氷のロッドは取ったかい? 『ブレイブリーデフォルト』体験版Vol.4を詳細マップ&データで完全攻略!

文:電撃オンライン

 スクウェア・エニックスが放つ3DS用RPG『ブレイブリーデフォルト』の体験版Vol.4が、8月1日に配信されました。今回の内容はジョブやアビリティでキャラクターをカスタマイズしながらダンジョン探索を楽しめるもの。そのプレイインプレッションを兼ねた攻略記事をお届けします。(電撃の編集者・そみん)

『ブレイブリーデフォルト』 『ブレイブリーデフォルト』
▲ダンジョン探索を中心に1時間以上遊べる体験版Vol.4。4人目のパーティメンバーであるリングアベルのARムービーも用意されている。

◆製品版でも役立つ!? これさえ覚えておけば安心の鉄板テクニック

 まずは念のための前提確認ですが、『ブレイブリーデフォルト』はスクウェア・エニックスが放つ正統派のRPGです。浅野智也プロデューサーいわく、「『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』が好きな人なら安心して楽しめるRPG」とのことで、基本的には予備知識なしに体験版を遊び始めても楽しめます。

 とはいえ、本作ならではの特殊な要素もあるので、まずはそれらを紹介&攻略していきましょう。

●攻略テクニック1:“ケアルラ”なしで戦うのは厳しすぎる!

 最初に覚えておきたいのは、ジョブの選び方と育て方。3人のキャラクターの能力差はほとんどないので、誰をどのジョブにしても有利不利はありません。また、今回の体験版では、ジョブのレベルを上げることでアビリティを習得できますが、キャラクターのレベル自体は10で固定されています。よほどジョブ選びに失敗しない限り、戦い方しだいでボス敵に勝てるようにバランスが調整されているので、基本的には自分好みでジョブを選んで問題ありません。物理攻撃にせよ魔法攻撃にせよ、アタッカーが1人でもいればなんとかなるはず。

『ブレイブリーデフォルト』
▲どんなジョブの組み合わせでも、アタッカーがいればある程度は戦える。具体的には、ナイトか魔法剣士か赤魔道士がいればボスを倒せるはずだ。

 ただ、1つのジョブだけを使い続けるより、複数のジョブを並行して使うのがオススメです。『ブレイブリーデフォルト』では、ジョブレベルを上げて習得したアビリティを別のジョブにセットして使うことができるので、いろいろなジョブを使って、より多くのアビリティを習得するほうが有利に戦えます。

 オススメのアビリティや魔法はたくさんありますが、下の3つは特に便利です。

・味方全体のHP回復ができる白魔法“ケアルラ”(赤魔道士がジョブレベル2で使用可能)
・物理攻撃を受けた際に確率で反撃する“ファイアウォール”(魔法剣士がジョブレベル3で習得)
・敵の攻撃を回避した時にBPが1増える“ターンチェンジ”(赤魔道士がジョブレベル3で習得)

 ぶっちゃけ、白魔法“ケアルラ”を使えるかどうかで難易度が大きく変わるので、少なくとも1人ぐらいは赤魔道士のジョブレベルを上げて、“ケアルラ”を使えるようにしておきましょう。

『ブレイブリーデフォルト』
▲アイテムで回復するより、圧倒的に“ケアルラ”での全体回復のほうが便利。魔法を使えるようになる“白黒魔”は、別のジョブにもセットできるので、パーティ内の最低1人は“ケアルラ”を使えるようにしておこう。

●攻略テクニック2:二刀流×魔法剣で戦えば、強敵相手でも楽勝!

 そしてもう1つ、バトルの難易度を大きく変えるのが二刀流です。『ブレイブリーデフォルト』では、右手と左手それぞれに武器を装備することができます。単純計算で2回分攻撃できるようになるので、ハッキリ言ってめちゃくちゃ便利です。魔法剣士が使える“魔法剣”と組み合わせて敵の弱点を狙うと、ビックリするくらい大ダメージを叩き出せます!

『ブレイブリーデフォルト』
▲片手用の武器は右手と左手、それぞれに装備可能。今回の体験版では、基本的に剣のロングソードを装備することになる。よろず屋で2~3本を買い足しておくのがオススメ。

 ちなみに二刀流は単純にダメージが2倍になるわけでなく、ダメージが減るというマイナスの補正がかかりますが、現状ではそれを差っ引いても強いのでオススメです。

 なお、体験版で登場する武器は基本的にロングソード(剣)になるので、剣と相性がいいジョブを選ぶとさらにダメージアップを狙えます。ジョブごとに剣の武器特性を見てみると、ナイトと魔法剣士はS、赤魔道士とスーパースターはA、すっぴんはB。これを踏まえると、素直にナイトや魔法剣士をアタッカーとして考えるので無難ですね。

●攻略テクニック3:強敵相手は“デフォルト”で防御をしながら様子見が堅実!

