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2013年3月18日(月)

“電撃文庫VSセガ”や“大電撃文庫展”など多彩な企画が告知された“電撃文庫20周年 大感謝プロジェクト”ステージの模様をお届け

文:電撃オンライン

 3月17日、東京の秋葉原UDXで開催された“電撃文庫 春の祭典 2013”において、ステージイベント“電撃文庫20周年 大感謝プロジェクト”が開催された。

 “電撃文庫 春の祭典 2013”の最後を飾ったこのステージには、うえむらちかさん、三澤紗千香さん、おかゆまさきさん、三木一馬電撃文庫副編集長といった“うぇぶらじ@電撃文庫”でおなじみの面々が登壇。今後、電撃文庫の創刊20周年を記念して開催される数々のイベントを紹介した。

“電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト”
▲左からうえむらちかさん、三澤紗千香さん、おかゆまさきさん、三木一馬副編集長。

 アスキー・メディアワークスは、4月から1年間を通して“電撃文庫創刊20th大感謝プロジェクト”を実施する。第1弾として実施されるのは、電撃文庫タイトルが原作のTVアニメの放映。『はたらく魔王さま!』、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』、『とある科学の超電磁砲(レールガン)S』の3タイトルが4月から放映開始となる他、7月には『ロウきゅーぶ! SS』の放映も開始する。それらに加えて新たに発表されたのが、『ストライク・ザ・ブラッド』と『ゴールデンタイム』のアニメ化だ。

“電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト” “電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト”
▲新規に発表された2作品は、描き下ろしキービジュアルもあわせて公開された。

 『ストライク・ザ・ブラッド』は、常夏のギガフロートで繰り広げられる学園アクションファンタジー。世界最強の吸血鬼の力を手に入れながら、平穏な日常を望む主人公の物語が描かれる。おかゆさんが中二力の強力さをいちファンの感想として述べると、三木副編集長が「だったらいけないんですか?」と一刀両断し、会場から拍手が沸き上がるという場面もあった。

 『ゴールデンタイム』は、『とらドラ!』シリーズの竹宮ゆゆこさんが描く、大学を舞台にしたラブコメ作品。おかゆさんいわく、“ラブコメの真髄を味わえる”作品とのことだ。三木副編集長は、一番の見どころを“カバー裏にある著者近影のプロフィール”と紹介。そこに記されている“残念ぶり”至高とのことだ。

 プロジェクトの第2弾は、1年間を通じて行われるプレゼントキャンペーン。電撃文庫はプレゼント企画を毎年実施しているが、今回は20周年記念としてさらにパワーアップ。春の特賞は、当月に刊行された電撃文庫がまとめて贈られる“著者直筆サイン入り電撃文庫1年分”(5名)。この特賞は、春だけでなく夏・秋・冬にもそれぞれ当選者が選ばれ、1年分の時期がずれるものの同じく“著者直筆サイン入り電撃文庫1年分”が贈られるとのこと。

“電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト”

 その他、春の大感謝賞として“著者直筆サイン入り額装複製原画”(10名)、春の20周年賞として“特性栞10枚セット”(1,000名)、春のWチャンス賞として“特製ノート(春バージョン)”(1,480名)が明かされた。

 プロジェクト第3弾は、“電撃文庫VSセガ”プロジェクト。この企画は、セガから電撃文庫にさまざまな挑戦状が送られてきて、電撃文庫が対抗していくというものらしい。

“電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト”

 その中の1つが、“セガ・ハード・ガールズ・ストーリー”。これは、PS Vita『サムライ&ドラゴンズ』で行われた“セガっ娘13 ~夢 叶えし機械(モノ)~”の流れをくむ企画。KEIさんがデザインしたセガの歴代ハードの擬人化をもとに、電撃文庫での小説化が行われる。

 小説を執筆するのは、『僕と彼女のゲーム戦争』の師走トオルさん。タイトルは『現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと』となっていて、4月10日発売の『電撃文庫MAGAZINE Vol.31』から企画告知がスタートする。

 その次が、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の高坂桐乃が“セガ宣伝隊長”になるというもの。桐乃がセガの商品を宣伝していくという企画で、うまく宣伝できない場合、桐乃がセガに取られてしまうとも語られた。

 その他にもまだ企画があるそうだが、本日は三木副編集長から“セガといえばなんの会社?”とほのめかされるだけにとどまった。詳細については、電撃文庫公式サイトで随時発表されるとのことだ。

 プロジェクト第4弾は、4月27日~5月6日にかけて都内の池袋サンシャインシティで開催される“電撃文庫創刊20周年記念 大電撃文庫展”。イベントでは、“名シーンコレクション”や“電撃文庫創刊20周年記念コスプレ編”、“電撃文庫創刊20周年記念旅行:水着編”といった展示企画が実施される。その他、カフェコーナーや体験コーナー、物販などさまざまな催しが予定されているので、電撃文庫ファンは必見だ。

“電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト” “電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト”

 明日3月18日からは、公式サイトにてサイン会の応募受付が開始される。サイン会が行われるタイトルは、以下の通り。各タイトルから、作家とイラストレーターがそれぞれ参加する。

■大電撃文庫展 サイン会概要
 4月28日『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』
 4月29日『ゴールデンタイム』
 5月3日『ロウきゅーぶ!』
 5月5日『はたらく魔王さま!』
 5月6日『ソードアート・オンライン』

 イベントのチケットは、本日3月17日から1,000円(税込)の通常前売り券と、各3,000円(税込)のサイン入りタペストリー限定グッズ付き前売り券(『ソードアート・オンライン』、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』、『ロウきゅーぶ!』の全3種)が発売されている。なお、タペストリーはイベント会場で引き換えとなる。

 第5弾として明かされたのは、ざっくりとした“いろいろやっちゃいます”。4月から、人気タイトルのグッズの発売や、電撃文庫公式サイトのリニューアル、『キノの旅』新作のウィークリー新聞連載が実施される。その他にも電子書籍や“電撃モバイルNEO”で企画が進行中とのことなので、今後の発表にも注目してほしい。

“電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト”

 これらの他には、『生贄のジレンマ』の実写化決定や、5月27日の新コミックスレーベル『電撃コミックスNEXT』発売が告知された。『生贄のジレンマ』は、閉鎖された学校を舞台に繰り広げられるソリッド・シチュエーション・スリラー。監督は金子修介さん、脚本は小林弘利さんが務める。『電撃コミックスNEXT』は電撃文庫のコミカライズを中心とするレーベルで、毎月10日と27日に発売される。

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 最後に三木副編集長は、本日の発表を“電撃文庫は4月から創刊20周年でアニメが盛りだくさんで大イベントや新企画とかスゴイことをいろいろやっていく1年間だからずっと要チェックだ”という1文にとりまとめた。この詳細は、電撃文庫の公式サイトをチェックしてほしい。

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▲三木副編集長が考案したという、「いつでも感謝」「頼れる読者」「電撃ありがとう文庫」という振り付きのキャッチフレーズ。今後もどこかで見る機会があるかもしれない。
“電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト”
▲全ステージの最後は、「おもしろいこと、これからも」というキャッチフレーズを全員で唱和して締めくくられた。今後の電撃文庫の躍進に期待してほしい。

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