2012年9月20日(木)
千葉の幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2012のカプコンブースにて、3DS用ソフト『モンスターハンター4』を体験したので、その模様をお届けする。
これは『モンスターハンター4』の多くの武器にも言えることだが、基本的なアクション感覚は前作とほぼ変わっていない。双剣における鬼人化や鬼人強化、ランスにおける突進やカウンター突き、ガード前進などは前作までの感覚で使うことができた。これまで両武器を愛用していたハンターは違和感なく使うことができる。
ただ、高低差を利用した“ジャンプ攻撃”が実装されたことにより、どちらの武器にも空中で利用できるアクションが増えた。中でも影響が大きいのがランス。突進中にスライドパッド入力↑+Bボタンを押すことで、突進からそのままジャンプすることができるのだ! マップの高低差を使わずに、任意でジャンプをできるのは操虫棍とランスのみ。モンスターの背中に乗りやすいというのは大きなアドバンテージになりそうだ。
なお、ランスは段差に向けてガード前進を行なうことでガードジャンプを繰り出すことができる。モンスターの攻撃をそのまま防御できるのはもちろん、カウンター突きのようなモーションで攻撃に転じることも可能となっている。文字面を見ると便利そうだが、状況が限定されているアクションなので使えるかどうかはマップ次第かも……!?
ちなみにジャンプ以外でもランスは突進中にスライドパッド入力↓+Xボタンを押すことで、振り向き攻撃を出せるようになった。モーションはなぎ払い攻撃に近く、そのまま他の攻撃につなぐこともできるので、突進でモンスターの死角に回りこみつつ攻撃を仕掛けることもできそうだ。
ランスのように任意でジャンプをすることはできないが、双剣は段差を利用することで“空中鬼人化”や“空中回転乱舞”を繰り出すことができる。“空中鬼人化”は地味ながらも移動しながら鬼人化できるため、モンスターに切り込む時には便利そう。“空中回転乱舞”は鬼人回避(鬼人化時、もしくは鬼人強化状態時にBボタン)で段差に突っ込むことで発動する新アクション。
乱舞と聞くと長時間の攻撃を連想するかもしれないが、実際にはきりもみ状態で相手に突っ込んでいくという感じで移動と攻撃を兼ね備えたスピーディーなアクションというイメージ。回転乱舞中にXボタンを押すことで、「回転乱舞フィニッシュ」まで持ち込むことができるので相応のダメージも計算できる。
これまでは、鬼人回避をうまく使って相手の攻撃をのらりくらりとかわしつつラッシュに持ち込むのが双剣のオーソドックスなスタイルだったが、本作では段差を使ったヒット&アウェイもアリか。
ランスはこれまで通りの堅い立ち回り、そして双剣はテクニカルなラッシュという強みは残しつつ、より積極的に攻撃する術を手に入れた。進化した両武器が新たなモンスターにどこまで通用するのか、今から楽しみだ。
■東京ゲームショウ2012 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2012年9月20日~21日 各日10:00~17:00
一般公開日……2012年9月22日~23日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料
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