2012年12月20日(木)
さて、ここからは再びhororoに戻りまして、本作のキモである魔法について、より深く掘り下げて紹介していきましょう。各魔法の種別ごとの特性や、重要なシステムに焦点を当てて解説します。
ゲーム中、メインの攻撃手段となる魔法です。“供物”となるアイテムを使って魔法を発動させる……というと、なんだか小難しく感じますが、ゲーム的には対応したボタンを押すだけなので簡単! 認識的には“供物=普通の魔法”でOKです。魔法は“供物”ごとに異なり、攻撃方法や効果などは千差万別。なお、戦闘には最大6つの“供物”を持ち込めます。つまり、戦闘では持ち込んだ“供物”に対応した6種類の魔法を使えるいうことですね。例外としては、マップに配置されている岩などを“供物”として使い、武器や鎧を作り出す手段があります。しかし、これらはマップに依存します。
▲巨大な氷の塊を盾として配置する“氷細工の蓋”。 | ▲氷でできたバラを射出する“氷バラのトゲ”。 |
▲癒しの空間を展開し、範囲内のキャラクターの体力を回復させる“癒しの花”。 | ▲巨大化させた右腕で敵を攻撃する“巨人族の腕”。 |
なお、物語を進めることで“供物”の“強化”や“合成”が行なえるようになります。“強化”は同じ“供物”同士をかけ合わせることで、魔法の性能を上昇させることが可能です。もう一方の“合成”では、異なる“供物”を合体させ、新たな“供物”を生み出します。“強化”および“合成”に失敗はありませんが、両方とも素材として使用した“供物”は失われてしまうので、計画的に行いましょう。
▲“供物”の“強化”と“合成”はワンプッシュで可能。“強化”による性能の変化や、“合成”後に完成する“供物”などは前もって確認できます。 |
“禁術”は、使用者の肉体の一部を代償とすることで発動する強力な魔法です。いわゆる必殺技。前ページで軽く触れたように、自分の体力が低下した時にしか使用できず、使用後はステータスにペナルティが付きます。体験版で使用できる“禁術”は自身の皮膚を代償とする“サラマンダー”のみ。全身の皮膚が焼けただれてしまい、以降受けるダメージが倍になってしまうので、使いどころに気を付けたいですね。
▲“禁術”の“サラマンダー”を発動! キャラクターの全身が焼けただれ、炎を噴き上げながら移動します。攻撃時は巨大な人型をした炎が出現し、周囲の敵を焼き尽くす! 大きな効果がある反面、デメリットも発生するため、この後の戦闘で苦戦を強いられることも……。 |
マルチプレイ中の他のプレイヤーや、“同行者”のNPCが瀕死になった時に使える魔法。仲間を“生贄”にして超強力な魔法を発動させます。代わりに、“生贄”にされたキャラクターは死亡し、戦闘に復帰することができなくなります。“禁術”同様、使いどころが難しいものの大きな可能性を秘めた魔法です。マルチプレイでの使用は、他のプレイヤーと相談したうえで使用を考えたほうがいいかもしれません!(笑)
▲1人プレイ時も“同行者”を“生贄”にすれば“生贄魔法”を発動可能! しかし当然“同行者”は死亡してしまうので、復帰させるには“リブロムの涙”が必要になります。 |
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