豪華キャストで贈る“初めて”の物語──閉ざされた謎の島が舞台の新生『トゥームレイダー』で若きララ・クロフトの才能が開花！

文：まさ

■極限の状況下で目覚めていくララのサバイバビリティ

　島はいくつのエリアに分かれており、エリアごとに拠点として利用できる“ベースキャンプ”が存在している。ベースキャンプでは、ララが持つ3つのスキルカテゴリ“サバイバー”、“ハンター”、“ファイター”に分けられたさまざまな能力をアップすることができる。“サバイバー”にはサバイバル技術を主とした能力が、“ハンター”には武器の取り扱いに関する能力が、“ファイター”には対人戦闘に特化した能力が含まれている。

▲一度訪れたベースキャンプには、他のエリアのベースキャンプから“ファストトラベル”で行き来することができる。（※写真は欧米版）

　また、ベースキャンプではマップ上にある“サルベージ”と呼ばれる素材を集めることで、ララが手に入れた武器や道具の能力をアップグレードすることもできる。例えば銃なら、威力や連射性能をアップしたり、追加の機能・用途を持たせたりと、多様なアップグレードが用意されている。

▲サルベージは、島の各所で拾う以外に、倒した敵の懐から手に入れることもできる。（※写真は欧米版）

■ララの身体能力と道具を生かした多彩なアクション

　シリーズおなじみのつかまりやよじ登りといったアクションはもちろんのこと、縦横無尽な島の地形を踏破するための新たなアクシンも多彩に用意されている。例えば、ピッケルを使ったアクション。単純に武器として使用したり、錆びついた扉をこじ開けるのに使ったりする他に、アップグレードすることで断崖絶壁を登ることもできるようになる。

▲遥か遠くに見える電波塔。さまざまなアクションを駆使して電波塔の頂上までたどり着いたララは、ここから救難信号の発信を試みる。

　また、道具を組み合わせて使うことも可能で、ロープをつないだ矢を弓で射れば、矢を当てた場所にロープを伝って移動することもできる。さらに、遠くにあるオブジェクトにロープをつないだ矢を当てて、ロープを引っ張って移動させたり、仕掛けを作動させたりといったこともでき、多彩なアクションに対するプレイヤーの発想力も求められる。

▲ロープをつないだ矢でロープの道を作り、遠く離れた場所へ移動。また、高い場所から低い場所へのロープ移動では、ピッケルを使いジップラインの要領で滑り降りることもできる。

■ララとともに島に訪れたエンデュランス号のクルーたち

　遺跡調査のため、エンデュランス号に乗り込んだクルーはララを含めて8人。船長のロスをはじめ、ベテランのクルーも多く、なんの心配もいらない航海になるはずだったが……。豪華な日本語吹き替えキャストで贈る、ララと仲間たちとのやりとりも本作の大きな見どころだ。

■ララ・クロフト（声：甲斐田裕子）
　最近大学を卒業したばかりの、21歳の若き考古学者。幼いころからロスの冒険譚を聞いて育ち、冒険者としての高い才能を秘めている。
■コンラッド・ロス（声：田中秀幸）
　エンデュランス号の船長。ララにとっては父親代わりであり、冒険者としてのよき師でもある。
■サマンサ（声：今井麻美）
　ララの大学時代の同級生で親友。エンデュランス号の航海をカメラに収めるべく同船している。
■ホイットマン（声：島田敏）
　考古学者であり、人類学者でもある研究者。今回の航海に出資している。
■グリム（声：龍田直樹）
　エンデュランス号の操舵手。人生の大半を船で過ごしてきた海の男。
■レイエス（声：沢海陽子）
　エンデュランス号の船舶整備士。一児の母。ロスとは旧知の間柄。
■アレックス（声：遠藤大智）
　エンデュランス号の船舶技術者。コンピュータサイエンティスト、いわゆるサイバーギーク。
■ジョナ（声：金光祥浩）
　エンデュランス号の専用シェフ。心優しき平和主義者。

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データ

関連サイト

• 『トゥームレイダー』公式サイト