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2013年1月24日(木)

ディズニー&ピクサーキャラが一同に集結するオープンワールドACT『ディズニー・インフィニティ』が海外で始動!【週刊洋ゲー通信】

文:電撃オンライン

 この“週刊洋ゲー通信”では、1週間の間に海外のゲームメーカーやデベロッパーが明らかにした最新情報の中から、注目のトピックをまとめて紹介していく。

 今回は1月12日から18日までの期間に明らかになった新情報の中から、9個の話題をお届けしよう。今週はさまざまな人気キャラクターが集合する夢のゲームについての情報が到着している。その一方では、今後のゲーム業界を大きく揺るがすかもしれないニュースの気配も……。知っておくと得をする!? 海外ゲームの最新動向はこちらから!

(※参考サイトのリンク先は海外サイトの場合があります)

■ステルスACT最新作『スプリンターセル:ブラックリスト』の海外での発売日が8月20日に決定!

 アメリカ合衆国の秘密工作員サム・フィッシャーが、たった1人で敵地に潜入してさまざまなミッションを実行するステルスACT『スプリンターセル』シリーズ。その最新作『スプリンターセル:ブラックリスト』の海外での正式な発売日が、8月20日と発表された。

 以前の発表では2013年春の発売が予定されていたため、半年ほど延期される形になってしまったが、具体的な発売日が決定したことにより、今後は開発も急ピッチに進んでいくと思われる。本作は日本でも2013年中に発売される予定なので、よりいっそう完成度の高い作品となって登場することを期待したい。また発売日の発表に合わせて、本作の最新トレーラー映像が公開された。折しもアメリカではオバマ大統領が2期目の就任を迎えるとあって、このトレーラーでは歴代大統領の就任式の実写映像と並行して、アメリカの安全のためにテロリストと対決するサム・フィッシャーの姿が描かれるという、なんとも刺激的な内容になっている。

(参考サイト:『スプリンターセル:ブラックリスト』大統領就任式トレーラー(※リンク先はYouTube)

■ディズニー&ピクサーキャラが一同に集結するオープンワールドACT『ディズニー・インフィニティ』が始動

 ディズニー・インタラクティブは、ディズニーやピクサーの人気キャラが作品を超えて1つの巨大なオープンワールドに集結する一大プロジェクト『ディズニー・インフィニティ』を、今年6月より始動すると発表した。

 本作ではまずキャラクターのフィギュアを購入して、ゲーム機にUSB接続される専用の台座にそのフィギュアを置くと、ゲーム中にそのキャラが登場するという仕組みになっている。ゲーム中では各キャラの原作ストーリーを再現した“プレイセット”と呼ばれるACTが楽しめる他、プレイセットでアンロックされたキャラやアイテム、建物などを“トイボックス”と呼ばれるオープンワールドに持ち込んで、自由に並べたり動かしたりできるという。

 発売当初は『パイレーツ・オブ・カリビアン』『モンスターズ・インク』『ミスター・インクレディブル』のキャラが登場し、今後もどんどんと作品が追加されるとのこと。本作はPS3/Xbox 360/Wii/Wii U/3DSに加えて、スマホやタブレットにも対応する予定だ。

(参考サイト:『ディズニー・インフィニティ』公式サイト

■『アーミー オブ ツー ザ・デビルズカーテル』の最新トレーラーは、ド派手な破壊シーンが満載

 民間軍事会社に所属する2人がコンビを組んで銃撃戦を繰り広げる2人協力プレイに特化したTPS『アーミー オブ ツー』。そのシリーズ最新作『アーミー オブ ツー ザ・デビルズカーテル』の、新たなトレーラー映像が公開された。

 新人隊員アルファとブラボーがメキシコの地で麻薬カルテルと対決する本作では、“オーバーキル”モードを発動することで建造物の壁などを破壊し、隠れている敵を追い出して攻撃可能にするという豪快なプレイが味わえる。今回の映像でも、戦場となる豪邸やハイウェーの壁が次々と砕け散り、周囲に破片が降り注ぐという、インパクトあふれる光景が描き出されている。

 EA作品でおなじみのゲームエンジン“フロストバイト2”による破壊表現の威力が、非常によくわかる映像だ。本作は海外とほぼ同時期の3月28日に、日本でもPS3/Xbox 360用ソフトとして発売予定だ。

(参考サイト:『アーミー オブ ツー ザ・デビルズカーテル』オーバーキルトレーラー(※リンク先はYouTube)

■TVシリーズ感覚で『Halo 4』の協力ミッションをプレイできる“スパルタンオプス”の第1シーズン後半がいよいよ配信開始!

