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2013年3月26日(火)

『機動戦士ガンダムオンライン』開発スタッフインタビュー! ガシャコン当選確率や宇宙マップの実装時期など今後の展開に迫る

文:ホンドゥ

 『機動戦士ガンダムオンライン』を楽しむ40万人を超えるプレイヤーの皆様、「わー、わー!」(歓声:地球連邦軍パイロット)。お久しぶりです、ホンドゥです。

 つい先週のアップデートで、“第2次新兵募集キャンペーン”が始まりましたね。今、『ガンダムオンライン』を始めて階級を上げれば、設計図などのアイテムがもらえるというオトクなキャンペーン。52対52という多人数での対戦が楽しめる『ガンダムオンライン』ワールドがさらに盛り上がりそうで、「さらにできるようになったな」とワクワクしています。

 毎週のように行われるアップデートにより、さまざまな調整が加わり常に新鮮なゲーム性を提供し続ける『ガンダムオンライン』。しかし、それがゆえに機体や武器の性能、マップなどの調整に意見があるプレイヤーも多いでしょう。

 今回は、これまで続けてきた特別企画を締めくくる最終話として、『機動戦士ガンダム 戦場の絆』のエースパイロット代表・カバパンが、『ガンダムオンライン』のプロデューサーである丸山和也氏と、運営の手綱をにぎる佐藤一哉氏を直撃します。かなりのプレイ数をこなしたカバパンの質問と、丸山氏が聞かせてくれた、これから先のアップデート予定は注目度バツグンなはず! それでは、『ガンダムオンライン』プレイヤーの諸君、括目してください!!

『機動戦士ガンダムオンライン』開発スタッフインタビュー
▲カバパン、バンダイナムコオンラインに立つ。

 ミノフスキー粒子(花粉)が吹き荒れる3月中旬、東京都品川区のバンダイナムコオンラインで『ガンダムオンライン』のインタビューが行われました。インタビュアーはライターのホンドゥと、『戦場の絆』のエースパイロット・カバパンの2人。

 対する『ガンダムオンライン』側のインタビュー回答者は、プロデューサーを務める丸山和也氏と運営企画を担う佐藤一哉氏のお2人です。

『機動戦士ガンダムオンライン』開発スタッフインタビュー 『機動戦士ガンダムオンライン』開発スタッフインタビュー 『機動戦士ガンダムオンライン』開発スタッフインタビュー
▲丸山和也氏……Xbox 360『ガンダム オペレーショントロイ』やPC『ガンダムネットワークオペレーション』シリーズなど、数々の『ガンダム』オンラインゲームの制作、運営を行ってきたゲームプロデューサー。▲佐藤一哉氏……運営企画として正式サービス直前よりプロジェクトに参加。今後のイベントやキャンペーンなどの運営企画を担っている。▲カバパン……『戦場の絆』で“格闘型MS”に乗せたら右に出るものはいないと言われた“格闘王”。現在は、『ガンダム』ゲームのトッププレイヤーとしてTVやインターネットなどのさまざまなメディアに出演している。

 リアルな『ガンダムオンライン』プレイヤーとしての質問と要望を繰り出す電撃オンラインインタビュアーに対し、開発スタッフを代表する2名はどう答えたのか? ここに真剣勝負にも似た2対2のインタビューが始まる――。(※インタビュー中は敬称略)

■“40万人”ものプレイヤーが参戦した『ガンダムオンライン』の状況

ホンドゥ:本日はよろしくお願いいたします。まず最初にお聞きしたいのですが、現在のプレイヤー数はどれぐらいなのでしょうか?

丸山和也(以下、丸山):総数としては40万人です。まだ、日々順調に伸びている状態ですね。

ホンドゥ:その総数のうち、地球連邦軍とジオン公国軍の人数バランスというのはどれぐらいでしょうか?

