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2012年10月11日(木)

アメリカ独立戦争の裏にアサシンの影あり! 特集企画『アサシン クリードIII』の見どころをまとめてチェック!

文:電撃オンライン

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『アサシン クリードIII』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。
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 キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の共通の聖地であるエルサレム。その支配権を巡って、キリスト教徒が編成した十字軍と、当時のエルサレムを統治していたイスラム教国家が激しく争った時代がありました。その陰に、狂信的に十字軍や周辺諸国の要人たちを暗殺して回ったカルト集団があったと言います。その名はアサシン教団。イスラム教の一派をモデルにした伝説上の集団です。

『アサシンク リードIII』

 彼らは麻薬などで意のままにした者を暗殺者に育て、あらゆる手段を用いてターゲットを狙ったとされています。その神秘性からさまざまな伝説が語られるアサシン教団の血族が、世界中に散らばり、長い歴史の陰で暗躍してきた様を描いたのが、全世界で3,500万本ものセールスを記録している人気ACT『アサシン クリード』シリーズです。

 その最新作『アサシン クリードIII』の発売まで、約1カ月となりました。電撃オンラインでは、本作の世界をより深く理解するための特集記事をお届けしていきます。第1回となる今回の記事では、まずは基本情報として「『アサシン クリードIII』とはどんなゲームなのか?」というところから始めていきましょう。

『アサシンク リードIII』

■アメリカ独立戦争の陰でアサシン・コナーが勇躍する!

 『アサシン クリード』シリーズは、現代に生きるアサシンの血族、デズモンド・マイルズという青年が、アニムスと呼ばれる特殊な機械で先祖の記憶をたどり、その人生を追体験していくという物語です。

 1作目の『アサシン クリード』では、十字軍が遠征した12世紀のシリアで、教団の信条のために戦う伝説のアサシン・アルタイル。『アサシン クリードII』では、15世紀のルネサンス期のイタリアで、殺された家族の復讐のために戦う最強のアサシン・エツィオの記憶がたどられました。

 そして『アサシン クリードIII』では、イギリスからの独立の気運が高まる18~19世紀のアメリカを舞台に、アメリカ独立戦争の裏側で戦うアサシン・コナーを主役にした物語が描かれます。

 コナーは、アメリカ大陸に渡ってきたイギリス人の父と、欧州からの移民により住む土地を追われたモホーク族出身の母との間に生まれました。狩猟で日々の糧を得る部族の戦法と、アサシンならではの暗殺技術の両方を使いこなします。彼がアサシンになった理由などはまだ明らかにされていませんが、その行動原理は“正しい行い”をすること。

『アサシンク リードIII』

 正義感にあふれるコナーは、部族の者を苦しめる侵略者の暴力をはじめ、目の前で起きる不正に対して敢然と立ち向かっていきます。そんな彼は、互いの正義をかかげて争うアメリカとイギリスを見て何を思い、何と戦うのか? 今から興味が尽きないところです。

『アサシンク リードIII』 『アサシンク リードIII』
▲対立する異種族の間に生まれたコナーは、さまざまな試練を経て優秀なアサシンになっていきます。そんな彼は、アメリカ独立戦争にどうかかわっていくのか。コナーの成長も合わせて、非常に楽しみです。

 ちなみに、アサシン教団のシリーズを通しての敵は、謎の秘宝“エデンの果実”の力を求めて活動するテンプル騎士団。十字軍に参加していた、実在の騎士団をモチーフにしているこの組織は、時の権力者を裏で操り、アサシン教団への攻撃や秘宝の探索を行ってきました。

 もちろん彼らは『アサシン クリードIII』でも登場し、コナーの強大な敵として立ちはだかります。権力者を利用するテンプル騎士団だけに、アメリカかイギリスのどちらか、もしかしたらその両方の首脳陣のバックに潜んでいるかもしれません。また本作には、初代アメリカ合衆国大統領となったジョージ・ワシントンのような、歴史に名を残す偉人も数多く登場します。コナーとテンプル騎士団の争いはもちろん、歴史上の人物が物語にどうかかわってくるのかにも注目です!

→新エンジン“Anvil Next”によるゲームの進化(2ページ目)

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