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2012年12月10日(月)

決勝は超ハイレベルな日韓対決に――今年最後の『DOA5』頂点を極める大会“『DEAD OR ALIVE 5』Official Tournament 2012”が開催

文:電撃オンライン

 来たる12月9日、都内のコーエーテクモゲームス 市ヶ谷事業所にて、PS3/Xbox 360用ソフト『DEAD OR ALIVE 5』(以下、DOA5)の公式大会“『DEAD OR ALIVE 5』Official Tournament 2012”の決勝ラウンドが開催された。

『DOA5』公式大会

 “『DEAD OR ALIVE 5』Official Tournament 2012”は、3D対戦格闘ゲーム『DOA5』を使用した公式大会。11月18日より全国各地と韓国で予選ラウンドが行われ、勝ち上がった上位2名が決勝ラウンドの出場権を得られる。また、当日は午前中から最後の決勝ラウンド進出者を決める予選ラウンドが行われたため、会場には多くのファイターたちが集まっていた。

 今回の記事では、『DOA5』において本年度のチャンピオンを決した決勝ラウンドの模様をお届けしていく。なお、決勝ラウンドの様子はニコニコ生放送の“こーてくちゃんねる”でも生配信されていた。

■ハイレベルな戦いのオンパレード! 韓国勢の強さはいかほど?

 予選ラウンドを勝ち抜いた者+αの総勢22名で行われた決勝ラウンド。勝敗を決めるルールは、3回戦までは1試合3本先取、準決勝からは同じ形式で3試合勝負になり、先に2試合先取したほうが勝者となる。大会は、まず『DEAD OR ALIVE 5』の開発プロデューサーである早矢仕さんの挨拶から始まった。

『DOA5』公式大会 『DOA5』公式大会
▲『DEAD OR ALIVE 5』でこうした大会を開くことが開発スタッフ一同の念願だったと、うれしそうに語る早矢仕さん。▲大会の実況席には新堀ディレクター(右)の姿も。出場者のそうそうたる顔ぶれを見て、期待を隠しきれない様子だった。
『DOA5』公式大会
▲決勝ラウンドの組み合わせはくじ引きで決められた。運良く2回戦目からのスタートとなるメンバーの中には、“Team NINJA vs. 電撃オンライン”の対戦企画でお世話になった餅A選手の名前も。

 早矢仕さんの挨拶が終わると、まもなくして決勝ラウンド第1回戦へ。予選ラウンドを勝ち抜いてきた実力者同士の対決というだけあって、1回戦目から名試合が続出。お互いがキャラ対策をバッチリ仕上げてきており、相手の連係に対してホールドだけでなく打撃で切り返すなど、駆け引きはだいぶ煮詰まっているように見えた。ハイレベルな戦いの中で驚くような展開がいくつも巻き起こり、会場内のギャラリーも一気にヒートアップ!

『DOA5』公式大会 『DOA5』公式大会
『DOA5』公式大会 『DOA5』公式大会 『DOA5』公式大会
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▲大会中に選択できるコスチュームには、本日12月11日より配信されるサンタ服が用意されていた。ギャラリーへのサービスとして、サンタ服を着用させた選手もちらほら。

 2回戦目からは、東京ゲームショウ2012『DOA5』エキシビジョンマッチの覇者である遊選手や『DOA5』公認ファイターである餅A選手といった、『DOA5』界で特に有名な2名が登場。その強さは健在といったところで、2人ともあぶなげなく勝利し、続く3回戦も勝利して準決勝進出を果たした。

『DOA5』公式大会 『DOA5』公式大会
▲遊選手が今回使用したのはクリスティ。キャラの持ち味を生かし、手数の多さで相手を翻弄していた。
『DOA5』公式大会 『DOA5』公式大会
▲餅A選手は、本大会の招待選手として特別枠で参戦。サラを巧みに操り、空中コンボ狙いを主体にした攻めで勝利を収める。

 2回戦で特に目を引いたのは、韓国の予選ラウンドを勝ち抜いてきたTestTeam選手とSRF選手の戦いぶり。韓国勢のお手並み拝見ということでどちらも注目の試合となったが、予想以上の強さを見せ、両者ともに日本の強豪を下して3回戦へ勝ち上がるという結果に。実力もさながらコマンドテクニックもかなりのもので、小刻みなステップや入力がシビアな技を悠々と出していたところも印象的だった。

『DOA5』公式大会
▲こころを使用するTestTeam選手(左)と、アキラを使用するSRF選手(右)。
『DOA5』公式大会 『DOA5』公式大会
▲TestTeam選手のこころは、攻めのバリエーションが多く、クリティカルバーストからのパワーブローを積極的に狙うスタイルといった印象。▲SRF選手のアキラは、ガンガン攻めるストロングスタイル。浮かせた時は難しい空中コンボを毎回きっちりと決めていた。

 日本のプレイヤーに大きなインパクトを与えた韓国の両名だったが、3回戦目は不運にも韓国勢同士のぶつかり合いに。韓国での予選ラウンド決勝戦の結果を再現する形でTestTeam選手がまたも勝利し、準決勝へと駒を進めた。

『DOA5』公式大会 『DOA5』公式大会
▲TestTeam選手とSRF選手の対決は、各ラウンドの内容はわりと接戦だったが、TestTeam選手が3本連続先取して勝利した。

→勝ち残ったのは日本人選手が3名と韓国人選手が1名。白熱の準決勝へ(2ページ目)

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