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2013年3月6日(水)

【ソードアート・トゥデイ】これは、キャラゲーであってもヌルゲーではない! オンラインゲーム初心者によるプレイレポ&アスナたちの新装備情報も

文:スズタクてけおん

 バンダイナムコゲームスから3月14日に発売されるPSP用ソフト『ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-』。その情報を毎週紹介する特集企画“ソードアート・トゥデイ”の第14回をお届けする。

 本作は、電撃文庫の小説シリーズ『ソードアート・オンライン(以下、SAO)』を題材にしたRPG。原作者・川原礫先生による監修のもと、小説やTVアニメで描かれなかったオリジナルエピソードが展開する。原作では75層で終了してしまった浮遊城《アインクラッド》編だが、ゲーム版では76層から100層攻略までの物語が描かれ、進め方によってはマルチエンディングにもなるという。

 特集第14回は、サンプルROMを遊んだライターのプレイレポートをお届けする。実際にプレイして判明した数々の要素も紹介するので、発売を待ち望むファンは要チェックだ。

■これは、キャラゲーであってもヌルゲーではない。……いや本当にマジで■

 どうも、コンニチワ! ヘッドマウントディスプレイを見て、「ついにナーヴギアが開発されたのか……。やるじゃんS●NY!」と勘違いしているスズタクです。さて、もう間もなく発売となる『ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-』ですが、皆さん予約は済ませたでしょうか? 限定版に付属する小冊子の制作には僕もさりげなくかかわっており、内容自体も魅力タップリに仕上がっていますので、購入するならぜひ限定版を!!

 露骨な宣伝を終えたところで、今回はプレイレポートを書いていきます。ですが、その前に注意事項を。僕は根っからのRPG好きですが、“オンラインRPGはまったくと言っていいほど遊んだことがありません”。あくまで小説の『SAO』が好きな、ごく平凡なゲーマーとしての視点でお送りしますのでよろしくお願いします。

『ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-』 『ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-』
▲ヒースクリフとの戦闘を美麗なムービーで描くところから始まる本作。これは、原作小説1巻のクライマックスシーンですね。……キリトさんの目がなかなか怖いです(笑)。

 最初に、本作を遊んでみた第一印象ですが、はっきり言ってかな~りガチなRPGです。ぶっちゃけ、ライトゲーマーにとっては敷居が高いかな? とも感じました。ただ、勘違いしてほしくないのですが、ゲーム自体はとてもおもしろいのです! 遊ぶ要素が盛りだくさんなので“初心者はどうしたらいいのか困惑しがち”といった印象です。

 そしてもう1つ覚えておいてほしいのが、本作はMMORPG(大人数参加型のオンラインRPG)のテイストが濃い作品であること。その系統が大好きな人に聞いたところ、「全体的な雰囲気や戦闘システムはMMORPGそのもの」という答えが返ってきました。なので、僕のようにオンラインRPGの経験がからっきしな方は、独特のノリに早く慣れるように、しっかりとチュートリアルをこなすことをオススメしておきます。

 本作を端的に表現するならば“『ソードアート・オンライン』という架空のMMORPGを家庭用ゲームで擬似的に再現した”ですかね。『ソードアート・オンライン』のオリジナルストーリーを気軽に堪能する……というのは難しいですが、『ソードアート・オンライン』が大好きな方ならきっと楽しめるでしょう。

『ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-』 『ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-』
▲MMORPGド素人なこともあって、最初は画面にあふれる文字情報を見ただけで混乱状態でした(笑)。街に移動してもプレイログが表示されるというのも、今までにない体験でしたね。

■原作を忠実に再現したゲームの流れ■

 ここからは、ゲームの流れを少し解説していきます。基本的には、以下のその1からその5を繰り返して100層クリアを目指すという仕組みになっていますね。

<その1:76層アークソフィアで準備をする>

 開始直後のヒースクリフとの戦闘を終えると、76層の街・アークソフィアにたどり着きます。ここでは装備品やアイテムを購入して冒険の準備が可能。また、パートナーのアスナがいる状態でイスに座るとデートっぽい会話なども楽しめましたよ。

『ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-』 『ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-』
▲武器・防具を買って旅の支度をするのはRPGの基本! 武器はさまざまな種類のものが最初から購入でき、僕は片手剣を2本買って二刀流スタイルにしました。ま、キリトさんといえばこれっしょ。

<その2:フィールドを冒険しながら“迷宮区”を目指す>

 街の外に出ると、広々としたフィールドへ。ここでは自由に探索をしながら、目的地である迷宮区を探すことに。もちろんフィールドにはエネミーがいて、近づくとシームレスでバトルが始まるので気は抜けません。また、NPCと一緒に戦ってレベル上げのお手伝いをすることも可能です。

『ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-』 『ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-』
▲時には洞窟の中を探索しながら迷宮区を目指すこともあります。NPCプレイヤーの成長を助けるかどうかは任意ですが、これが意外とボス戦で重要になったり……。

  →そして強力な敵がうごめく階層の深部へ……(2ページ目へ)

(C)川原 礫/アスキー・メディアワークス/SAO Project (C)2013 NBGI
※画面は開発中のもの。

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データ

▼『ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-』ダウンロード版
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PSP
■ジャンル:RPG
■発売日:2013年3月14日
■価格:6,280円(税込)

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