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2012年8月13日(月)

男をホレさすスタローンのアクションを君の手で! 『ランボー』シリーズがゲーム化&『CoD BO2』最新情報も 【週刊洋ゲー通信 8/4~8/10】

文:電撃オンライン

 この“週刊洋ゲー通信”では、1週間のあいだに海外のゲームメーカーやデベロッパーが明らかにした最新情報の中から、注目のトピックをまとめて紹介していく。

 今回は8月4日から8月10日までに公開された新情報から、10個のニュースをピックアップしてお届け。欧州最大のゲームショー“gamescom 2012”の開催を翌週に控えて、今週はニュースの数がやや少なめだ。そんな中でも、人気シリーズの最新作からユニークな内容のゲームまで、今週も海外ゲームの多彩な話題をお伝えしよう!

今週のトピック

■2025年のハイテク兵器が続々と登場!
『コール オブ デューティ ブラックオプスII』のマルチプレイ映像が初公開

■ワラワラと大量に群がる敵兵士に戦慄せよ!?
『モダン・ウォーフェア3』の新モードは文字通り“カオス”な内容に

■夜のパリ市内を高級スポーツカーが疾走!
コードマスターズのオンロードRCG最新作『GRID 2』が2013年に発売決定

■ファンタジーRPG『セイクリッド』シリーズに新展開。
最新作『セイクリッド3』と横スクロールACTの外伝を同時発表!

■シルベスター・スタローン作品のゲーム化ブームが到来!?
今度は『ランボー』3部作がFPSとなって復活

■ファン待望のオンライン対戦がついに実現!
『SSX』に2種類の新モードを追加する無料アップデートが配信中

■PS3用謎解きACT『パポ&イヨ』が海外で8月14日に配信開始!
幻想的なトレーラー映像でゲームの雰囲気を満喫

■プレイヤーキャラの総数はなんと200人以上!?
ザ・ベヒーモスの新作『バトルブロックシアター』の開発状況が明らかに

■夢のステージで歌って踊れる!? 『キャッツ』『オペラ座の怪人』など
名作ミュージカルの音楽ゲームがWiiで登場

■ガンコンでプレイヤーの心拍数を検知!?
猛獣ハントFPS『カベラス デンジャラス・ハント 2013』はワイルドな要素が満載

(※参考サイトのリンク先は海外サイトの場合があります)

■2025年のハイテク兵器が続々と登場!
『コール オブ デューティ ブラックオプスII』のマルチプレイ映像が初公開

 日本でも11月22日に発売予定となっている、PS3/Xbox 360/PC用ソフト『コール オブ デューティ ブラックオプスII』。本作についてはこれまでに、1980年代と2025年という2つの時代を舞台にしたシングルプレイの情報のみが公表されていたが、このほどついに、マルチプレイ対戦の様子を収録したトレーラー映像が初公開された。

 この映像には、マイクロウェーブを発射する砲台やドローンを遠隔操作する攻撃など、2025年の近未来ならではのハイテク兵器が次々と登場。さらにトレーラーのラストでは、新モードの“3チームデスマッチ”と思われる映像もチラリと見ることができる。8月16日よりドイツで開催される“gamescom 2012”に、同作のマルチプレイ対戦がプレイアブル出展されるとのことで、さらなる情報が明らかになる日もそう遠くないはず。日本でもオンライン対戦が人気のシリーズだけに、今から発売が楽しみだ!

(参考サイト:『コール オブ デューティ ブラックオプスII』アメリカ公式サイト

■ワラワラと大量に群がる敵兵士に戦慄せよ!?
『モダン・ウォーフェア3』の新モードは文字通り“カオス”な内容に

 一方、2011年11月に発売されて以来、現在でも多くのプレイヤーがオンライン対戦を楽しんでいる『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』のXbox 360版では、8月9日に最新DLC“コレクション3”の配信が開始された。

 このDLCには8月6日のニュースでもお伝えした通り、“スペシャル・オプス”の新ミッション4種と、オンライン対戦“フェイス・オフ”用マップ3種、そして“スペシャル・オプス”の新モード“カオス・モード”が収録されている。配信開始にともない、これらのコンテンツを紹介するトレーラー映像が公開された。中でも、無限に出現し続ける敵兵士を連続して倒していくという内容の“カオス・モード”は、実際に映像で見てみると、その敵兵士の人数の多さに圧倒されてしまう。海外と同様に、日本でもすでに配信されているので、Xbox 360版のプレイヤーはぜひチャレンジしてほしい!

