2013年3月21日(木)
バンダイナムコゲームスが5月16日に発売するPSP用ソフト『サモンナイト5』。本作の出演声優である川原慶久さん(ソウケン役)と本多真梨子さん(ペリエ役)へのインタビューをお届けする。
▲左はペリエ役の本多真梨子さん、右はソウケン役の川原慶久さん。 |
『サモンナイト5』は人気S・RPG『サモンナイト』シリーズの最新作で、今回の主人公は召喚師たちの総本山“異世界調停機構(ユクロス)”に所属する若き召喚師。ナンバリングタイトルを手掛けた都月景さんや飯塚武史さんなどが参加しており、ビジュアルがフル3Dに進化したり、イベントシーンにLive2Dが使われていたりと、さまざまな面でクオリティがアップしている。
今回のインタビューでは、『サモンナイト』シリーズへの思い入れや、演じたキャラクターに関する印象などをお聞きした。特に本多真梨子さんは『サモンナイト』シリーズの大ファンとのことで、その思い入れをたっぷりと語っていただいた。逆に、本作で初めてシリーズとの縁を持った川原慶久さんからは、また別の視点からシリーズの注目点をお聞きできたので、ぜひインタビューを読んでチェックしてほしい。
――まずは『サモンナイト』シリーズの思い出などについて教えてください。
川原:僕は『サモンナイト』シリーズにかかわらせてもらったのは今回が初めてで、まだシリーズをプレイもできていない状態なんですね。ですので、思い入れということならやっぱり本多さんに語り尽くしてもらうしかないかなと(笑)。
本多:最初からプレッシャーをかけてきますね(笑)。でも、『サモンナイト』にはとても強い思い入れがあるんです。と言うのも、私が初めて自分で買ったゲームが、PSの『サモンナイト』なんです。
当時はお小遣いが少なくて、ゲームショップで売っているのをずっと観ていたんですね。それでクリスマスまで待とうと決めていたんですけど、こっそり『サモンナイト』のパッケージを他のゲームの後ろに隠したりして、「どうか、まだ売り切れませんように!」って(笑)。
川原:そこまで『サモンナイト』が好きになった理由って?
本多:パッケージのイラストもそうですし、裏側のゲームのシステムの説明も見て、一気に一目ボレしちゃったんです。『サモンナイト』のイラストって、他のゲームにはない雰囲気があるじゃないですか。男の子向けのゲームが多い中、『サモンナイト』は女の子でも気になる柔らかい感じがして、気になったんだと思います。
▲シリーズならではの独特な世界観や物語を生み出す都月景さんと、魅力的なキャラクターを描く飯塚武史さんは、もちろん『サモンナイト5』にも参加。シリーズの音楽プロデューサーを務めてきた藤田千章さんなど、今回もおなじみの豪華スタッフが集結している。 |
――本多さんは『サモンナイト』シリーズをかなりやり込んでいるとのことですが、どんなプレイスタイルなんですか?
本多:何周もクリアしなおすというよりも、1周ごとに全力をかけてプレイするタイプです。じっくりとやれることをやり尽くしてから先に進んでいくので、クリアするまで80時間以上かけて遊ぶこともありますね。
――ガチで『サモンナイト』シリーズのファンなんですね! そんな『サモンナイト』の新作への出演が決まった時のお気持ちは?
本多:今もそうなんですけど、今ここにいるのが信じられないくらいです。「夢って叶うんだ」って、どこかのセリフのような思いがいっぱいです。
川原:本多さんは終始、ふわっふわでしたからね(笑)。今日も楽屋に入ってきた直後から、「よろしくお願いします(↑)」って声が上ずってるんですよ。以前に本多さんから『サモンナイト』シリーズが大好きだと聞いていたので、よかったねって話をしたら、「もう、おなかが痛いです」って(笑)。
本多:ニコ生で『サモンナイト5』の番組に出られるっていうので、うれしくて緊張しちゃって(笑)。キャラクターの設定資料も、今回ペリエの役が決まった時から毎日持ち歩いているんです。
(編集部注:このインタビューは、2月22日に行われた『サモンナイト5』のニコニコ生放送当日に収録しました)
川原:収録自体は昨年の秋ごろだったんですけど、それからずっと資料を離さないらしいんですよ(笑)。
本多:そのくらい『サモンナイト』が好きなんです(笑)。
川原:僕もゲームショップで『サモンナイト』シリーズを見かけることはあって、「このかわいい絵柄のゲームは何なんだろう」と気にはなっていたんです。友だちからは「『サモンナイト』はおもしろいのに、なんでやらないんだよ」と言われたりもしていました(笑)。
実際にシリーズにかかわらせていただくと、「なんでこんなにおもしろそうなゲームをプレイして来なかったんだろう」という思いが強くなりますね。『サモンナイト5』では『サモンナイト3』の主人公が登場するなど、過去作とのつながりも描かれているので、これを機会に過去作もプレイしてみたいなと思いました。
(編集部注:後日、川原さんのツイッターアカウント(@Canopus_072)にて、『サモンナイト3』を購入したことが証明写真付きでつぶやかれていました)
▲6年ぶりのナンバリングタイトルの新作となる『サモンナイト5』。過去作の時代から、かなり先の時代が描かれるという。 |
――前作となる『サモンナイト4』が発売されてから6年がたち、『サモンナイト5』は久々のナンバリングタイトルになりますが、シリーズが復活すると聞いた時の感想はいかがでしたか?
本多:とうとう来たかって! 「もう『サモンナイト』は出ないんじゃないかな」って友だちと話していた時期もあったんですけど、公式サイトで『サモンナイト5』が出るって発表された時に、「ほんとによかった~っ!」て、友だちとみんなで喜びました。
川原:ナンバリングタイトルって、ファンの皆さんからしたら期待が大きいじゃないですか。自分も周りから『サモンナイト5』への期待は耳にしていたので、実際に出演できると聞いた時は、そんな大きなタイトルにかかわることへのプレッシャーは感じましたね。
→それぞれが演じたキャラクターの見どころとは?(2ページ目へ)
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