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2013年3月21日(木)

『英雄伝説 閃の軌跡』から新たなキャラクターが公開――揺れ動く社会の中で衝突する若者たち

文:電撃オンライン

 日本ファルコムは、2013年発売予定のPS3/PS Vita用ソフト『英雄伝説 閃の軌跡』から、新たなキャラクターや舞台設定を公式サイトにて公開した。

『英雄伝説 閃の軌跡』

 『英雄伝説 閃の軌跡』は、同社が手掛ける人気RPG『軌跡』シリーズの最新作。『英雄伝説 空の軌跡』の世界・ゼムリア大陸で、同時代のエレボニア帝国を舞台に壮大なストーリーが描かれる。PS3/PS Vitaでの初のオリジナルタイトルとなる今作では、新たなプラットフォームの特性を生かし、グラフィックや演出、戦闘システムなどあらゆる面で劇的な進化を遂げている。

■キャラクター

●マキアス・レーグニッツ(17歳/使用武器:ショットガン)

『英雄伝説 閃の軌跡』 『英雄伝説 閃の軌跡』

 巨大な帝都を管理する、革新派のレーグニッツ帝都知事の息子。秀才タイプで、自分にも厳しければ他人にも厳しい性格をしている。入学試験では惜しくも首席を逃がし、特科クラス“VII組”の副委員長となる。

 旧態依然とした貴族制を公然と批判し、貴族生徒に対しても敵対的に振舞う。そのため、大貴族出身のユーシスとは初対面から事あるごとに対立し、結果的にクラスの雰囲気を悪化させてしまう。

「くっ、旧態依然とした貴族に負けてたまるか!」


●ユーシス・アルバレア(17歳/使用武器:騎士剣)

『英雄伝説 閃の軌跡』 『英雄伝説 閃の軌跡』

 “四大名門”の一つ、東部クロイツェン州を治めるアルバレア公爵家の次男。貴族らしい傲慢さをナチュラルに発揮し、どこまでも偉そうだが悪気はない。

 マキアスとの衝突では、貴族嫌いに凝り固まった彼の狭量さを余裕な態度であざ笑うため、火に油を注ぐことが多い。伝統的な宮廷剣術を兄から学んでいて、修練のかいもあってかなりの使い手。リィンの八葉一刀流やラウラの剣術にも興味を示し、手合わせすることもある。

「阿呆が──少しは己(おのれ)を省みるがいい。」


■地域

●近郊都市トリスタ

 帝都の東、大陸横断鉄道で20分ほどの位置にある近郊の町。歴史はあるが古めかしいほどではなく、居心地がいい雰囲気の街並みを持っている。北側には“トールズ士官学院”があるため、学生街としての機能も持っている。その他、導力ラジオ番組を放送する“トリスタ放送”の建物も存在する。

『英雄伝説 閃の軌跡』 『英雄伝説 閃の軌跡』
▲トリスタの街並み▲トリスタ駅
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▲ブックストア、ブティック、教会といった施設も揃っている。

■キーワード

●トリスタ放送

『英雄伝説 閃の軌跡』
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▲トリスタ放送局

 帝国時報社の元デスクとラインフォルト社の元技師が立ち上げた導力ラジオ放送局。帝国各地のパブやビアホールに導力ラジオを売りつける精力的な営業活動と、音楽番組・ニュース報道・スポーツ中継などの放送の結果、普及にこぎ付けてきた。

 しかし帝国時報社の訴えから、政府当局による“公共導力波の独占”の規制が行われ、貴族による圧力や帝国軍情報局のチェックなども始まりつつある。

●帝国時報社

『英雄伝説 閃の軌跡』

 エレボニアで100年以上の歴史を持っている伝統ある通信社。創刊当時から中産階級以上の層に読まれ、どちらかというとスノッブな内容で貴族階級に取り入っていた。しかし、近年の鉄血宰相による改革の肯定的な報道をはじめ、誌面方針に迷いが見られるようになっている。

 そういったジレンマに囚われずに勝手気ままな報道をしている“トリスタ放送”を腹立たしく思っているらしく、報道のあり方を巡って圧力を掛けることもある。

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