2012年8月31日(金)
『暁の護衛~プリンシパルたちの休日』は、2008年12月に同ブランドから発売された『暁の護衛』のファンディスク。前作のサブヒロイン・黒堂鏡花をフィーチャーした“麗華&鏡花ストーリー”、“ツキストーリー”、“彩ストーリー”、“萌ストーリー”、“妙ストーリー”の5つが収録されている。それに加えて、謎に包まれた海斗の過去も明らかになる。
●麗華&鏡花ストーリー
突然、黒堂鏡花がやって来た。海斗をボディガードとしてよこせと言い寄ってくる。鏡花の出現によって、ズレはじめる麗華との護衛関係。3人の関係は、はたしてどうなってしまうのだろうか。
●ツキストーリー
海斗とツキには共通する特徴があった。互いに暗闇で眠ることができないこと。麗華は海斗にツキが暗闇でも眠ることができるように協力してやれと命じる。はたして、ツキは暗闇で眠ることができるようになるのか………。
●彩ストーリー
彩との関係が公になって間もなく、彩の父源蔵は海斗と別れるように詰め寄ってくる。それを拒む彩だが、源蔵を納得させる方法が見つからない。そんな時、彩はある1つのことにチャレンジしようと考え始める。
●萌ストーリー
神崎家にお世話になり始めた海斗は、1つ年上である萌の将来について考えていた。何も考えてなさそうな萌に聞いてみると、意外なことにやりたいことがあるという、それは……。
●妙ストーリー
妙のパートナーであった錦織侑祈が機能停止した直後、必ず侑祈を直すと誓った妙、しかし、その誓いは日に日に薄れていく。勉強を嫌う妙。その妙を見て、自ら勉強を始める海斗。そんな2人の前に、1つの難問が立ちふさがる。
『暁の護衛~罪深き終末論~』は、2010年4月に発売された『暁の護衛』シリーズの最終作。本作では、本編や過去編で断片的に語られてきた“禁止区域”と、そこで暮らす住人たちについての物語がメインに描かれる。これまでよりシリアスでハードな物語が展開される本作では、海斗の真の実力や隠されたさまざまな真実が明らかになっていく。
大都市の上空をヘリが舞う。
報道カメラが、その場所を映し出す。
経済成長を遂げた日本が抱え込んだ唯一にして最大の負債。
“禁止区域”
人間として認められない者たちが逃げ延びる最後の砦。
数千名にも及ぶ警察官が、禁止区域を包囲していた。
“禁止区域強制退去法案”執行の日。
それは禁止区域に住まう住人たちを1人残らず捕獲する計画であった。
間もなく追いつめられるであろう、禁止区域の住人。
彼らは責められるために生まれてきたわけじゃない。
ただ生きたかった。
束縛されず、己が意志のまま、ありのままに。
ただ人として認めてもらいたかった。
やがて……突入の時刻がやって来る。
―――それは海斗たちにとって、日常の終わりを告げる瞬間であった。
▲杏子(あんず)……CV:大野まりな | ▲宮川 清美(みやがわ きよみ)……CV:さくらはづき | ▲舞(まい)……CV:稲狩裕子 |
▲詩音(しおん)……CV:古閑ゆき | ▲加奈子(かなこ)……CV:北都 南 |
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