2013年3月14日(木)
日本一ソフトウェアの設立20周年を記念する特設ページ“電撃日本一ソフトウェア”の連載コーナーとなる、開発スタッフのコメントつきで名キャラクターを紹介していく“キャラクター辞典”。
第14回目となる今回は、前回に引き続いて『魔界戦記ディスガイア2』をクローズアップ。ディレクターを務めた池田真一氏のコメントとともに、メインキャラクターに匹敵する個性を放つキャラクターたちについて紹介していく。
『魔界戦記ディスガイア2』
・発売日:2006年2月23日
・対応機種:PS2
・ジャンル:シミュレーションRPG
・希望小売価格:7,140円(税込)
[備考]
・新シナリオや新システムが追加されたPSP版が発売
かつて一世を風靡したダークヒーローで年齢は2,188歳。今はローカル旅番組のレポーターなどで細々と活動しているが、本人はいまだ自分のことを人気者だと思い込んでおり、昔の栄光を忘れられないでいる。そのせいか旅番組なのに強引にアクションシーンを盛り込んだりするなど、突拍子もない行動に出ることが多く、パートナーのディレクターをいつも怒らせている。
サブキャラクターの中でも人気が高く、PSP版『魔界戦記ディスガイア2 PORTABLE』ではアクターレ編という専用シナリオが用意された。また、『魔界戦記ディスガイア3』『魔界戦記ディスガイア4』にもゲスト出演するなど、『ディスガイア』シリーズの名物キャラの1人として定着しつつある。
▲旅番組の撮影中、アクターレをゼノンと間違えたアデルによって倒される。殴られただけだが、この事件がニュース番組で殺害事件として報道されてしまう……。 |
みんなの憧れ・ダークヒーロー。大家族のお兄ちゃん。苦労人です。シナリオを書き進めていくと勝手にキャラが動きすぎて、ストーリーのおいしいところをかなり持って行っちゃいました。(池田)
ロザリンドの幼なじみで魔王ゼノン配下の悪魔。年齢は15歳。本人いわく、元は美少年だったらしいのだが、何者かにカエルのような醜い姿に変えられてしまったらしい。普段はおとなしい性格だが、女性が絡むと心のタガが外れてしまい、暴走する厄介者。
移動力やジャンプ力は他のキャラを圧倒するほど高く、ユーザーから“アイテム界の貴公子”と呼ばれるほど、アイテム界で圧倒的に役立つ性能を誇る。また、『魔界戦記ディスガイア3』にゲストとして出演している。
▲ティンクは二重人格で、女性が絡むと心のタガが外れて暴走してしまう。普段はロザリンドによって悪しき人格を呪文で封印されている。 |
やたらとしゃべる、下品でエロい変なカエルです。こういうキャラがいてもいいんじゃない? とのノリで作ってみました。殺しても死ななそうなキャラです。(池田)
“魔王神”と呼ばれる伝説の魔王にしてロザリンドの父親。ヴェルダイム全土の人間から良心と記憶を奪い、姿を悪魔へと変貌させた恐るべき力の持ち主。アデルを筆頭にその首を狙う者が絶えないほど悪の限りを尽くしてきたが、ロザリンドいわく、娘である自分のことは過剰ともいえるほど溺愛しているらしい。
▲ゼノンはロザリンドのことを溺愛しているといわれていたが、対面したゼノンは、ロザリンドを見てオロオロと焦り、ぎこちない態度をとる。一体どういうことなのだろうか。 |
開発中は“ゼノソ”と呼ばれていたキャラです。魔界のすごい人(?)のはずなのに、どうにも小物臭が消えなくて困ったものでした。シリアス系が不遇の魔界です。(池田)
→お騒がせな忍者兄妹やティンクの設定画を掲載!(2ページ目へ)
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