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2012年9月6日(木)

【電撃乙女部】個性豊かなツーファイブ企画CDを紹介♪ 木村良平さん、子安武人さん、森田成一さんのインタビューも

文:電撃オンライン

 最新作が9月26日に発売予定の『オジサマ専科』シリーズをはじめ、さまざまなドラマCDシリーズをリリースするツーファイブより、オススメのドラマCDを紹介します。豪華声優陣が演じる奥深いドラマを、この機会に貴女もぜひ体験してみてください!

■『42ネ申』

【電撃乙女部】

 もしも、あなたの命が死神によって奪われる運命だとしたら……。

 この世界は神様が大好きな小さな“箱庭”。それを見守る“終わりの国”の門番は、生態系のバランスを取る為に死神を遣わしました。

 ある日、あなたの前に現れた1人の死神。本来、あなたの命を奪わなくてはいけない彼と過ごしていくうちに、もしかしたら、関係は変わるのかもしれません。これはそんな個性豊かな死神とあなたの小さな恋のお話――。

 巻ごとに1人の死神をフィーチャー。聴き手であるヒロインと死神とのドラマが描かれていきます。ドラマパートに加えて、死神との甘いシチュエーションパートはダミーヘッドマイクで収録。まずは、好評発売中の第1巻についてチェックしていきます。また、死神を演じた木村良平さんと子安武人さんのメッセージもお届け!

【電撃乙女部】
▲『42ネ申 Vol.01 Celesta ~天国からのインビテーション~』

■ ストーリー ■

 つまらない日常にうんざりしていたあなたの前に現れた青年・チェレスタ。彼は、終わりの国の門番より、あなたの人生を終わらせるようにと指示を受けた死神だった。

 「自ら死を望む人間を消すことは、神様がもっともいやがることだ。恋をしてもっと生きたいと思わせてから命を奪え」という門番の提案で、チェレスタはあなたとひと時の時間を過ごすことに……。

■ 第1巻 登場人物 ■

チェレスタ(CV:木村良平)門番(CV:子安武人)
【電撃乙女部】 【電撃乙女部】
▲上司の門番から、ヒロインを殺すよう命じられた死神。誰にでも気さくな人懐っこい性格だが、仕事に対してはあまりマジメではないらしい。マシンガンを愛用している。▲本シリーズのストーリーテラーとしてすべての物語にかかわる人物。死神をまとめる、終わりの国の謎だらけの門番。

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――まずは収録の感想をお願いします。

木村さん:ダミーヘッドマイクでの収録が初めてだったので、楽しかったです。ダミーヘッドマイクの存在については知っていて、でも具体的にどんなものかはわかっていなかったのですが、おもしろそうなので以前からやってみたいなとは思っていたんです。だから、収録が決まった時もワクワクしたし、うれしかったですね。相手の距離とか位置とか、普段とは違って“身体”でそれを意識して演じなければいけないというところで、より立体的な芝居になるのかなあと思いつつ、演じました。感覚としては、立ちの芝居にちょっと近いような感じでした。

子安さん:こういうシチュエーションCDに出演するのはすごく久しぶりですね。“死神”という設定だったり、テーマにもなっている“生と死”のお話が、聴いている側の女の子との恋愛とからめて展開していくところがとてもおもしろいなと思って。台本も見せていただいて、こういう作品ならおもしろそうだし、久しぶりに出てみようかなと快諾をしました(笑)。

――木村さんが演じるチェレスタの魅力を教えてください。

木村さん:奔放さですかね。チェレスタは人間のルールで生きてないから、当たり前なのかもしれないけれど、死神的なルールにもたぶん従ってなさそうというか……(笑)。そこがやっぱり魅力かなあ。

――では、子安さんが演じる門番の魅力とは?

子安さん:彼はこのシリーズにおける、ストーリーテラーですよね。あくまで“案内役”なので、僕は聞いている皆さんへのサービスはないんです。ダミーヘッドマイクでささやいたりはしていませんので、あまり過度な期待と勘違いをなさらないでください(笑)。それは木村くんの役目なので。ただ、もしこのシリーズが続くようなことがあれば、僕ももしかしたらサービスがあるかも知れないので、そこに至るための流れのためにもぜひ買って聴いていただければと思います(笑)。木村くんとのドラマ部分は、もちろん単純に作品としておもしろいですしね。

――役を演じるにあたって意識したポイントは?

