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2013年2月18日(月)

清楚な彼女は意外にあっちのテクも……!? エリザベスちゃんとのデートを満喫した『バイオショック インフィニット』プレイレポ【後編】

文:ゴロー

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■体験プレイでわかったことを総まとめ!

 今回の体験プレイは、初めて遭遇するMotorized Patriotとの戦いが始まる寸前という絶妙なタイミングで終了。せめて1戦交えたかったけど、3時間以上も遊ばせてもらっておいて贅沢は言えません。

『バイオショック インフィニット』
▲Motorized Patriotは、手動式のガトリングガンを乱射する殺戮ロボット。ジョージ・ワシントンに似せた顔が特徴です。

 ここからは、物語やシステム、ビガーの効果など、体験プレイを通じてわかったことや疑問に思ったことをまとめてお届けします。新ネタもあるので、ざっと目を通してみてください。ただし、あくまで開発中のロムからの情報ということで参考までに。

■基本システム
・十字キーの上を押すと物語を進めるための移動ルートが示される
・自ら落下してもリスクはない(飛び降りる前にいた地点に戻る)
・力尽きるとお金を消費して付近からリスタート

■コロンビア
・舞台設定は1912年のアメリカ
・住人のほとんどがカムストックを主導者として崇める
・住人のセリフからはエデンやソドムといった聖書に関連する単語が度々登場
・白人至上主義で人種差別がある世界だと示唆するネタがちらほら

■ブッカー
・酒とギャンブルに溺れる元探偵
・借金を帳消しにしてもらうためにエリザベス救出の依頼を受ける
・手の甲に謎の紋様が刻まれている(偽りの羊飼いの証)
・カムストックのことは知らないが、向こうはブッカーの素性を知っている

■エリザベス
・自分が何者でなぜ監視されていたかを知らない
・お金やアイテムを調達してブッカーをサポートする
・鍵の掛かった扉を開けてくれる
・特定の場面でティアを使う
・ティアで呼び出したものが複数ある場合、利用できるのはどれか1つ
・左手の小指が……?

■武器
・近接攻撃はスカイフックによるもの
・所持できる銃は2種類まで
・弾はそれぞれの銃で1種類
・デザインがどれも昔のアメリカ風
【入手した銃のタイプ】
ピストル、マシンガン、ショットガン、スナイパーライフル、ランチャー

■ビガー
・ソルトを一定量消費して使う(『バイオショック』のEVEに相当)
・能力ごとに消費するソルトの量が異なる
・入手時はレトロな感じの映像&BGMで効果が紹介される
【入手したビガーの種類と効果】
・ポゼッション
対象となる機械や人を一時的に味方につけて敵を攻撃させる。効果が切れた際は、機械は再び敵に戻り、人はその場で自害する。
・デビルズ・キス
対象を炎で燃やして持続的にダメージを与える。罠として床に設置することもできる。
・マーダー・オブ・クロウ
対象とその近辺にいる敵に殺人カラスの群れを襲わせて持続的にダメージを与える。罠として床に設置することもできる。
・バッキング・ブロンコ
対象とその近辺にいる敵を離れたまま空中に持ち上げて動きを制限する。

■ギア
・装備すると特殊能力が身につく
・帽子や服など装備できる部位が複数に分けられている

■アイテム&お金
・ライフやソルトを回復できるストック用のアイテムがない
・コーヒーやたばこといった飲食するアイテムは健在
・通貨はシルバ・ーイーグル
・金の延べ棒を取るとお金がたくさん手に入る

■探索
・鍵がかかった宝箱がある
・ボックスフォンと呼ばれる音声レコーダーから情報やヒントが聞ける
・自動販売機は、アイテムや弾薬の購入、 または武器やビガーのアップグレードができるものが用意されている

■スカイライン
・進行方向は自分で選べる
・ジャンプして別のレールに飛び移れる
・利用した状態で射撃ができる
・スカイラインストライクを繰り出せる(ぶらさがった状態から急降下してスカイフックで攻撃)

 基本的なシステムは、これまでとさほど変わっていません。目的地を教えてくれる機能が方向だけを示す矢印から移動ルートを示すものに変わっていた分、プレイしやすくなっています。コロンビアで見たモノや映像、そして音楽にしても所々にレトロな雰囲気が感じられましたし、効果音には聞いたことがあるものもいくつか。『バイオショック』らしさがいろいろなところに出ていました。

 今回は序盤までのプレイでしたが、それだけでも物語の壮大さを感じましたね。カムストックの演説は白人至上主義を民衆に投げかけるような内容が含まれており、有色人種が白人からヒドイ扱いを受けている現場を実際に目にすることもしばしば。

『バイオショック インフィニット』 『バイオショック インフィニット』
▲カムストックのやり方に反発する組織もあるようです。ブッカーにとって友好的な連中にはとても見えませんが。

 カムストックの思想の中には、“ソドム”や“偽りの羊飼い”といった聖書に関する単語が度々出てきます。この手の知識はないにひとしいのですが、気になって調べてみたところ、本作の物語や舞台がヨハネの黙示録やホピの予言と似ている部分も。人種差別問題や聖書が絡む物語なんて体験したことがないので非常に興味深いところです。

『バイオショック インフィニット』

 さらに、今作ではさまざまなシチュエーションで選択を迫られます。物語の展開を左右する分岐も含まれているので、1周クリアしただけでは事足りないでしょう。エリザベスが出したティアのどちらを利用するか、どの銃を持っていくかといったことも含めて、“選択”は1つの大きなテーマになっているかと。

『バイオショック インフィニット』 『バイオショック インフィニット』
▲広い場所ではマシンガン、狭い場所ではショットガンが役に立つのは分かってはいるのですが、先の構造がどうなっているか知らないので武器の選択には悩まされました。

 謎に関しても、依頼人の正体とか、なんでカムストックがブッカーを知っているのかとか、気になることだらけ。体験プレイが終わった後の質問タイムで聞いてみようとも思いましたが、どれも物語を進めれば分かることだし、そもそもお答えしてくれないでしょう。アッー! しまった「また来てもいいですか?」って聞いておけばよかったぜ、コンチクショウ!

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