2013年3月15日(金)
という感じで、笑ったり涙ぐんだり必死に対戦したりしながら、エンディングまで夢中で遊びました。あー、楽しかった! あえて欠点を挙げるとしたら、このゲームをプレイすると仕事をしたくなくなるところですかね。ずっーとこの世界に浸っていたくなって、とてもよくないです。
私は昭和50年代生まれで出身も名古屋なので、本作の舞台と重なるところはあまりありません。それでもプレイしながら懐かしいという気持ちで胸がいっぱいになりましたし、もう一度あの楽しかったころに戻りたいなんて考えました。きっと本作をプレイすると、歳を重ねてきた大人なら誰もが心に持っている“ふるさとの風景”が見えるからでしょう。
たった800円(税込)で、かつて宝箱のようにキラキラしていた少年時代の思い出が蘇るのなら、それはとても素敵なことだと思います。総プレイ時間は4時間前後。仕事や家事などで忙しい人も、家にいながらソフトをダウンロードして気軽に遊ぶことができます。クリア後の後日談が収録されている点も、プレイヤーの心をくすぐりますね。時間に追われながら日々生活しつつ、どこかで癒されたいと願っているあなたに、ぜひ遊んでいただきたい名作です。
最後にもう1つだけ。本作に川で泳ぐシステムが搭載されていたら、個人的に“神ゲー”と言ってよかったかも。まり蔵は、海だろうが川だろうがこの手のゲームで泳ぐのが大好きなのです! 魚のいるきれいな水の中をすいすいと泳げたら、すごく気持ちよさそうじゃないですか。レベルファイブさん、次回作でどうですかね?
(C)2013 LEVEL-5 Inc. (C)2013 Millennium Kitchen
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