2013年3月1日(金)
では最後に“プレインズウォーカー”を紹介するわよ。ちょっとびっくりしちゃうかも? |
これは、クリーチャー? でも数字が1個しかないな……。 | ||
この+とか-ってなんなんだろう……。 | ||
はいはい、驚いてくれたみたいで先生うれしいわ。じゃあ、順番に説明していきましょう。プレインズウォーカーは、あなた達以外のプレインズウォーカーをカード化したもので、言ってみればゲームで仲間になるキャラクターみたいな感じね。 | ||
それって、クリーチャーとは違うのか? | ||
プレインズウォーカーはクリーチャーではないので、パワーやタフネスを持たないし、相手のクリーチャーと戦闘することもできないわ。その代わり“忠誠カウンター”というものを使って、あなたを助けてくれるわ。 |
たとえばこの《群れの統率者、アジャニ》は最初“忠誠カウンター”というものを4つ(4ポイント)持って出てくるわ。 |
そして、自分のターンの間に1回だけ、カウンターを1つ増やす(+1)、3つ消費する(-3)、8つ消費する(-8)ことで、そのいずれかの能力を使うことができるわ。 | ||
えっ、ポイントを増やす能力もあんの? | ||
イエス。ただし、もちろんカウンターを増やす能力よりも消費する能力の方が強力だし、大きく消費する能力はさらに強力よ。カウンターを増やしつつ大技を狙っていくか、増やしたり消費したりを繰り返すかは、プレイヤーの選択次第になるわ。 | ||
ええっと、話を聞いているとエンチャントと似ている気がするんですが、他にも違うところがあるんですか? | ||
そうね、効果自体はエンチャントに近いものがあるわね。ただしプレインズウォーカーは、呪文や相手のクリーチャーによる攻撃でダメージを受けることがあり、その場合受けたダメージと同じ数の忠誠カウンターを減らすの。そして忠誠カウンターが0になると墓地に置かれるわ。 | ||
クリーチャーじゃないのに、ダメージを受けちゃうんですか? | ||
ええ。前回お話ししたようにプレインズウォーカーはとても強力な魔法使いなので、クリーチャーとして使役するのではなく、力を借りて一緒に戦うというイメージなのよね。クリーチャーよりもプレイヤーに近い存在で、だからクリーチャーではないけれど攻撃されたり、呪文でダメージを受けちゃうの。 | ||
なるほど! プレイヤーがもう1人、味方として参加してくれるような感じなんだな! | ||
そうね、そういうイメージでいいわよ。 | ||
いろんなカードがあるんですねぇ。 | ||
話してみると複雑だけど、実際はすごく直感的に遊べるようになっているから、プレイする時にはあまり迷わないだろうから安心してね。 | ||
はーい! むしろ、いろいろなカードを早く使いたくなってきたぜ! どんなカードがあるんだろうな~。 | ||
というわけで、今回は『MTG』に登場する、それぞれ個性を持った5つの色と、ゲームに使う7種類のカードについて解説しました。次回は、いよいよ“実際のゲームの進め方”についてお話ししていきますので、お楽しみに。それでは今回はここまでです。また次回、お会いしましょう。 | ||
またな! | ||
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記事内イラスト:うさ城まに
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