2012年9月19日(水)
MAGES.のゲーム&音楽ブランド・5pb.から、明日9月20日に発売されるPS3/PSP用ソフト『暁の護衛 トリニティ』。本作の移植を手掛けた5pb.の柴田太郎プロデューサーにショートインタビューを行った。
『暁の護衛 トリニティ』は、美少女ゲームブランド・しゃんぐりらから発売されたPC用AVG『暁の護衛』と、そのファンディスク『暁の護衛~プリンシパルたちの休日』、続編である『暁の護衛~罪深き終末論~』を収録したタイトル。PS3版はグラフィックのHD画質化に加え、トロフィー機能が追加されている。PSP版はUMD2枚組となる。
インタビューでは、気になる追加要素や移植にともなう修正点などについて聞いている。原作をプレイした人もそうでない人も、ぜひチェックしてほしい。
→衣笠彰梧さん&トモセシュンサクさんのコメント付きキャラ紹介前編!
→桜坂絆への言及も。衣笠さん&トモセさんコメント付きキャラ紹介後編!
――コンシューマへ移植するにあたって、変更や追加された点がありましたら教えてください。
コンシューマ版では表現できない部分をカットし、違和感のないように調整をしています。イベントCGも約30枚ほど追加してあります。また全編にわたって微調整……ものによっては結構な調整を加えたので、PC版と比べてみていただければと思います。
また『プリンシパルたちの休日』に麗華ルートへの分岐を新設しました。鏡花のストーリーから分岐しますが、海斗のカッコいいところとか麗華の意外な表情とかも見られてオススメです(笑)。
――『暁の護衛』は、特に3作目の『罪深き終末論』でショッキングなシーンが多いですが、移植にあたってそのシーンの修正&削除は行われているのでしょうか?
コンシューマで表現できる範囲内で、可能な限りそのままで行ける部分は行きました。泣く泣く変更しなくてはならなくなった箇所もあるのですが、ばっさりカットでは意味がわからなくなってしまうため、いろいろと表現を変えながら再現しています。
――公式サイトに“新規イベントグラフィックの追加”とありますが、18禁シーンの差し替え以外にも、グラフィックの追加はあるのでしょう?
エッチシーンの差し替え以外では、バトルシーンのグラフィックが増えた感じです。例の謎の答えもグラフィックとして追加しました。立ち絵のバリエーションや演出用のグラフィックもいくつか追加しています。
――柴田プロデューサーが考える、『暁の護衛』の魅力について教えてください。
日常シーンのテンポのよさと雰囲気、そして禁止区域の雰囲気との落差。それをつなぐ海斗の存在ですかね。海斗というキャラは周りを自然と巻き込んで味方につけてしまうというか……嫌味なところがないキャラですね。
――柴田プロデューサーはどのキャラクターが好きですか?
ツキです。メイドさんなのは当たり前として、あのトークセンスはただ者ではないですよ。
――『罪深き終末論』から選ぶとしたら誰になるでしょう?
え、緒方さん? なんか声が妙にカッコよくてですね……。
――『暁の護衛 トリニティ』の限定版には、ドラマCD『湯気深き温泉宿』が同梱されますが、ドラマCDの聴きどころを教えてください。
宮川尊徳大活躍!!
――ウィンナーにも期待ということですね! 話は変わりますが、柴田プロデューサーが所属するゲーム事業部ディビジョン1では人気作の移植が多い印象があります。『暁の護衛』以降の移植プロジェクトはすでに予定されているのでしょうか?
え、それは……ないしょ。オリジナルも用意していますのでご期待ください!
――オリジナルタイトルも楽しみにしています。それでは最後に、発売を楽しみにしている読者に向けてメッセージをお願いいたします。
『暁の護衛』シリーズ3作を一気にプレイするチャンス! PSPはインストールしての快適プレイもできますのでぜひにぜひに。
(C)あかべぇそふとすりぃ/(C)2012 5pb.
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