2012年11月23日(金)
CCP Gamesは11月22日、PS3用オンラインFPS『DUST 514(R)』のプレス発表会を、品川のアイスランド大使館で開催した。
発表会では、PC用SF-MMO『EVE Online(R)』の開発者であるグイティ・フリドリクソン氏と『DUST 514』のブランドン・ラウリーノ氏が登壇し、それぞれのゲームについて説明。本記事では、12月からいよいよクローズドベータテストが始まる『DUST 514』の情報を中心にレポートする。
▲『EVE Online』シニアライターのグイティ・フリドリクソン氏(写真左)と、『DUST 514』エグゼクティブプロデューサーのブランドン・ラウリーノ氏(写真右)。 |
まずはグイティ氏から『DUST 514』と世界観・サーバーを共有している『EVE Online』についての説明が行われた。『EVE Online』は、全世界に10万人以上のプレイヤーが存在する」アイスランド産の人気オンラインゲーム。宇宙船の艦長として広大な銀河を探索したり、惑星から採掘した資源や加工製品の貿易、さらには艦隊戦での恒星間戦争など、プレイヤーの趣味や目的に合わせた遊び方が楽しめると紹介した。
『EVE Online』の説明が終わると、ブランドン氏が登壇して今冬配信予定のPS3用MMOFPS『DUST 514』のゲーム内容を説明した。本作のプレイヤーは“降下スーツ”と呼ばれる戦闘用の特殊スーツを着用し、1人の傭兵として惑星単位で行われている戦闘に参加。味方勢力を勝利に導くゲームとのことだ。
降下スーツには歩兵、重歩兵、衛生兵、狙撃兵の4種類があり、戦闘報酬を使用してパーツやスキルを購入することで自分なりのカスタマイズが可能。戦闘車両に乗って戦うこともできたりと、戦い方1つをとってもバリエーションが豊かであるという。
本作はPS3をプラットフォームにしていながらPCオンラインゲーム『EVE Online』と世界観・サーバーを共有した斬新なオンラインゲーム。『DUST 514』と『EVE Online』で行われた戦闘の結果が、互いにリアルタイムで影響を与える点が最大の特徴だ。
・『DUST 514』でも『EVE Online』同様に独自のコーポレーション(ギルドやクランのようなもの)を作成できる。
・双方のコーポレーションは連動しており、『DUST 514』のプレイヤーが『EVE Online』のコーポレーションに参加したり、契約することが可能。
・『DUST 514』と『EVE Online』のプレイヤー間で、音声やテキストを使用したゲーム内メール&チャットでのコミュニケーションが可能。
・お互いの作中で、もう一方の作品のプレイヤーに“軌道爆撃”という戦闘支援を依頼できる。
さらに、ブランドン氏は「これにとどまらず、PS Vitaで配信予定の無料アプリ『DUST 514:Neocom』とも連動しています」とコメント。このアプリを使えば、外出先でも『DUST 514』にアクセスし、使用する降下スーツや各種武装、スキルのカスタム、コミュニケーション・マーケットでの売買といった機能を利用できるそうだ。
そして何より、『DUST 514』には課金オプションこそついているものの、武装やスキルをすべて“ISK”というゲーム内通貨で購入できるとのこと。「“AUR”(課金通貨)を用いて購入するアイテムは、経験値アップやアバターなど強さに影響を与えないものに限定されるので、ライトユーザーでも安心して遊んでほしい」とブランドン氏は語った。
そんな『DUST 514』のクローズドベータテストは12月中に開始予定。ひと足早くプレイしたい人は公式サイトの“REGISTER FOR BETA”から応募しよう。『EVE Online』のゲームタイムを購入した人を対象に、クローズドベータテスト参加権と豪華ゲーム内アイテムをプレゼントするキャンペーンも実施される。確実にプレイしたい人はこちらを活用するのもいいだろう。
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