(参考サイト:『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア3』アメリカ公式サイト

■夜のパリ市内を高級スポーツカーが疾走!
コードマスターズのオンロードRCG最新作『GRID 2』が2013年に発売決定

 コードマスターズは、同社のオンロードRCG『RACE DRIVER GRID(レース ドライバー グリッド)』の続編となる『GRID 2』を発表。オフロードレースを題材にした『DiRT』シリーズや『F1』公式ゲームなど、カーレースゲームでは定評のある同社だが、オンロードレースの『GRID』は、2008年登場の第1作(※日本発売は2009年)以来、長い沈黙の期間が続いてきた。

 約4年ぶりに満を持して発表された『GRID 2』は、トレーラー映像を見るとレースカーの再現度はもちろんのこと、レースの舞台となっている峠や市街地の風景の美しさが圧巻だ! 本作はPS3/Xbox 360/PC用ソフトとして、2013年に発売の予定。日本発売は未定とのことだが、前作は日本でもリリースされているだけに、本作も登場を期待したい。

(参考サイト:コードマスターズ公式サイト
(参考サイト:『GRID 2』公式サイト

■ファンタジーRPG『セイクリッド』シリーズに新展開。
最新作『セイクリッド3』と横スクロールACTの外伝を同時発表!

 広大なフィールドを探索するハック&スラッシュ型のファンタジーRPGとして、日本でも好評を得た『セイクリッド2』。ドイツのパブリッシャー“ディープ・シルバー”から、このシリーズの最新作となる『セイクリッド3』と、外伝の『セイクリッド・シタデル』という2作品が同時発表された。このうち『セイクリッド3』については、2013年発売という以外の情報は今のところ明らかにされていない。

 一方の『セイクリッド・シタデル』は、同シリーズの公式サイトでトレーラー映像が公開されている。映像やディープ・シルバー公式サイトの紹介によると、『セイクリッド・シタデル』は最大3人で協力プレイ可能な横スクロールACTで、モンスターや戦車に乗って戦うことも可能。もちろん『セイクリッド』シリーズらしいキャラの成長やアイテムの収集要素も用意されているようだ。同作はPS3/Xbox 360/PCのダウンロード専用ソフトとして2013年配信予定。『セイクリッド3』ともども、日本でもぜひリリースしてほしいところだが……。

(参考サイト:『セイクリッド』シリーズ公式サイト
(参考サイト:ディープ・シルバー公式サイト

■シルベスター・スタローン作品のゲーム化ブームが到来!?
今度は『ランボー』3部作がFPSとなって復活

 シルベスター・スタローン主演のアクション映画『エクスペンダブルズ2』がゲーム化され、海外でダウンロード配信されるとのニュースは、7月9日の記事でお伝えしたが、今度はスタローンの代表作『ランボー』がゲーム化される話題が飛び込んできた。

 イギリスのゲーム会社、リーフ・エンターテインメントが開発を手掛ける『ランボー ザ・ビデオゲーム』は、映画第1作から『ランボー 怒りの脱出』『ランボー3 怒りのアフガン』の初期3部作を再現するFPSになるという。現時点では、公式サイトに映画の映像を使用したティーザー・トレーラーと、画面写真3点が公開されているだけだが、8月16日よりドイツで開催される“gamescom 2012”にプレイアブル出展される予定とのこと。画面写真を見る限り、映画の雰囲気をかなり忠実に再現したものになっているようで、実際のゲームプレイの様子を早く見てみたいところだ。

(参考サイト:『ランボー ザ・ビデオゲーム』公式サイト

■ファン待望のオンライン対戦がついに実現!
『SSX』に2種類の新モードを追加する無料アップデートが配信中

 ヘリから世界各地の雪山に降下して、スノーボードで自由自在に滑走できる、エレクトロニック・アーツのPS3/Xbox 360用ソフト『SSX』。日本でも好評発売中の同作に、大規模な無料アップデートが行われた。今回の無料アップデートでは、2つのゲームモードが新たに追加されている。その中の1つ“3-2-1-Go!”は、最大5人のプレイヤーが同時に雪山を滑走できる、オンライン対戦モードだ。同作ではこれまで、他のプレイヤーのゴーストキャラと競い合うことしかできなかっただけに、ファンの要望が叶えられた形だ。

 またもう1つの“フリービー”モードは、時間制限やスコアアタックなどの要素がいっさい存在せず、じっくりと好きなだけ雪山を滑ることができるというもの。このアップデートは、PSN/Xbox LIVEを通じてゲームをオンラインに接続すれば、誰でも無料で入手できる。日本版のソフトでも配信中なので、今すぐアクセスしてみよう!