丸山:この間、プレイヤーアンケートを取らせていただいたのですが、実はほぼ同じぐらいでした。だいたい41対39という結果です。ただ、他の『ガンダム』ゲームではあまり見られないかもしれませんが、『ガンダムオンライン』は両軍で プレイしやすい作りになっています。そのため、残りの2割は両軍をプレイする方でした。

佐藤一哉(以下、佐藤):そうですね。数にしてみると、ジオン軍のプレイヤーがわずかに多かった程度で、固定層はそれほど変わりませんでした。

丸山:しかし、2割とはいえ、両軍をプレイする方がまとめて移動されると、ずいぶんな人数差になりますので、そこがマッチング時に待ち時間が生まれやすい原因になっています。

カバパン:『機動戦士ガンダム』のファンは年齢層が高めだという印象がありますが、今、プレイしている年齢層はどれぐらいなのでしょうか?

丸山:『ガンダムオンライン』は『機動戦士ガンダム』の一年戦争が舞台なので、一般的には年齢層が高めになるはずなのですが、予想に反して20代から40代まで幅広い年代のプレイヤーがプレイしていますね。

ホンドゥ:基本プレイ無料の作品ですが、主な売上はどの部分になるのでしょうか?

丸山:やはり一番ご購入いただいているのは“DXガシャコンチケット”ですね。モビルスーツ系のアイテム(特に新しい機体など)が入手できるということで、人気を集めていると思います。次は“マスターメカニックチケット”ですね。この2つが飛び抜けて人気を集めています。

ホンドゥ:個人的には、原作のBGMを戦闘中に流せるようになる“原作BGMセット”が気になります。ボクは原作好きだったので、迷わず購入しました。

『機動戦士ガンダムオンライン』開発スタッフインタビュー 『機動戦士ガンダムオンライン』開発スタッフインタビュー

丸山:こういったゲームでBGMを販売するのは珍しい試みだったのですが、こちらもおかげさまでご好評をいただいています。特に実際購入された方からは「懐かしい曲やいろいろな場面に合った曲があるので思っていた以上にコストパフォーマンスがあった」と言っていただいております。また、“ボタン1つでオススメ設定BGMを流せるプリセット”などの機能も検討していますし、まだまだ使い勝手をよくしようとしています。

佐藤:“原作BGMセット”の第2弾も販売予定ですので、ぜひともよろしくお願いします。

ホンドゥ:“『機動戦士ガンダムオンライン』プレミアムパッケージ(専用ザク・コントローラー同梱)”の売上はいかがでしょうか?

丸山:おかげさまでかなり順調です。PCでゲームをするのが初めてで、キーボードとマウスでの操作が苦手という『ガンダム』ファンの方もいらっしゃると考えて、発売させていただきました。特典として付いてくる機体設計図も、PCゲーム初心者の方でも扱いやすい機体を選んでいます。

ホンドゥ:ちなみに“ジム・コントローラー”など第2弾の発売予定はありますか?

丸山:やっぱり来ましたか(笑)。よくその話は出るんですけど、今のところはありません。

ホンドゥ:“ガンダム・コントローラー”もありませんか?

丸山:イベントでも古谷徹さん(※)に「なぜザクなんだ」と言われましたが、すいません、今のところはありません。

※……『機動戦士ガンダム』の主人公、アムロ・レイの声を務める声優。

→『ガンダムオンライン』プレイヤー必見! ガシャコンの当選確率は?

(C)創通・サンライズ

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データ

▼『機動戦士ガンダムオンライン』
■メーカー:バンダイナムコオンライン
■対応機種:PC(対応OS:Windows XP/Vista/7/8 ※XPは32bit版のみ)
■ジャンル:ACT(オンライン専用)
■正式サービス開始日:2012年12月25日
■プレイ料金:基本プレイ無料(アイテム課金)
▼『機動戦士ガンダムオンライン』プレミアムパッケージ
■メーカー:バンダイナムコオンライン
■対応機種:PC(対応OS:Windows XP/Vista/7/8 ※XPは32bit版のみ)
■ジャンル:ACT(オンライン専用)
■発売日:2013年2月28日
■希望小売価格:5,964円(税込)
 
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Amazon.co.jp

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