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2012年12月16日(日)

『三国志大戦TCG』のイベント“TCGの宴in東京”が開催! 北岡プロデューサーのインタビューもお届け

文:電撃オンライン

 セガが展開する『三国志大戦TCG』のイベント“TCGの宴in東京”が、12月15日に東京都大田区産業プラザPiOで行われた。

 イベントでは、会場内のNo.1を決めるトーナメントをはじめ、3人1チームで出場できる大会や、体験&講習会、物販コーナーなどが企画されていた。この記事では、会場内の様子とともに、北岡プロデューサーへのインタビューもあわせてお届けする。

『三国志大戦TCG』 『三国志大戦TCG』 『三国志大戦TCG』
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▲会場は、午前中から500人近いユーザーが駆けつけ大盛況。カードやイラストのパネルも展示されていた。

■北岡プロデューサーコメント

『三国志大戦TCG』
▲北岡プロデューサー

――イベントを迎えてみての感想をお願いします。

 “宴”というイベントを今年の夏から始めて、今回初めて東京エリアで行うことになりました。これまでに仙台と福岡と大阪で行い、平均で200~300人来ていただきました。(今回は)午前中の時点で500人近い人に来ていただいており、すごく手応えを感じています。『三国志大戦TCG』は、他社さんのタイトルと比べてユーザーの年齢層が高いので、なかなかカードゲームショップの大会に来られないという形が続いています。ユーザーさんが遊ぶ場所を求めて今回東京まで来られたのかなというのが正直な感想ですね。ですので、今後もこういったイベントは続けていきたいです。これから年齢層を下げていくということも必要ですし、アーケードから入って来られた方や、既存の年齢層高めのカードゲームファンの方にも楽しんでいただけるようにしていきたいと考えています。

――来年2月から始まる全国大会について教えてください。

 2013年2月1日~24日まで店舗予選が行われ、そこで1~2回勝ったプレイヤーにエリア大会への参加権が与えられます。エリア決勝は、2月25日~3月17日まで、北海道・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の7大都市で実施します。エリアごとにお店の数が違うので、たとえば東京エリアなら6人、北海道エリアなら3人など人数を決めまして、その代表の方たちを集めて、3月24日にお台場のTOC有明で“覇業への道”という全国大会の1回目を開催します。また、各エリアのチャンピオンの方には、セガからトラベルサポートも行います。賞品として、そこでしか発行しないような称号プレイマットを用意して、未来永劫称えていこうというような形式になっております。

――ブースターパック発売直後の大会ということで、デッキの内容もかなり変わってくるかと思うのですが。

 1月31日にブースター第4弾が発売されまして、翌週ぐらいまでは通常の公認大会が開かれ、すごく盛り上がると思います。予選の設定日は店舗さんにお任せしているのですが、恐らく土日の23日・24日や祝日に開かれるのではないかなと思っています。ですので、直前にしたというのは、その盛り上がっている時期を狙ったという意図があるんです。最初の20日間で試行錯誤してもらって、公認大会で切磋琢磨して、店舗予選に参加してもらえればと思いますね。

――第4弾ではどのようなカードが出ますか?

 第4弾では、舞と伏兵のカードが入ります。舞は計略カードを永続的に使えるようなもの。伏兵は、コストなしで出してしまえるぐらいの、ちょっと変わった出し方ができるカードになっています。ゲームが今、将棋のように相手の数手先まで読まないとうまくプレイできない、ロジカルなものに結果としてなってしまっていまして、少しそこに運の要素を足せるようにと伏兵を入れています。ベースを一気に変えてしまうほどではなく、エッセンスとしておもしろいものになっていると思います。4弾の傾向としては、1ターン目、2ターン目からゲームが動きやすくなっており、ゲームの決着も早くなるかと。リスクも背負いつつ序盤から仕掛けていくといったこともできるゲームになると思います。

――先日累計出荷数が150万パックを突破しましたが、200万パックは目前ですか?

 今後アーケードのイラストを使用したコラボパックなどの展開も考えておりますので、そういったことを踏まえまして、200万パックの発表もそのあたりでうまくできればいいなぁというのが本音です(笑)。

――最後にユーザーへのメッセージをお願いします。

 スタートしてまだやっと1年というタイトルになっておりまして、セガとしてはこういったアナログなゲームを展開していくのも初めてですし、夏ごろまでは手探りでやってきました。今回の産業プラザPiOは大きめの会場なので、正直埋まるかどうか不安だったのですが、大勢の方にきていただいて盛り上がりを見せています。今回は3対3の大会も実験的に行ったのですが、こちらも盛況です。今後は、ユーザーさんが三国志の世界観で楽しめるような大会も企画したいと思っています。たとえば、魏だけで戦うとか、赤壁の戦いを再現するようなものとか。1人1人のユーザーさんに、カードゲームを通じて三国志を楽しんでいただきたいですし、三国志を広めてもらえるようなものになればと思います。今回の宴を皮切りに、年明けに名古屋でも宴を行いますし、さらに4弾が発売されて、全国大会も始まるので、ユーザーさんに誘い合わせて『三国志大戦TCG』に入ってきてもらえるような施策も考えています。ぜひご注目ください!

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