(参考サイト:『SSX』アメリカ公式サイト

■PS3用謎解きACT『パポ&イヨ』が海外で8月14日に配信開始!
幻想的なトレーラー映像でゲームの雰囲気を満喫

 “キコ”という名の少年が不思議な街に迷い込み、さまざまな謎を解き明かしながら先に進んでいく、PS3専用のパズルACT『パポ&イヨ』。個性的な世界観を持つ同作が、海外のPSNで8月14日からダウンロード配信される。

 配信開始を前にして、同作のローンチ・トレイラーが公開された。このトレーラーでは、実写映像とゲーム内の映像を組み合わせて、現実世界の少年がゲーム中のキコとなって冒険を開始する様子を巧みに表現。印象的な音楽もあいまって、まるで短編映画のようなクオリティとなっている。この映像を観ると、プレイへの意欲を強くかき立てられてしまうだけに、ぜひとも日本でも配信してほしいところ。

(参考サイト:PlayStation.Blog

■プレイヤーキャラの総数はなんと200人以上!?
ザ・ベヒーモスの新作『バトルブロックシアター』の開発状況が明らかに

 『キャッスルクラッシャーズ』などの人気ゲームを開発し、東京ゲームショウに毎年自前のブースを構えることでも知られているアメリカのディベロッパー、ザ・ベヒーモス。彼らが数年がかりで制作を続けている最新作『バトルブロックシアター』の開発状況が、同社の公式ブログで明らかにされた。

 『バトルブロックシアター』は、ネコの看守が支配する謎の劇場に捕らえられた囚人たちが、ブロックで囲まれたステージから囚人同士で協力して脱出したり、対戦を繰り広げたりする2DパズルACTだ。公式ブログの記述によると、アンロック可能なプレイヤーキャラクターは200種類以上、攻略可能なマップも200種類以上といった具合に、かなりのボリュームを持つ作品になっており、それにともない開発に時間がかかっているようだ。

 とはいえ、開発にもめどが立ってきたようで、今年の後半にはさらなる情報を公開したいとのこと。完成の暁には、Xbox LIVEアーケードでのダウンロード配信が予定されている。完成が今から楽しみだ!

(参考サイト:“ザ・ベヒーモス”ディベロッパーブログ

■夢のステージで歌って踊れる!? 『キャッツ』『オペラ座の怪人』など
名作ミュージカルの音楽ゲームがWiiで登場

 バンド演奏にカラオケ、そしてダンスと、欧州を中心とした海外では、既存の楽曲を使った音楽ゲームが高い人気を誇っている。そんな中、意外な音楽ジャンルにスポットを当てた音楽ゲームが、海外で発表された。

 『アンドリュー・ロイド・ウェバー ミュージカル:シング&ダンス』は、『キャッツ』『オペラ座の怪人』『エビータ』『ジーザス・クライスト・スーパースター』といった名作ミュージカル13作品から32の楽曲をチョイスして、プレイヤーが自分で歌い、ダンスを踊ることに挑戦できるというソフトだ。いずれも日本でもおなじみの、ミュージカルの歴史に残る不朽の名作ばかりだが、それだけに一介のプレイヤーがチャレンジするには、ややハードルが高いかも? このゲームはWii専用で、イギリスで9月14日に発売予定。日本も含めたその他の国での発売は、今のところ未定とのことだ。

(参考サイト:Joystiq

■ガンコンでプレイヤーの心拍数を検知!?
猛獣ハントFPS『カベラス デンジャラス・ハント 2013』はワイルドな要素が満載

 さまざまな野生動物をライフルで狩るハンティングは、大多数の日本人にはまったく縁遠いレジャーだが、海外ではゲームのジャンルとして定着している。中でもアクティビジョンは、アウトドアグッズメーカーのカベラスと提携して、多数のハンティングFPSを発売している。その最新作『カベラス デンジャラス・ハント 2013』は、これまでのシリーズの中でもかなりユニークな内容だ。

 同作のPS3/Xbox 360版には専用のガンコントローラが用意されており、このコントローラを握ることでプレイヤーの心拍数を検知して、銃の照準などに影響を与えるという。また、“父親を殺したグリズリーと対決する兄弟の物語”を描いた壮大な(?)ストーリーモードに加えて、2人協力プレイモードも用意。その名も“マンイーター”と呼ばれるこのモードでは、ウェーブ形式で次々と襲撃してくる猛獣たちを、2人で協力して撃ち倒すことになる。なんともバラエティに富んだ内容の本作は、PS3/Xbox 360/Wii用ソフトとして、海外で10月23日に発売予定だ。

(参考サイト:『カベラス ゲームズ』公式サイト

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