2012年11月22日(木)
現在放送中のTVアニメ『さくら荘のペットな彼女』。そのキャストが登場したコラボイベントが“日本大学芸術学部芸術祭×さくら荘のペットな彼女 ~変人たちが変人たちの集まる場所へやってくる!~”が、11月3日に日本大学芸術学部の芸術祭にて行われた。
『さくら荘のペットな彼女』は、鴨志田一先生原作(イラスト:溝口ケージ先生)の電撃文庫をTVアニメ化したもの。主人公たちは、水明芸術大学付属高校に通う生徒の中でも、とりわけ“変人”ばかりが集められた学生寮・さくら荘に暮らしているという設定。イベントにはアニメに負けずユニークな日本大学芸術学部の学生たちが登場した。ここでは、ゲストとして松岡禎丞さん(神田空太役)、茅野愛衣さん(椎名ましろ役)、中津真莉子さん(青山七海役)、高森奈津美さん(上井草美咲役)が登場したイベントの模様をお届けしていこう。
▲この日の声優陣はコスプレ姿で登場! 女性陣はスイコーの制服姿で、松岡さんはスーツ姿で登場した。 |
オープニングトークでは、アフレコの様子が語られた。笑いの絶えない現場であることは“電撃20年祭”のステージでも語られていたが、この日は第3話の後半でラブホテルにましろを連れ込もうとしていた仁に、空太がなぐりかかった時の演技についてウラ話が語られた。なんでも、実際に放送で流された演技は本番前のテストで収録されたもので、本番で再現しようと試みたものの、なぜか再現できずテストテイクが採用されたようだ。ましろを演じる茅野さんが空太のツッコミの後に、どんなにおもしろくても淡々とした演技をしなければならず大変であることや、中津さんは普段はよく関西弁で話していることなどが明かされた。
最初のコーナーは、日芸の学生たちがさくら荘に入寮できるか、声優陣が審査するという“さくら荘入寮チェック”。1人目の文芸学科の女子学生は、群馬県の魅力をアピール。東京のお土産として有名なお菓子が実は群馬で作られていることや、数多くの有名人の出身地であることなどを話していった。松岡さんからの「群馬の名所はどこですか?」という質問には、群馬の随所にある温泉が名所だと答えていた。さらに「飲食店のパスタの盛り付けが東京とは比べものにならないほど多い」という情報まで付け加え、おおいに興味を引いた声優陣から入寮許可を勝ち取った。
2組目は、演劇学科の男子学生2人。こちらは声優陣に出してもらったお題で即興の芝居をするというもので、松岡さんが出した“友情”というお題で芝居することに。演じ終わった後、松岡さんの「演技は好きですか?」や高森さんの「変態ですか?」などの質問に2人そろって「はい!」と元気よく返事。その元気のよさが評価されたのか、全員一致で入寮決定! 茅野さんは「ここにいる誰よりも情熱的ですね!」とほめていた。
▲演劇学科の2人を見ていた松岡さんは「このパッションは『さくら荘』の現場にも必要なものですね!」と、感心した様子で話していた。 |
続いてのコーナーでは、声優陣が日芸の学生4人と“イラストしりとりバトル”で対決することに。これは、前の人が何を描いたのかイラストを見て想像し、その最後の文字から始まるものを次の人が描いていくというもので、持ち時間は1人15秒(※最初の1人が描くイラストのお題はくじ引きで決定)。しりとりが成立した分だけポイントが入るというルールだ。日芸の学生によるイラストしりとりはこんな感じに。
▲1人目 | ▲2人目 |
▲3人目 | ▲4人目 |
描いたものは1人目から順に“声優→栗→リス→スイカ”。さすがに声優をイラストで表現するのは難しく、2人目の学生は、トップバッターの描いたイラストが“マイク”だと思って栗を描いたとのこと。2つつなげることができたので、学生チームは2ポイントを獲得した。続いて、声優陣が描いたイラストは以下の通り。
▲松岡さん | ▲中津さん |
▲茅野さん | ▲高森さん |
トップバッターの松岡さんが引いたくじは、学生チームが引いた“声優”に負けず劣らず難易度の高いお題で、観客席がざわついたほど。正直、茅野さん意外の3人が何を描いたのかわかったら、さくら荘に入居できるレベルだと思われる。次のページに正解を掲載しておくので、3人が描いたものがなんなのか想像してからご覧いただきたい。
→松岡さん、中津さん、高森さんが描いたものとは……?(2ページ目へ)
(C)鴨志田一/アスキー・メディアワークス/さくら荘製作委員会
データ