 『ブレイブリーデフォルト』のバトルにおいて最大の特徴となるのが、“ブレイブ”と“デフォルト”という特殊なシステム。詳細は以前の記事を見ていただくとして、ここでは具体的な戦い方についてアドバイスしていきます。

 まず大前提として、“デフォルト”はBPを1ためるだけでなく、防御の効果もあるのがポイント。このダメージカットの効果はかなり高く、普通にダメージを受ける場合と比べて半分くらいまで減らせます。強敵と戦う際は、この“デフォルト”で防御しながらBPをためて、敵に隙ができたら“ブレイブ”で一気に攻めるのがセオリーとなります。

『ブレイブリーデフォルト』
▲“デフォルト”には防御の効果があるのがポイント。初めて戦う強敵相手には、まず“デフォルト”で様子を見るのがセオリーとなる。

 ただ、この“デフォルト”は敵も使います。最悪のパターンは、こちらが“ブレイブ”で総攻撃をかけた時に、敵に“デフォルト”=防御されてしまうこと。ダメージ量が格段に落ちるので、効率が悪いです。

 そこで大事になるのが、“ブレイブ”を使うタイミング。結論から示すと、敵のBPがマイナスの時がベストです。敵味方ともBPがマイナスになると、BPがゼロに回復するまで行動ができなくなるので、“デフォルト”を使われる危険はありません。

 このセオリーは、前回の体験版Vol.3の段階で見切った人が多かったです。それだけに「もうボス敵なんてパターン作業ですよ!」という意見もよく聞いたのですが、実はそれが開発スタッフの罠でした。

 具体的には、体験版Vol.4のボスはBPをマイナスにすることが少なくなっています。つまり、安全に“ブレイブ”を使うタイミングを見つけにくくなっているんです。そのタイミングとは、敵が“ブレイブ”を使うタイミングです。逆説的ですが、“ブレイブ”を使うということは“デフォルト”を使えないということになるので、敵に効率よくダメージを与えられます。

『ブレイブリーデフォルト』 『ブレイブリーデフォルト』
▲今回の体験版のボスはBPをマイナスにしないことがあるので、安全なタイミングで総攻撃をかけにくい。いかに敵の行動パターンを読んで戦うべきか、駆け引きが重要となる。

 さて、ここで「あれ?」と思った人は正解です。今の論法は、そっくりそのまま敵の立場にも当てはまります。敵の猛攻を“デフォルト”=防御なしでしのげるかというと、それはそれで厳しいところ。だからこそ、与えるダメージを重視して全員で“ブレイブ”をするか、安全策として味方のうちの何人かは“デフォルト”で防御を固めておくか、そんな駆け引きや計算が大事になってくるんです。

 この考え方は、たぶん製品版でも通用するはず。体験版でバトルシステムに慣れておくと、製品版でも有利に戦えるはずです。

●攻略テクニック4:どうせ全滅するならザコではなくボスに負けろ!

 これは今回の体験版だけの特殊なルールですが、各階の階段を守るボスに負けた場合は、HPやMPが全快した状態で復活できます。逆にザコに負けると、ゲームオーバーとなって最初からやり直しに……。

『ブレイブリーデフォルト』 『ブレイブリーデフォルト』
▲ボスに負けると復活できるが、ザコに負けるとゲームオーバー。この体験版だけの特殊なルールなので注意すること。

 ちなみに、HPやMPを回復してくれる宿屋のかわりとなる冒険者は3カ所に登場します。体験版ではセーブができないので、ピンチの時は惜しみなく回復アイテムを使って、冒険者のところまで回復に戻りましょう。HPを回復するポーションは敵を倒すと頻繁に落とすので、使い惜しむ必要はありません。


[CHECK]ブレイブアタックと先制攻撃の違いとは?

 敵とエンカウントした際、特殊な状態でバトルが始まることがある。1つはブレイブアタックで、これは敵味方いずれかのBPが1増えた状態でバトルがスタートする。

 もう1つは先制攻撃で、これは敵味方いずれかが最初の1ターンだけ一方的に行動できるというもの。相手は行動できない=が“デフォルト”を使われることがないので、BPを前借りして一気にたたみかけるのも有効だ。

『ブレイブリーデフォルト』 『ブレイブリーデフォルト』
▲先制攻撃の場合は、片方の勢力が一方的に行動できる。ブレイブアタックはBPが増えた状態というだけで、敵味方とも普通に行動できるので、その違いに注意しよう。

→ジョブに関する詳細データを掲載!(2ページ目へ)

(C)2012 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
MAIN CHARACTER DESIGN:Akihiko Yoshida.

1 2 3 4

データ

関連サイト