2013年3月16日(土)
イエティから、3月28日に発売されるPSP用ソフト『リベリオンズ Secret Game 2nd stage(以下、リベリオンズ)』。本作に登場する14人のキャラクターを開発スタッフのコメントや貴重なラフ画とともに紹介する連載企画、その第5回をお届けする。
『リベリオンズ』は、2011年3月にWindows PC用ソフトとして発売された『シークレットゲーム CODE:Revise(以下、CODE:Revise)』のリメイク作。ディレクションに中澤工氏、シナリオにはチーム月島(月島総記氏、日向もやし氏、月島トラ氏)という『ルートダブル -Before Crime * After Days-』の制作陣が参加。原作スタッフも全面的に制作協力しており、最高の環境下で『CODE:Revise』を進化させている。
第5回は、城咲充と阿刀田初音をピックアップ! 原作スタッフの寺月恭一氏、はやかわ凛太氏、己即是空氏、『リベリオンズ』でディレクターを務める中澤工氏、シナリオを執筆するチーム月島のコメントや、貴重なラフ画もお届けするので、ぜひチェックしてほしい。
「あの……2人とも、言い争ってる場合じゃないんだけど……」
【プロフィール】
●CV:安藤宗二
●Birthday:4月11日
●Blood Type:A
●所属:貴志田学園
●プレイヤーナンバー:??
●クリア条件:??
●PDA特殊機能:??
よくも悪くも一般人の枠を出ない凡庸なプレイヤー。物事の考え方は至極まっとうで現実的だが逆境に弱く、一度タガが外れると自暴自棄になって周囲が見えなくなることも。強者にへりくだり、常に自己保身に走ろうとする臆病な性格。ネット上で都市伝説として語られる“ゲーム”の存在を事前に知っていたらしい。
初期設定では“弱い人間には威圧的で、強い人間にはこびへつらう小物。城咲なりに、ゲームに勝つためには強い人間と手を組むことだと考え、黒河についていく”という形でだいぶ嫌な性格のキャラだったのですが、だいぶマイルドになって、気弱キャラになっていますね。
しかししかし、今作ではそんな気弱キャラが!? 続きは本編で。
充のデザインですが、初めは普通の青年という容貌でキャラがつかめていませんでした。“気弱”という設定があったので、少しずつそういう雰囲気にシフトさせていった記憶があります。もやしっ子ですね。メガネもかけさせてよかったと思います。いろいろ試したこともあって、気に入っています。
プロフィールに記載された通り、“一般人の域を出ない凡庸なプレイヤー”。まさに一般人として、くせ者ぞろいのプレイヤーの中で、限りなく普通(という言葉が適切かどうかわかりませんが、他の13人と比較すればという意味で)な反応を見ることができます。
原作では完全に脇役でしたが、今作では“14人全員が主人公”ですので、当然、充にも重要な役割や活躍が用意されています。他は変わり者やスーパーマン・スーパーウーマン(フィジカル、あるいはメンタルな意味での)だらけのプレイヤーばかりですから、もっとも“等身大”な彼の成長と活躍は、今作の最大の見どころの1つだと個人的に思っています。
(C)FLAT/イエティ/Regista
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