 Xbox 360を代表するFPSシリーズの最新作『Halo 4』では、シングルプレイのキャンペーンに加えて、連続ストーリーのミッションがTVシリーズのように毎週配信される協力プレイ“スパルタンオプス”も楽しめる。

 『Halo 4』の発売以来、“スパルタンオプス”はシーズン1の10本のエピソードのうちエピソード5までの配信が終わったところでいったん休止していたが、この1月21日からはエピソード6の配信が開始されている。シーズンの再開にともない、これまでに配信されたエピソード1~5までの物語をダイジェストの形でまとめた動画が公開された。

 宇宙戦艦USSインフィニィティに搬入されたエイリアンの遺物の暴走から、スパルタンIIの生みの親であるキャサリン・ハルゼイ博士の登場、そしてエリート族の戦士“ジュール ムダマ”の襲撃と、怒濤の展開が簡潔に紹介されている。『Halo 4』のソフトからアクセスできる“Halo Waypoint”では、過去のエピソードのカットシーンを見ることもできるので、これからプレイする人は参考にしてほしい。

(参考サイト:“スパルタンオプス”エピソード1~5ダイジェスト(※リンク先はYouTube)

■『TES V:スカイリム』の最新DLC“ドラゴンボーン”PS3/PC版が海外で2月に配信決定! PS3版の未配信DLCも海外で2月配信

 ファンタジーRPG『The Elder Scrolls V:Skyrim(ザ エルダースクロールズ V:スカイリム)』のDLCは、Xbox 360版では日本でもすでに第3弾まで配信されているが、PS3版は海外でも未配信のままとなっている。

 ベセスダ・ソフトワークスはこのほど、最新のDLCである“ドラゴンボーン”のPC版の配信を、海外で2月5日より開始すると発表。またPS3版で未配信となっている3つのDLCも“ドラゴンボーン”“ハースファイア”“ドーンガード”の順に、海外では2月中に配信を行うと発表した。

 またこれにともないPS3版ソフトのバージョン1.8アップデートが、DLCの配信前に行われるという。具体的な配信開始日と各国語版への対応は、今後改めて発表されるとのこと。日本版での対応は今なお不透明な状況だが、海外ではこうして大きな進展が見られただけに、日本のファンのためにも早期の配信が実現してほしいところだ。

(参考サイト:ベセスダ・ソフトワークス アメリカ公式ブログ

■“洞窟”の奥深くで7組のキャラクターを待ち受けているものとは? ダウンロード専用AVG『ザ・ケイブ』の配信が海外でスタート!

 『マニアックマンション』『モンキーアイランド』など、往年の名作AVGを生み出してきたロン・ギルバード氏が久々に手がけるダウンロード専用ソフト『ザ・ケイブ』。この作品の配信日がついに決定。

 アメリカではPS3版とWii U版が1月22日から、Xbox 360版とPC版、Mac版が翌1月23日からダウンロード可能となる。また配信日の決定に合わせて、本作に登場する7組のキャラクター全員を紹介する最新トレイラー映像も公開された。タイムトラベラーや騎士といったユニークなキャラクターが、それぞれ異なる特殊能力を駆使して洞窟内の仕掛けに挑む他、巨大な怪物から囚われのお姫様(?)まで、各キャラクターと縁のあるユーモラスな登場人物が洞窟内に存在していることもよくわかる。本作の日本での配信は未定だが、この動画からもバリエーションに富んだその内容が伝わってくるだけに、ぜひ国内でも配信を期待したい。

