2013年2月28日(木)
セガは、本日2月28日よりサービス開始となるPS Vita版『ファンタシースターオンライン2』の体験会を、秋葉原のヨドバシカメラマルチメディア Aliba 6F TVゲーム売り場にて開催した。
体験会は、本日発売の豪華7大特典を収録したスペシャルパッケージ版『ファンタシースターオンライン2』を記念したもの。当日は、6F TVゲーム売り場に試遊コーナーが設けられ、PS Vita版の感触を確かめようと多くの人が集まっていた。
▲会場には『ファンタシースターオンライン2』の酒井智史プロデューサーが来場。さらに、リリーパ族の姿も!? | ▲久々の再会だったのか、熱いハグを交わす酒井プロデューサーとリリーパ族。 |
また、本日はメディア向けに酒井プロデューサーへの囲み取材が行われた。ここからは酒井プロデューサーのコメントを掲載する。
――本日よりPS Vita版のサービス稼働ということで今の気持ちをお願いします。
2012年7月のサービス開始当初から“境界を超えるRPG”を視野に入れながらPS Vita版を開発してきたので、ようやくスタートラインに立てたという気持ちです。PS Vita版のユーザー層において新規で始めた方が65%を占めているので、ここから盛り上げていくようにさらに気を引き締めてがんばっていこうかと思います。
――パッケージ版や同梱版の売れ行きはどうでしょうか?
ダウンロードする人ばかりかと思っていたのですが、パッケージ版がほしいという方が意外と多くいらっしゃるみたいです。売り切れている店舗もあるようで、ビックリしています。同梱版の売れ行きも上々ですよ。
――同梱版の話が来た時はどう思いましたか?
ずっとやりたいと思っていたことなので非常にありがたかったです。『ファンタシースター』とアイス・シルバーは相性のよいカラーなので、とても満足しています。
――10:30からサービス開始してサーバーの調子はどうですか?
今のところ特に問題はありません。まだ3時間ほどしか経っていませんが、プレイヤー数はPS Vita版だけで5,000人をオーバーしていて、今日中には10,000人を超えるのではないかと。今ですとダウンロードしている人口のほうが多いので、サーバーよりもPlayStation Storeの負担のほうが大きいみたいですね(笑)。
――本日のアップデートで3G通信によるプレイも可能になりましたが、最終的には行けるという判断ですか?
それを判断する試金石としてクローズドベータを行なったところ、ユーザーの皆さんから高い評価が得られたので採用させていただきました。『ファンタシースターオンライン』の頃からアナログ通信でもやってきた実績はありますので。
――そう考えると『ファンタシースターオンライン2』は通信機能の使い方が最先端ですよね。
そうですね。持ち歩きながらオンラインゲームをプレイできるということで、もう1つ新しい時代がきたのかなと。
――アプリ版『ファンタシースターオンライン2 es』の現状はどうですか?
やっと動き出せたところなので、もうしばらくすると情報が出せるようになります。お待たせしてしまって申し訳ないという気持ちです。
――今後の展開についてお願いします。
3月30日にファンタシースターシリーズ25周年記念コンサートの“シンパシー2013”を開催します。そこで、新しい物販情報などを発表するつもりです。シリーズの生みの親でもある中裕司さんも登壇するのでお楽しみに。
アップデートに関しては、4月には新フィールド、5月には高難易度のクエストの配信を予定しています。やっぱりオンラインゲームというのは成長を続けていくものなので、今後も手を緩めずに10年を目指して継続していきたいです。
これからもRPGの未来を作っていくゲームになれるようがんばっていきますので、よろしくお願いします。
(C)SEGA
データ