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2012年11月22日(木)

『EX』で語られた“地上人召喚事件”を収録! 来週発売の『第2次スーパーロボット大戦OG』の登場キャラや戦闘シーンをお届け

文:電撃オンライン

 バンダイナムコゲームスは、11月29日に発売予定のPS3用ソフト『第2次スーパーロボット大戦OG』の新情報を公開した。

『第2次スーパーロボット大戦OG』 『第2次スーパーロボット大戦OG』

 『スーパーロボット大戦』は、人気のロボットやキャラクターたちが共演する人気S・RPGシリーズ。本作『第2次スーパーロボット大戦OG』は、シリーズを重ねて登場してきたゲームオリジナルのメカやキャラクターたちが、1つの世界観で戦う『OG』シリーズの最新作だ。

 『第2次スーパーロボット大戦OG』には、『スーパーロボット大戦』シリーズ初期の名作『スーパーロボット大戦EX』で語られた“地上人(ちじょうじん)召喚事件”を収録。今回は、そこに登場するキャラクターや機体情報を中心に、新情報が公開された。ゲーム中で展開する戦闘シーンも明らかになった。

■“地上人召喚事件”で『魔装機神』の序盤が補完

 本作には、1994年3月25日にスーパーファミコン用ソフト、2000年1月6日にPS用ソフトとして発売された『スーパーロボット大戦EX』で語られた“地上人召喚事件”が収録されている。“地上人召喚事件”は、舞台をこれまでの地上世界から“地底世界ラ・ギアス”へ移し、そこに登場する魔装機神や魔装機、その操者(パイロット)たちが主軸となるストーリーが展開する。

 この“地上人召喚事件”は、DS用ソフト『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』、PSP用ソフト『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神I&II』の第1章と第2章の間に位置しているが、『魔装機神』シリーズの中では少ししか触れられていない。今回の『第2次スーパーロボット大戦OG』をもって、魔装機神の序盤のストーリーが十数年ぶりに補完される。

■“地上人召喚事件”でメインとなる登場キャラクター&機体(声優は敬称略)

マサキ・アンドー CV:緑川光

『第2次スーパーロボット大戦OG』

 スポーツ万能の熱血漢。直情径行型にして、極度の方向音痴。感情の起伏が激しいため、プラーナを必要とする魔装機神の操者として選ばれた。黙っていれば二枚目なのだが、お調子者なので三枚目を演じることが多い。浪花節に弱く、集団で行動することが苦手。当初は身勝手な行動が目立ったが、戦いの中で成長して、魔装機神操者としての義務に目覚めていく。


サイバスター

『第2次スーパーロボット大戦OG』

 神聖ラングラン王国で開発された人型汎用兵器。風の精霊・サイフィスと契約し、その加護を受け“風の魔装機神”の異名を持つ。メイン動力はフルカネルリ式永久機関。そのパワー効率を高めるため、操者(パイロット)のプラーナが必要とされる。

 プラーナとは“気”や“オーラ”と呼ばれるものと基本的に同じで、操者によって供給される。そのため、パワーは操者の資質に多大な影響を受けてしまう。機体の気密性は高く、水中や宇宙空間での行動も可能。内部に自己循環システムがあるため、操者の生理機能は守られ、長時間行動できる。

 また、エーテル(質量を持たず、絶対座標に対して静止しているエネルギー)を魔術的媒体として推進に利用している。


ホワン・ヤンロン CV:井上和彦

『第2次スーパーロボット大戦OG』

 魔装機神グランヴェールの操者で、元体育教師。故事成語マニアのため、すぐに古典から言葉を引用する癖がある。少々ナルシストにして、傲岸不遜(ごうがんふそん)な所がある。格闘能力に優れ、中国拳法、特に北派少林拳が得意。己にも人にも厳しく、すぐに説教を始める。


