2013年3月18日(月)
「何人か、見た覚えがある。ああ誰だったかしら。もうわからない」
詳細不明。小なりとはいえ国と形容できる集団を率いており、それを成立させているのが彼女の力であるらしい。
穢土に君臨する大天魔、夜都賀波岐の一柱。天魔の中で唯一の理性派と言ってもよく、その立ち位置が敵側であることは間違いないが、少なくとも問答無用の好戦性はない。穢土の内地に独自の国めいたものを持っており、そうした体制を取っているのも彼女1人。夜行、龍水、そして龍明に爾子・丁禮……彼ら御門の者に対し、何か因縁があるらしいが……。
【正田崇氏のコメント】
母は強し。母は怖し。とまあ、そういうところを体現するキャラですね。母は盲目……というのもありますが、まとめて龍明との対比目的で存在しています。
作中の流れ上、どうしても龍明が正義みたいな印象になってしまいますが、あっちはあっちでだいぶ極端だし紅葉の愛情もそれ自体が間違ってるわけではないので、どっちが正しいという見方は個人的にしていません。ただ『神咒神威神楽』の状況においては、そうならざるを得なかったってだけですね。過去、別の世界では龍明のノリが全否定されたこともあると、知っている人は知っているはずです。
ゆえに紅葉と龍明、この2人の張り合いについては、明確な正否や優劣を出したくないです。余談ですが、中の人たちまで私の勝ちだとかなんとか言っているんですが、いやおまえらまで争うなよと。
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