2012年9月19日(水)
SCEは、本日9月19日に都内の品川インターシティホールにおいて、発表会“SCEJ Press Conference”を開催した。
発表会には、SCEJのプレジデント・河野弘氏、代表取締役社長兼グループCEOのアンドリュー・ハウス氏が登壇。明日から始まる東京ゲームショウ2012の出展内容や年末商戦に向けてリリースするタイトル、PlayStationビジネスのラインナップアップデートについての発表を行った。他にもPS Vitaの新色やPS3の新型モデル、PSPの値下げが公開された。
▲左が河野弘氏で、右がアンドリュー・ハウス氏。2人のキーマンが、ハードやソフトについて語った。 |
また、コンセプトの稲船敬二氏やマーベラスAQLのはしもとよしふみ氏、コーエーテクモゲームスの鯉沼久史氏、バンダイナムコゲームスの稲垣浩文氏や富澤祐介氏が登壇して、新作ソフトのプレゼンテーションを行った。
ハウス氏が最初に語ったのは、PS3の新型モデルについて。内容をそのままに、さらなる小型化を実現してデザインを一新。新型PS3は、初期モデルから50%の小型・軽量化、現行モデルからは25%の小型化と20%の軽量化が行われるとのこと。
内蔵されるHDDは、現行モデルの320GBが500GBに、160GBが250GBに拡張。ハウス氏は「スタイリッシュになり、かつHDD容量が増えることで、PlayStation Storeをより楽しめるようになる」とアピールした。カラーバリエーションはチャコール・ブラックとクラシック・ホワイトの2種。発売日はチャコール・ブラックが10月4日で、クラシック・ホワイトが11月22日だ。
「7年目を迎えるが、PS3のビジネスはさらに拡大していく」と、ハウス氏は今後もマーケットを広げていくことを宣言した。
▲PlayStationの世界をPSデバイス以外でも楽しめるPlayStation Mobile。これまでに発表されていたメーカーに続いて、SHARPとFUJITSUの加入が発表された。 |
PlayStation Vitaは、年末商戦に向けてさまざまなタイトルがラインナップされている。あわせてPlayStation Networkを強化。PlayStation Plusを、PS Vitaでも利用できるようになる。会員専用の特典もさまざまあるとのこと。また、これまでにPS3で会員になっている人はPS Vitaでも、またPS Vitaで新たに会員になった人はPS3でも使えるという。
▲PS Vitaに対応したPlayStation Plusは、11月にサービス開始予定。今後も新しい施策を入れつつ、それぞれのハードの価値を固めていくことを明らかにした。 |
インターネットを通じてゲームを楽しむスタンスは、ますます加速していくと、ハウス氏は語る。コンテンツとサービスを同時に拡大していくために、米国クラウドサービスメーカー・Gaikaiを先日買収。Gaikaiと同社の経験でPlayStation Networkの可能性を広げるために、尽力していくとのこと。
最後にハウス氏は、「最高のEntertainmentと感動を届けることが重要だと思っています。“All Day PlayStation、Everyday PlayStation”を目指していきます!」と力強く語った。
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