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2012年11月15日(木)

【とある魔術と科学の週刊詳報】お約束場面はもちろん!? キャストインタビュー第1弾は美琴への愛に生きる白井黒子を演じる新井里美さんですの♪

文:電撃オンライン

 バンダイナムコゲームスから2013年2月21日に発売されるPSP用ソフト『とある魔術と科学の群奏活劇(アンサンブル)』。その特集企画“とある魔術と科学の週刊詳報”の第7回をお届けする。

 『とある魔術と科学の群奏活劇』は、電撃文庫の人気作品『とある』シリーズのゲーム版最新作。原作小説『とある魔術の禁書目録(インデックス)』と、スピンオフコミック『とある科学の超電磁砲(レールガン)』をミックスし、オリジナルエピソードが展開するAVG。プレイヤーは、魔術編と科学編に用意された“表”と“裏”の計4ルートをプレイして、学園都市で起こった事件を解決していく。また、シナリオは2013年2月23日公開の映画『劇場版 とある魔術の禁書目録-エンデュミオンの奇蹟-』の前日譚であり、映画を待ち望むファンにとっても見逃せない作品となっている。

 特集第7回では、本作に出演するキャストインタビューをお届け! 答えてくれたのは『とある科学の超電磁砲』のメインキャラクター・白井黒子を演じる新井里美さんだ。“風紀委員(ジャッジメント)”のメンバーであり、レベル4の空間移動能力者(テレポーター)であり、そして美琴を愛するヘンタ……ではなく美琴の優秀な相棒である黒子は、本作でどんな活躍を見せるのか!? 気になっている人はご一読いただきたい。

『とある魔術と科学の群奏活劇』
▲新井里美さん。

■学園都市を爆破した犯人に出し抜かれる黒子!?■

――新井さんが黒子を演じるのは久しぶりといった印象ですね。

 そうですね。でも、実はゲーム版の収録の前に劇場版の現場に行ってきました。途中で、みんな一様に「終わらない……これ終わらないよ……」ってつぶやいたりして(笑)。なんとか無事に終わって、今ではホッとしています。

――劇場版より以前だと、最後に演じたのはいつになりますか?

 『とある科学の超電磁砲』のゲーム版(PSP用ソフト)が最後だと思います。その時の収録から、今回の劇場版までけっこう間が開いてしまいました。それにしても、ゲームやアニメなどでたくさんの方が黒子の活躍を描いてくださるのですが、相変わらずひどいシーンが多いなぁと(笑)。彼女にはこんな一面もあったんだ、といつも新発見をさせてくれます。ええ、もちろん変態的な意味でですが。

――新井さんがまだまだ新たな面を発見するというのは、いろいろな意味で気になりますね(笑)。さて、『とある魔術と科学の群奏活劇』では、黒子はどのような立ち位置になるのでしょうか?

 黒子は科学編の裏ルートに登場します。基本は同じ支部の初春と一緒に、“風紀委員(ジャッジメント)”として行動していますね。他にも、美琴お姉さまについて行ったり、佐天さんと一緒に3人組で遊んだり……。あ、魔術編にもちょっぴり顔を出しますよ。

 まだ自分のセリフしか収録していないので、実際に物語がどのような形にまとまるのか楽しみです。異なる主人公たちが追いかけていたバラバラの事件が、実は1つにつながっていて……といった、なんともおもしろそうな展開だと聞いておりますので、早く物語の全体像を知りたいですね。

――黒子と言えば美琴との絡みがもはやお約束ですが、ゲーム中でも……?

 ――(親指を立てつつ)そこはもうバッチリでございます! ちょうど先日もそのようなシーンの収録があって、ベッドでお姉様の上に乗っかって、アレやコレやとまさぐってきました(笑)。『とある科学の超電磁砲』ファンが期待するような展開はきちんとありますので、お楽しみに♪

――その他に黒子はどういったキャラクターと接するのでしょうか?

 風紀委員の固法先輩や初春、他にもある事件の犯人らしき人物との接触もありますね。

――収録を通じて、気になる展開などはありましたか?

 ちょうど学園都市で起こった爆破事件の犯人を追い詰めるシーンがありました。でも、犯人にまんまと逃げられてしまったようで……。学園都市のデータによると、その犯人は無能力者(レベル0)みたいなのですが、いったいどんな能力者なのか気になって仕方ないです。犯行現場には●●●●が落ちていたんですが、これが解決のカギになる……んでしょうかね?(笑)

 私自身、黒子の視点になって事件を追いかけている真っ最中ですので、これからどんな展開が待つのかウズウズしています。ちなみにこれは劇場版の収録の際に知ったことなのですが、どうやらゲーム版で美琴とアリサがすでに接触しているみたいですね。って、すでにこんなCGが公開されているんですね! これはぜひ実際にプレイして確かめなきゃ。

――公開されているイベントCGの中には、黒子が初春の肩を揉んでいる場面もありましたが?

 黒子は全体的に初春と絡んでいるので、そのワンシーンだと思います。ただ、収録時は「う~い~は~る~!(怒)」と黒子が初春に怒っている場面のほうが印象的でした。ゲーム中には『とある科学の超電磁砲』でおなじみのファミレス集合シーンもあって、そこで佐天さんが切り出す自慢話から今回も物語が動いていきます。

――確かにファミレスでのシーンは『とある科学の超電磁砲』によく出てきたイメージがありますね。ゲームでも出てくるとのことなので楽しみです! 話は変わりますが、シナリオの時系列は“大覇星祭”(原作小説の第9、10巻)の前になっているみたいですね。

 はい。ちょうど大覇星祭の前に、交通渋滞や通信システムのエラーとかいろいろな事件があって、ゲーム中に発生する爆破事件はその1つのようです。今回のお話は、原作の合間をとても細かく縫って練られているんですよね。順番としては、ゲーム版→黒子と結標淡希の戦い(原作8巻)→劇場版→大覇星祭という流れになります。だから、劇場版の映像では黒子が車イスに乗っているんです。

――本作で黒子は科学(裏)編の主人公なので、活躍も期待させられます。

 えええ、主人公なんですか!? 今初めて知りました(笑)。先日収録した時には、まだ現場調査とか交通整理とかお姉様とのギャグシーンとかが中心でしたから。まあ『とある科学の超電磁砲』チームの中では、美琴をのぞくと黒子がほとんど唯一の戦闘をこなせる能力者ですからね。これから主人公らしいカッコイイシーンも飛び出してくれると信じてます!

  →ちょっと意外!? 新井さんが好きなキャラクターとは……?(2ページ目へ)

(C)鎌池和馬/アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX MOVIE
(C)鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN
(C)2012 NBGI
※画面は開発中のもの。

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データ

▼『とある魔術と科学の群奏活劇(アンサンブル)』ダウンロード版
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PSP
■ジャンル:AVG
■発売日:2013年2月21日
■希望小売価格:6,280円

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