2012年9月21日(金)
シリーズも3作目となる『ロストプラネット』。今作は1よりも前の時代、EDN-3rdに人類が入植を始めた頃が舞台となる。ステージにはアンドリュー・サマンスキープロデューサーと大黒健二ディレクターが登壇し、最新でありながら最古の物語となる本作の特徴などについて紹介を行った。
主人公ジム・ペイトンは“EDN-3rd”で開拓作業に従事する出稼ぎ労働者。地球に残した妻子のために極寒の惑星に降り立った。ジムたちはEDN-3rdを訪れた最初の人類であり、彼ら以外の人類はかの地にはいないはずなのだが……。サマンスキープロデューサーいわく、よりシネマティックな画面作りにこだわり、人間ドラマも注目という本作。シリーズおなじみのキャラクターにゆかりのある人物も登場するとか。また、敵となる原生生物“エイクリッド”もよりバラエティに富んでジムたちに襲いかかるという。
▲ラロッシュはジムのライバルであり、時に敵になり、時に味方になりとさまざまな形で物語に関わってくる。ブラドックは、ジムたちの上長であり現場監督。ゲイルは、1の主人公ウェインの父親。 |
▲敵としてだけでなく、EDN-3rdの生態系を演出するためにも登場するエイクリッド。生態や行動などの説得力が増している。 |
基本的なフィーチャー紹介のあと、大黒ディレクターによるデモプレイが行われた。ちなみに、シリーズおなじみのメカニック“VS”ことバイタルスーツはこの時代には開発されておらず、ジムはその前身であるユーティリティ・リグと呼ばれる建設機械に乗り込む。戦闘用ではないので、武器は持たないが、そのパワーと大きさで大型のエイクリッドとも互角に渡り合える。出稼ぎ労働者という設定といい、建設機械で戦うという武骨さといい、なんとも汗臭い男のドラマが展開されそうだ。
▲ユーティリティ・リグの操縦画面は、サマンスキープロデューサーいわく、その大きさを表現するために1人称視点としたとのこと。臨場感満点である。 |
最後にブースと物販の紹介が行われた。特に試遊台のあるブースは、EDN-3rdをコンセプトにしており、キンキンに冷やされた極寒仕様。ネットワークに繋がっており、マルチプレイの体験もできる。また、試遊すると極寒クーラーパックもプレゼント。明日からの一般
公開日に是非とも体験してほしい。
▲物販で販売されているNEVEC Tシャツ。時代を反映してロゴが古いものになっている。 |
■東京ゲームショウ2012 開催概要
【開催期間】
ビジネスデイ……2012年9月20日~21日 各日10:00~17:00
一般公開日……2012年9月22日~23日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料
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