グランヴェール

『第2次スーパーロボット大戦OG』

 炎の精霊グランバを守護精霊とする魔装機神。高い攻撃力を誇るが、その反面、防御力に難がある。グランバの影響で過度に活性化した機体内の熱素(カロリック)を制御するため、専用に設計された熱素循環機関“カロリック・リサイクラー”を持つ。この機関は余剰な熱素を機体駆動エネルギーに変換する機能も有していて、グランヴェールの高出力に一役かっている。


ミオ・サスガ CV:かないみか

『第2次スーパーロボット大戦OG』

 地上世界からラ・ギアスへ召喚された少女。一見、いくらか年下に見られる程度のごく普通の女の子だが、精神年齢は意外と高い。もっとも、普段はおちゃらけていることが多いので、その片鱗を見せる機会はあまりない。合気道の達人で、気を操るのが得意。後に魔装機神ザムジードの操者となる。


ザムジード

『第2次スーパーロボット大戦OG』

 大地の精霊ザムージュを守護精霊とする魔装機神。他の魔装機神に比べ、機動力は劣るが、防御力は高い。また、自己再生能力を持っている。左腕に装備された振動発生装置は、相手機体に直撃させることで駆動系を一時的にロック状態にしたり、大地に打ち込んで共鳴現象を利用した地震を発生させることが可能。ウェポン・ベイの容量が大きく、3機のファミリアを搭載できる。


テュッティ・ノールバック CV:井上喜久子

『第2次スーパーロボット大戦OG』

 魔装機神ガッデスの操者で、涙もろく素直。表情や態度にはほとんど現われない。芯が強く、しっかりとした女性だ。異常なほどの甘党。特技はスキーと車で、A級ライセンスを持っていて、F1レーサーに誘われたことも。サウナが大好きで、1日2回は入っている。


ガッデス

『第2次スーパーロボット大戦OG』

 水の精霊ガッドを守護精霊とする魔装機神。汎用性が高いが、攻撃力にはやや難がある。トライデントと呼ばれる矛を装備している。この矛は魔術増幅度を強化する特殊なオリハルコニウム合金処理が施されており、これを媒体にして魔術兵器に強力な威力を与えることに成功している。

■新公開となるキャラ&機体(声優・デザイナー名は敬称略)

トウマ・カノウ CV:加瀬康之

『第2次スーパーロボット大戦OG』

 ハイスクール卒業後、思うところがあって数々のアルバイトとボランティア活動に励んでいる青年。今風のドライな考えを持つが、本質的にはマジメだ。さっぱりとした気性で面倒見がいい。ただ多少、頑固な面があり、1度思い込むと柔軟さを欠くことがある。

デザイン:河野さち子(STUDIO G-1 NEO)


雷鳳(らいおう)

『第2次スーパーロボット大戦OG』

 蹴り技を主体とした攻撃を行う格闘戦用スーパーロボット。DML(ダイレクト・モーション・リンク)システムを搭載している。パイロットはトウマ・カノウ。

デザイン:土屋英寛


ラウル・グレーデン CV:井上剛

『第2次スーパーロボット大戦OG』

 エクサランス・レスキューのパイロット。基本的には責任感が強く、細かいことは気にしない熱血漢。双子の妹であるフィオナとともに、修理や救難作業を請け負う“L&Eコーポレーション”という会社を立ち上げ、その社長を務めている。

デザイン:糸井美帆


エクサランス・レスキュー

『第2次スーパーロボット大戦OG』

 エクサランスのデータをもとにして開発された救難活動用の機体。8人乗りの救護ポッドや、エクスフェアリーと呼ばれる遠隔操作式の小型救難活動マシンを装備している。なお、時流エンジンは搭載していない。

デザイン:大輪充

次のページで戦闘シーンを掲載!

(C)SRWOG PROJECT

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データ

▼『第2次スーパーロボット大戦OG ララビットマーケット特装版』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS3
■ジャンル:S・RPG
■発売日:2012年11月29日
■希望小売価格:12,800円(税込)
※ララビットマーケット専売

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