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2012年9月27日(木)

【電撃PlayStation】EAインタビュー第3弾!『ニード・フォー・スピード モストウォンテッド』は自由で破天荒なRCG!!

文:電撃PlayStation

 さてさて、一昨日の『FIFA13』昨日の『メダル オブ オナー ウォーファイター』に引き続き、今日はエレクトロニック・アーツ(以下、EA)さんから11月15日に発売される『ニード・フォー・スピード モストウォンテッド』(以下、NFSMW)のインタビューを、電撃PlayStation編集部のHIROがお届けします!

 本作は、RCGとして長い歴史を持つ『ニード・フォー・スピード』シリーズ最新作で、『ニード・フォー・スピード ホット・パースート』や『バーンアウト パラダイス』など、数々の名作RCGを手掛けてきたクライテリオン・ゲームズが開発。自由でハチャメチャな走りを楽しめる『NFSMW』の新要素や注目ポイントなどを聞いてきました!

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▲『NFSMW』の開発プロデューサーのLeanne Loombe氏。女性でありながら、男勝りの激しいRCGのプロデュースをしています。

――クライテリオン・ゲームズとして2010年に発売した『ホット・パースト』以来の『ニード・フォー・スピード』シリーズですね。
Leanne Loombe氏(以下、敬称略):新たに『ニード・フォー・スピード』を作らせていただくということになり、プレイヤーが最重要指名手配(モスト・ウォンテッド)を目指すというコンセプトが素晴らしかった『モスト・ウォンテッド』シリーズを選ばせてもらいました。前作にあたる『モスト・ウォンテッド』(2005年に発売された同名の別タイトル)はほかの開発スタジオが作っているので、クライテリオン・ゲームズとしては続編ではなく、新作として開発しています。
――RCGにありがちなメニュー画面からレースを選択するのではなく、オープンワールドでレースやカスタマイズをシームレスに行えるのにビックリしました。
Leanne:オープンワールドにしたのは、プレイヤーにできることとできないことを区分けしてもらわないようにです。フレンドとのレースを楽しむ人がいれば、公道をじっくりと走り隠された車を見つけ出す人もいます。とにかく自由に遊んでほしいですね。
――いろいろなレースが行えるオープンワールドになっていますが、作るうえでどのような点にこだわりましたか?
Leanne:うちの開発スタッフは、オープンワールドを生かしてのコース作りになれています。街のいたるところに仕掛けやショートカットを配置しました。そのため、コースにとらわれずに走るのもプレイヤーの自由です。ショートカットのなかには、ビルボードをぶち破るものがあるのですが、このときビルボードをぶち破ってジャンプした距離が一番長いプレイヤーは、その後ビルボードに自分の顔やアイコンが表示されます。

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▲コースはあるようでないようなもの。とにかく自由に走ってプレイヤーが楽しければそれでOK!

――『NFSMW』では、見つけた車に乗り換えることができますが、これらの車はどのようなところに配置されていますか?
Leanne:わかりやすいところに置いてある車もありますが、おもしろいところに隠している車もありますよ。ちなみに、普通のRCGでは条件を満たすことで新たな車がアンロックされていくのが基本です。しかし『NFSMW』では、その常識をとっぱらって、見つけることさえできれば最初からすべての車を使えます。
――オープンワールドのRCGといえば『バーンアウト パラダイス』でもそうでした。
Leanne:『バーンアウト パラダイス』と違う点は、フレンドとの対戦、ソーシャル性、実在のスポーツカーを使っているなどです。そして、今のゲームということで昔のものよりもすべての面で大きく進化しています。
――フレンドとの対戦では普通のレースのほかに、ジャンプやドリフトの距離、最高速度などを競うことができますよね。
Leanne:フレンドとの対戦は最も大事にしている部分なので、フレンド間で最重要指名手配になるのを競ってほしいです。本作では、何かをするたびに“スピードポイント”を獲得できます。このスピードポイントを獲得するほどランキングが上がっていく仕組みです。なお、スピードポイントは、車の最高速度やボディの頑丈性を強化するなど、カスタマイズのときにも使います。
――フレンドとの対戦中に警察に追われていましたが、対戦後もそのまま追われていましたね。どうすれば逃げ切ることができますか?
Leanne:警察に追われることも本作の楽しみです。警察の追跡をかわすには、レース後にほかの車に乗り換えたり、警察からしばらく身を隠してください。

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▲作り込まれたオープンワールド“フェアハーベンの街”。オンラインにつなげば最大12人で対戦が行える。

――フレンドとのつながりという部分では“オートログ”はどうなりますか?
Leanne:前作『ホット・パースート』のオートログでは、フレンドとのレースタイムの比較などが可能でした。本作では、スマッシュゲートやスピードカメラなど、ゲームでやっているすべてのことをフレンドと比較できるように進化しています。
――クライテリオン・ゲームズがRCGを作るうえで最もこだわっているところを教えてください。
Leanne:一番は、ルールにとらわれずにプレイヤーが自由に遊べるゲームであることです。そのほかでは、走っているときの爽快感とおもしろさも大事です。コーナーリングやドリフトなどのハンドリングは現実の感覚に近いものにしつつ、それでいて現実ではあり得ないようなゲームならではの部分も組み込みました。もちろん映像や音声の質にもこだわっています。
――日本では2012年の11月15日に発売予定です。それを楽しみにしているユーザーにひとことお願いします。
Leanne:この作品がリリースできて、開発スタッフも発売までワクワク感でいっぱいです。『ホット・パースート』や『バーンアウト パラダイス』どちらのファンも楽しめるようになっています。最高のRCGの発売をもう少しだけ待っていてください。

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▲日本では、10月1日からWeb番組の“Most Wanted TV”がスタート。現在特設サイトで参加者を募集中だ。

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