(参考サイト:セガ・オブ・アメリカ公式ブログ

■重力を操る少女の華麗な必殺技に注目! 『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』に新キャラが登場するDLCのプレイ動画が公開

 パラッパやリビッツから『ゴッド・オブ・ウォー』のクレイトスまで、プレイステーションで活躍する多種多様なキャラが一堂に会してバトルを繰り広げるPS3/PS Vita用対戦ACT『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』。日本でも1月31日に発売される本作では、ひと足お先に発売された海外では、新たに『GLAVITY DAZE』のヒロイン・キトゥンと、『STARHAWK』の雇われガンマン・エメットの2名を追加するDLCの配信も決定している。

 この2名を使用した実際のプレイの模様を収録した動画が、このほど公開された。なんといっても注目は、キトゥンが重力猫のダスティとともに繰り出す、華麗な必殺技の数々だろう。このDLCは海外では2月12日よりダウンロード可能となり、配信開始から2週間は特別に、無料でダウンロードできるとのこと。日本での配信は未定だが、日本でもキトゥンを使ってプレイしたいという人は多いのでは!?

(参考サイト:プレイステーション アメリカ公式ブログ

■セガの人気キャラが集結する『ソニック&オールスターズ・レーシング・トランスフォームド』にPC版限定の新メンバーが参戦

 続いて、オールスターが集結するACTの話題をもう1つ。ソニックやその仲間たちが陸路だけでなく空中や水上でも激走を繰り広げるRCG『ソニック&オールスターズ・レーシング・トランスフォームド』は、PS3/Xbox 360/Wii U用ソフトとして海外で2012年末に発売されている。

 そしてこのほど、同作のPC版がダウンロード専用ソフトとして海外で1月31日より配信開始となることが発表された。『スペースチャンネル5』のうららや『エターナルアルカディア』のヴァイスなど、セガの人気キャラクターが一堂に会するこの作品に、なんとPC版限定の新規参戦キャラが追加されることが判明。多数いるセガの人気キャラの中で今回選ばれたのは、サッカークラブ運営SLG『チャンピオンシップ・マネージャー』のマネージャーと、歴史SLG『ショーグン トータルウォー』のショーグンだ。

 ……といっても、この2作品はPCでのみ発売されているタイトルなので、日本のセガファンでも知っている人は少ないのでは? さらにゲストとして、あのバルブ社のクラス制FPS『チームフォートレス2』からパイロ、ヘビー、スパイの3人が1チームとして参戦するという。いずれにしても、かなりマニアックな人選のように思えるが……。

(参考サイト:セガ・オブ・アメリカ公式ブログ

■3月に開催されるゲーム開発者の祭典“GDC”で、バンジーがいよいよ新作ゲームを公開! そして次世代ゲームハードがその姿を……!? 

 『Halo』3部作を開発したデベロッパー・バンジーは現在マイクロソフトの傘下を離れて、アクティビジョンのもとでオリジナルの新作を開発中だ。そしてこのほど、毎年3月にアメリカで開催されているゲーム開発者の祭典“ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス(GDC)”で、バンジーが“今後10年にわたってチャレンジする冒険”についての講演を行うことが発表された。

 この講演で、これまで秘密のベールに包まれていた同社の新作ゲームについての詳細が、ついに公開されるのではと予想されている。だがしかし、この講演にまつわる推測は、これだけでは終わらない。かねてから海外のゲームメディアでは、バンジーが制作中のゲームは既存のハードだけでなく、次世代ゲームマシンでも発売されると予想されており、GDCでバンジーが新作ゲームを発表するということは、GDCの前後でマイクロソフトやSCEから新ゲームハードの発表があるのでは!? という憶測が飛び交っているのだ。

 実際に新ゲームハードが発表されるかどうかはともかく、今年のGDCが例年以上に注目を集める場となっていることは間違いない。今年のGDCはアメリカのサンフランシスコで、現地時間の3月25日より開始される予定だ。

(参考サイト:GDC公式サイト