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2012年10月31日(水)

座敷童子のいる旅館でバイトしながら夏休みの思い出作り! ヒロインやCGを追加した『1/2 summer(ワンサイド・サマー)+』が今冬発売

文:電撃オンライン

 アルケミストは、PSP用ソフト『1/2 summer(ワンサイド・サマー)+』を今冬発売する。価格は通常版が7,140円(税込)、限定版は未定。

『1/2 summer(ワンサイド・サマー)+』
『1/2 summer(ワンサイド・サマー)+』

 本作は、美少女ゲームブランド・ALcot Honey Combが6月に発売したPC用ソフト『1/2 summer』をPSPに移植したもの。PSP版には、新ヒロインが追加されている他、原作による監修のもとシナリオが大幅に加筆される。新規CGが追加され、OPも新たなものが収録される。

『1/2 summer(ワンサイド・サマー)+』 『1/2 summer(ワンサイド・サマー)+』
『1/2 summer(ワンサイド・サマー)+』 『1/2 summer(ワンサイド・サマー)+』 『1/2 summer(ワンサイド・サマー)+』

■プロローグ

 セミもせわしく鳴き始める8月、夏休みに田舎の旅館を手伝うように言われた主人公・草薙枢は、バイト代も出るというのでなんとなく承諾した。うだるように暑い東京にいるよりも、東北の田舎町の方が涼しいと思った枢は、暇をしていた妹・一葉を連れて、新幹線に乗り込んだのだ。

 枢の田舎は東北の山奥にあり、枢自身もほとんど帰郷することがなかった。それでも小学校低学年まではこの町で育っていたので、枢にとっては懐かしい場所であった。ところが帰ってみると、駅周辺は開発が進み、大きな学園都市ができていた。そこには枢の記憶に残る面影はなく、整備された町が広がっていたのである。

 戸惑いながらもバスに乗り込む枢。そこへドヤドヤとおそらく学園の生徒たちであろう、女の子たちが乗り込んでくる。静かな田舎に来たはずなのにイマイチ納得できなかった枢ではあるが、しかしバスがしだいに町から離れ、枢の旅館に向かっていくと、懐かしい景色が徐々に現れはじめた。その景色にホッとする枢。やがて見覚えのある旅館の前でバスを降り、古びた門をくぐるのだったが……。一緒に乗って来た女の子たちもまた、なぜか旅館の門をくぐるのだった。

 枢は旅館の女将に女の子たちのことを尋ねてみると、駅近くにできた神坐学園の寮生で、夏休みも寮で過ごす予定だった子たちだと説明される。本来、寮に住むはずなのだが、この夏、寮の立て替え工事が始まってしまい、その寮生たちをこの草薙旅館で引き受けることになったというのだ。

 そしてまた、枢がわざわざ東京から援軍として呼ばれた理由もそこにある。同じ年ごろの枢に彼女たちの面倒を見るように言われてしまうのである。あっけにとられる枢。しかも、枢には頭を抱える問題が1つあった。この草薙旅館には、イタズラ好きの座敷童が1人、住み着いているのである。はたしてこのような状況で、ちゃんと旅館を手伝えるのだろうか……?

→登場キャラクターを紹介!(2ページ目へ)

(C)ALcot Honey Comb/Alchemist

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