News

2013年2月21日(木)

うわああ、現地取材でリアル崇りが発生!? 都市伝説を題材にした『流行り神』の衝撃的裏話【電撃日本一】

文:電撃オンライン

 この“新川社長インタビュー”は、日本一ソフトウェアの設立20周年を記念する特設ページ“電撃日本一ソフトウェア”の連載コーナー。2013年の7月までの長期間にわたって、社長である新川宗平氏にさまざまな話をお聞きしていく。

 第14回目となる今回は、前回に引き続き、都市伝説を題材にしたテキストアドベンチャー『流行り神 警視庁怪異事件ファイル』の開発秘話をお伝え!

■スタッフが崇られた!? リアル体験談も語られた『流行り神』開発秘話

“電撃日本一ソフトウェア”
▲日本一ソフトウェア代表取締役社長の新川宗平さん。

――『流行り神 警視庁怪異事件ファイル』はかなりオカルトやホラー要素が強いゲームですが、お祓いや心霊スポット巡りなどはされたんですか?

新川:取材はもちろん行きました。また、立ち上げメンバーの4人で名古屋の熱田神宮にお祓いに行って、神棚みたいなものを購入しましたね。その時のお土産話が結構好評で、関係者の方に話すたびに、「なんでお前らだけで行くんだ」ってうらやましがられました(笑)。

――開発中、不思議な出来事などはありましたか?

新川:ありました。メインプログラム担当の簗瀬が、車に追突されたり、謎の熱を出したり、夜中に寝ている時に変な音が聞こえたり、金縛りになったり……、とにかく彼だけやたら不幸というか、被害に遭いましたね。ちなみに、彼と一緒にいった他のメンバーは私を含めて何もありませんでした。彼が全部背負い込みました(笑)。

“電撃日本一ソフトウェア” “電撃日本一ソフトウェア”
▲現在『流行り神』シリーズは『3』まで発売中。捜査方法によってルートが分岐するストーリーに加え、登場する都市伝説の知識などが閲覧できるデータベースなど、システム面も注目。

――『流行り神』シリーズは完結したとは思いますが、もし新作を出すとしたら気になる都市伝説はありますか?

新川:特に“この都市伝説がやりたい!”というのはありませんが、まだやっていない題材はたくさんあると思います。また、ゲームの企画としてなんですが、オンラインゲームやソーシャルゲーム的な感じで、お客さんがかかわって噂を作っていき、その噂が具現化していくみたいな、都市伝説体験ゲームみたいのを作れたらおもしろそうだと密かに思っています。けど、なかなか企画としては難しくて……誰かやってくれませんかね(笑)。

――『流行り神』の発売から少し遅れて、都市伝説のブームが来たんですよね。ちょっとタイミングが惜しかった感じがしました。

新川:そうですね。ブームを先取りしすぎました(笑)。当時は、「『流行り神』もちょっと前に出ているのに、なかなか話題にならないーーー!」とちょっと悔しい思いをしました。

――ちなみに電撃の編集部内には、『流行り神』ファンがすごく多いですよ。

新川:業界ウケはすごくいいんですよ、このゲーム(笑)。

――実際、いろいろなギミックがおもしろいと思います。オカルト一点張りや科学一点張りなシナリオが多い中、両方がうまく絡んでいるのはゲームならでは楽しみだと感じます。

新川:科学的検証ルートとオカルト肯定ルートの両方を見て、初めてつながる部分があって真相がわかる作りになっています。お客さんが想像する楽しさを重視したタイトルなので、とても思い出深いですね。


【次回のインタビューは3月7日掲載予定】


◆『ディスガイア』10周年記念メッセージを募集中!◆

 2013年1月30日に10周年を迎えた『ディスガイア』シリーズのへの記念メッセージを募集中(締め切りは3月1日24:00)。投稿いただいた方の中から抽選で3名様に、“『ディスガイア』シリーズの出演声優のサイン色紙を含む、日本一ソフトウェア関連グッズが詰まった福袋”をプレゼントします。投稿いただいたメッセージは、今後の“電撃日本一ソフトウェア”で紹介する予定なので、ふるってご応募ください。

【メッセージを投稿する】

電撃日本一ソフトウェア

(C)2004-2009 Nippon Ichi Software, Inc.

関連サイト