2013年3月11日(月)
カプコンから配信中のPS3/Xbox 360用ダウンロードソフト『カプコン アーケード キャビネット ―レトロゲームコレクション―』と、昭和レトロな空間がコンセプトの居酒屋“駄菓子バー”とのコラボレーションを実施。その発表会が、東京にある水天宮駄菓子バーで行われた。
『カプコン アーケード キャビネット』は、1980年代にカプコンより発売されたアーケードタイトルをいくつかのパックにまとめて、さまざまな機能を追加して現代によみがえらせたPS3/Xbox 360用ダウンロードソフト。配信価格は無料で、『ブラックドラゴン』を楽しめる。以降のタイトルは、ソフトパック、または単体を購入することで遊べるようになる。
“駄菓子バー”は、レトロな雰囲気で駄菓子を食べられるバー。テーブルチャージとドリンクを注文することで、駄菓子が食べ放題となる。今回のコラボ企画では、都内に展開する“駄菓子バー”全店で『カプコン アーケード キャビネット』に収録されているタイトルをイメージしたメニューが販売される。コラボメニューを注文した人には特製のコースターやステッカーが贈られる。実施期間は3月12日~4月12日。
▲持ち帰りはできないが、店内では思い出の駄菓子を好きなだけ食べることができる“駄菓子バー”。子どものころに手の中の小銭とにらめっこしながら、必死で商品を選んだ記憶がよみがえりそうだ。 |
『カプコン アーケード キャビネット』を手掛けた片岡謙治プロデューサーは、“駄菓子バー”について「駄菓子がたくさんあって、ワクワクします」と感想を述べた。今回のコラボは、駄菓子とレトロゲームはどちらも触れた時に昔を思い出すということで実施を決めたとのこと。
“駄菓子バー”を運営するサービスマート取締役の小泉真史さんによると、このようなコラボは“駄菓子バー”として初の試みだという。レトロな雰囲気にあったメニューにするために、スタッフ全員が尽力したとのこと。小泉さんは最後に「皆さんに満足していただければ幸いです」とメッセージを送った。
▲片岡プロデューサー | ▲小泉さん |
以下で、コラボメニューについて紹介する。ドリンクはすべてアルコールとなっている。(記事中の価格はすべて税込)
『Powライス』(750円) | 『魔界村の騎士アーサー』(600円) | |
▲にんにくのきいたガーリックライスに、Powの赤い色をイメージしたトマトとチーズが乗っているメニュー。まわりには、ニンニク味の『ハートチップル』が添えられている。 | ▲アーサーの持つ槍をイメージしたメニュー。ホイルの中には、特製ホットドッグが入っている。敵を倒した後に出てくるカギを連想させるチョコがついてくる。 |
『いつかの太平洋』(650円) | 『闘いの挽歌』(650円) | |
▲『19』シリーズの舞台である南海をイメージしたカクテル。マリブをパイナップルジュースで割った爽やかな味。塩と一緒に味わうと、海の香りを楽しめそうだ。 | ▲カクテルの青は盾を、マドラーは剣をイメージしたカクテル。ライチベースをカルピスで割ることで、飲みやすい味に仕上がっていた。 |
『戦士の活力』(650円) | 『レッドアリーマー』(650円) | |
▲戦いに向かう兵士のために、強い酒になっているというこのカクテル。スピリタスというウォッカにエナジードリンクを足して味わう。最初は青だが、ドリンクを混ぜることで緑色に変化する。 | ▲ワインとトマトジュースをあわせたカクテル。2つのレモンは、レッドアリーマーの羽をイメージしているとのこと。 |
▲実際に『戦士の活力』の色が変わっていく様子。注文したユーザーが注ぎ、自分の手で変化させることができる。 |
▲ドリンクメニューを頼むとタイトルの解説付き特製コースターが、フードメニューを頼むとドット絵が目立つ特製ステッカーがそれぞれもらえる。 |
コラボは3月12日~4月12日の1カ月にわたって開催される。ノスタルジーな雰囲気に浸りたい人、昔懐かしい駄菓子屋の雰囲気を味わいたい人、そして『カプコン アーケード キャビネット』のファンは、足を運んでみては?
■『カプコン アーケード キャビネット』ד駄菓子バー”
【開催期間】2013年3月12日~4月12日
【実施店舗】駄菓子バー全店(恵比寿店、人形町店、池袋店、水天宮店)
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