2012年9月20日(木)
本日9月20日、幕張メッセで開催中の東京ゲームショウ2012会場内メインステージにて、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が主催する日本ゲーム大賞2012 経済産業大臣賞・年間作品部門の発表授賞式が行われた。
▲表彰式の司会を務めたのは、タレントの伊集院光さん(右)とモデルの前田美咲さん(左)。 |
日本ゲーム大賞2012には、部門ごとのさまざまな賞が用意されており、経済産業大臣賞は、近年の家庭用ゲーム機の発展に貢献した人物・団体に贈られる賞。年間作品部門は、2011年4月1日から2012年3月31日の間に日本国内でリリースされた全作品を対象に、一般投票および日本ゲーム大賞選考委員の審査で、グローバル賞(日本作品部門/海外作品部門)、ベストセールス賞、特別賞、ゲームデザイナーズ大賞、優秀賞、年間作品部門大賞が選出される。
経済産業大臣賞を受賞したのは、任天堂で携帯ゲーム機の開発を手掛けている“ニンテンドー3DS開発チーム”。受賞の主な理由は、やはり携帯ゲーム機で初めて裸眼立体視を実現したこと。ゲーム表現の可能性を広げたハードウェアを提案し、新たなゲームコンテンツの登場をうながす土壌を開拓。ゲームの新たな道を切り開いたとして評価された。
続いては、年間作品部門の各賞の受賞が行われた。この部門では、それぞれ設けられたテーマにおいて、年間を代表するとされる作品に賞が与えられる。
■ゲームデザイナーズ大賞 審査員(50音順・敬称略)
・飯田和敏
・イシイジロウ
・上田文人
・小川陽二郎
・神谷英樹
・川本浩一
・桜井政博
・巧舟
・藤澤仁
・三上真司
▲『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』 | ▲『The Elder Scroll V: Skyrim』 |
▲『新・光神話 パルテナの鏡』 | ▲『スーパーマリオ 3Dランド』 |
▲『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』 | ▲『DARK SOULS』 |
▲『FINAL FANTASY XIII-2』 | ▲『マリオカート7』 |
▲『モンスターハンター3(トライ)G』 | ▲『ワンピース 海賊無双』 |
優秀賞を受賞した10作品の中から、みごと年間作品部門大賞に輝いたのは、SCEのPS Vita用ソフト『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』。
【日本ゲーム大賞選考委員コメント】
一般投票では、多くの作品がユーザーからの支持を集める、まさに激戦であった。そうした中、『GRAVITY DAZE』はそのゲーム性が新規性、斬新性に富み、今後のゲームソフトとのあり方に一石を投じることができる作品として高く評価。また、投票いただいた多くのユーザーからも“次代を担う、これまでにないまったく新しいゲーム”という意見が多数寄せられるなど、今年度の年間作品部門大賞に最もふさわしい作品として選出するに至った。
▲日本ゲーム大賞2012 経済産業大臣賞・年間作品部門、受賞関係者登壇。 |
■東京ゲームショウ2012 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2012年9月20日~21日 各日10:00~17:00
一般公開日……2012年9月22日~23日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料