木村さん:あんまりないですね……最初にテストで演じたら、「それでいいです」って言われたので。例えば、門番が相手の時と、ヒロイン相手の時とでは、チェレスタの態度がだいぶ違うんですよね。彼は“こういうキャラクターです”という完全に固まったものがないので、むしろ彼の感情のままやればいいかなあと思って演じました。

子安さん:つかみどころのない感じにしておきました。とりあえず門番とは言っているけれど、最初は正体がわからないので……“胡散くさい人”というイメージで演じました(笑)。死神の雇い主というポジションなので、死神よりも偉い立場らしいのですが、そういう感じはしませんでしたね。キレる人なのか、そうでないのか、そこもまだ曖昧になるような印象にしているというか。あとは、ふざけているところと、真面目にしているところで、メリハリをつけて演じてみました。

――作中で印象に残ったセリフやシーンはありましたか?

木村さん:門番の妄想シーンですね。あそこはおもしろかったです。他のシーンでちょっとイタズラする時と、妄想のシーンのガチな時は、ちょっと違うように聴こえるように演じました。そこは楽しかったですね。

子安さん:僕が演じているシーンは基本的にチェレスタとのふたり芝居なので、チェレスタとのやり取りが本当におもしろかったですね。ノリツッコミというか、ともすれば漫才になるんじゃないかっていうぐらいの勢いで物語が進んでいくんです。書いたものを読んでいる感じではなく、本当にに「しゃべってるんじゃないの?」という感じでした。だからそういうところが聴いていて楽しいかなと思います。ドラマパートと、ダミーヘッドマイクのパートは、一応分かれてはいますが、どちらも本当におもしろいんですよ。僕が出ているドラマパートは“刺身のツマ”なのかというと、そうではなく。それがあってこそ、という構成になっているので、非常に楽しんでいただけるかと思います。

――今作の登場人物はちょっと変わった死神ですが、タロットカードの意味では“停止”、逆位置だと“再スタート”という意味があります。それにちなんで、「やめなきゃいけないな」と思うことについてお話ください。

木村さん:すぐタクシー乗っちゃうこと。時間に余裕があっても、もう仕事終わって帰るだけとかでも、すぐにタクシー乗っちゃうんだよね。あとタクシーも含めて、無駄遣いかなぁ。欲しいなって思って迷った時は、まあ“買う”んだよね(笑)。迷ったものは全部買ってる気がするもん。例えば、海外旅行と、ソファーを買うのと、iPadを買うのを同じ月にやっちゃったり。「あ、欲しいな」と思って、あったら買っちゃう。本当は、今月はこれやったから、もうちょっと待ってからにしようって思わないといけないんだけど……。でも、僕の場合は「どうせ買うから」と思って買って、また次の月には「どうせ買うから」ってなっちゃって……途方もないことになるわけで。やめなきゃいけないな、と思います。

子安さん:……課金のしすぎ?(笑) 暇つぶしでやっていたはずなのに、かなり本気で課金しちゃっているゲームがあって(笑)。課金すること自体が楽しくなっちゃって、もうやめられないんですよ。だから一回停止して、再スタートしたい(笑)。でも、また再スタートして、また同じことをくり返すだけかも(笑)。ゲームをしている時が楽しいとか、勝ってバックするのが楽しいとか、いろいろな楽しみ方があると思うんですよ。でも、僕は「課金自体が楽しい」っていう、超ダメ人間だということが最近判明したので(笑)。それをぜひ停止したいです。

――ファンの皆さんへ、メッセージをお願いします。

木村さん:いい意味で、皆さんが想像した通りの作品に仕上がっていると思います。期待に応えられる作品です。初めてのダミーヘッド、ドキドキしながら、「こ、ここでいいのかな?」とか、試行錯誤しながら一生懸命やりました。やっぱり芝居していると、無機質な人の形をしたダミーヘッドマイクが、だんだん本当の女性のように感じてくるんですよね。普段、マイク前で演じている時に、目の前に感じているのと同じように。だから極端な話、“あなた”を意識しながら、耳元に寄ってみたり、イタズラ心を出してしゃべったりしました。そこを楽しんでもらえたらなと思います。あとは、僕と子安さんのテンポのいいギャグもあわせて楽しんでもらえたらいいんじゃないかと。ぜひ聴いてください。

子安さん:木村くんのファンはもちろん、とてつもなく甘いささやきから、ラブメッセージがいっぱい聴けるたまらないCDなので、これは間違いなく買いだと思います(笑)。ただ残念ながら、今回は僕、ささやかないので。いつか門番がささやけるかもしれない、その時のために、いっぱい今回のCDを買っておいていただければと思います(笑)。よろしくお願いします。

【電撃乙女部】
▲木村さん(写真左)と子安さん(写真右)。

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 いかがでしたか? 気になったという方はこちPVを見ながら、作品の世界を体験してみてください。


データ

▼『42ネ申 Vol.01 Celesta ~天国からのインビテーション~』
■発売元:ツーファイブ
■品番:TRCD-10135
■発売日:2012年8月8日
■価格:2,625円(税込)
 
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(C)ドン・マッコウ/TWOFIVE
illust. 紅月りと。
illust. ヤマシタコウジ

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